機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

先月のARENA 221201-221231(Ladder, Event, Limited)

年始から仕事は結構暇で、定時割れが頻発している状況なのにも関わらず月末の更新。

結局のところ週末に纏まった時間が取れないとブログ書く気に今はなれないからってのが原因ですかね。

まぁそもそもMtGに対するモチベーションが下がってるってのはあります。他のゲームに浮気してる訳でもないんですがね...

 

ラダー

『Recuring Evangel』で何故か15-4と大勝したこともあって大幅な勝ち越し。まぁ他は5割ちょうどなんですけども。

15勝のうち4勝は初心者っぽいデッキだったってのはありますけど、ちょっと勝ちすぎな印象があります。

 

『Corrupt Control』はまずこの動画を完コピしたデッキでした。

www.youtube.com

昔は『ネクロディスク』に5枚目以降の《生命吸収/Drain Life》として採用されていた《堕落/Corrupt》ですが、さすがに現スタンダードで活躍する事は無いだろうなぁと高を括ってたんで、それをガッツリ4枚採用してることに驚きを隠せませんでした。

なので、モノは試しにとあえてデッキを弄らずそのままの形でプレイ。

最初は3-4と負け越しましたが、慣れないデッキってのもあって致命的なミスで2回負けたんで、結構ポテンシャルのあるデッキだとは感じました。

どんくらい致命的だったかと言うと、《ザンダーの居室》置き忘れて《堕落》*2で18点とリーサル逃して、そのまま負けるというものでした(苦笑)

 

ただ、いくら相手の除去を無効化出来るとは言えノンクリーチャーだと勝ち筋があまりにも無さ過ぎるということで、《黙示録、シェオルドレッド》3枚入れて4-4。

その際《危難の道》1枚減らしたんですが、横並びのデッキが多いんでむしろ増やす目もアリかもしれないなぁとは感じました。

デッキ自体はそこそこ面白いんで、クエストに黒が絡む際には出番がありそうな手応えはありましたね。

 

RankMatch Total 25-14

 

ミッドウィーク・マジック

221207

Midweek Magic: Explorer

この週のミッドウィーク・マジックは『エクスプローラー』

Wug Heroicで3-5、Boros Heroicで2-0でした。

Wug Heroicは先行1回しか取れなかったというのもありますが、bot回しもせずプレイしたのも問題だったかもしれません。

《陽気な呪文盗み、アイヴィー》がいれば、自分のクリーチャーのみを対象に取る呪文を勝手にコピーできるため、《賢い光術師》《レオニンの光写し》《自身の誇示》をより効果的に運用できるんじゃね?と思ったんですが...

まぁこういうブン回りを前提とした発想だと、強いデッキにはならんですなぁ。どうしても単体だと弱い、って事になりがちなんで。

それ以上に2色足してやる事では無いってのはあるかもしれません。さすがに《陽気な呪文盗み、アイヴィー》と白を組み合わせるのは無理があったか。

ちなみに上の画像は《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart(WAR)》のタフネスデッキで、《逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive(DOM)》でアンブロッカブルにして《天界の神盾/Aegis of the Heavens(M19)》で強化されて無事死亡。

bot回しするにはそこそこ面白いんですけどねぇ。

 

3-5, 2-0 Midweek Magic: Explorer

 

221215

Midweek Magic: Into the Future

この週のミッドウィーク・マジックは『未来へ』

とは言っても直近3エキスパンションの限定構築ではなく、構築済みデッキ4つのうちの1つを選ぶ形式でした。

一応アルケミー範囲ですが、フツーにやればスタンダードと同じデッキ持ち込む人多数だと思われるので、ちょっとでもアルケミーに誘導したいという事ならこういう選択肢もアリなのかもしれません。

配布されたデッキは以下のとおり。

まずは青黒『チク、タク』

《時計技師、ルスコ》をキーカードとしたコントロールです。

4マナなのに本体3/3かつEtBで3マナの《真夜中の時計/Midnight Clock(ELD)》を出しつつ、さらにクリーチャー以外のスペルで1点ドレインというぶっ壊れカードです。

まぁやってる事は悠長なんで、結局のところ《黙示録、シェオルドレッド》がライバルになるんですけども。

明らかにこのデッキだけは完成されてる感ありますね。アルケミーのカードが他にも《断片整理》《マインド・スパイク》《ペンレゴン包囲戦》《孤独な終わり》《守秘義務》《秘術の伝道者、ゲイル》《見捨てられた交差路》と7種類採用されてますし。

赤黒緑の『再誕の怪物』リアニメイトデッキです。

切削か《ヴェールのリリアナ》でデカいクリーチャーを捨てて、釣り竿で釣ってくるんですけど、釣り竿少なくないですかね...?

まぁアルケミーに釣り竿が無いって所にも原因がありそうです。

白青『兵卒』兵士デッキ。

アルケミーのカードは《エルズペスの命令により》《毅然たる板金屋》《君は強盗にからまれた》の3枚。

《エルズペスの命令により》は割と注目されてましたが、手札に永久を付与する能力とウィニーは正直噛み合ってない感ありますね。他の2つの能力を交互に使う事になりそうで、だったら《婚礼の発表》で良くね?という気はします。

思ったより《毅然たる板金屋》が強かったですね。EtBと戦場に離れたときに「あなたが次にクリーチャー・呪文1つを唱えたとき、そのクリーチャーは追加で+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。」の恩恵を受けるんですが、蘇生持ちなので計4回恩恵を与えられるんですよね。

同じマナコストの《包囲の古参兵》がライバルですが、場に残って強い《包囲の古参兵》よりも、除去されてもしぶとい《毅然たる板金屋》の方が環境的には合ってる気がします。最近墓地対策カード減ってますし。

最後に、青赤『豊富なパワーストーン

パワーストーン絡めたランプですが、構築ではちょっと足りない印象ですね。

マナを伸ばすのに時間が掛かるため、どうしてもコントロール要素が必要となる辺りが課題のような気はします。

 

プレイするなら『兵卒』か『チク、タク』かなぁといった所でしたが、黒青のクエスト抱えてたので後者で。

3-0のストレートでした。1戦目は恐らくスリーブ見てこちらのデッキが『チク、タク』なので投了したのだと思われます。2戦目に掛かった時間見てもらっても分かるように、相手するには相当ダルいデッキですからね...

2戦目は好勝負でしたが、《真夜中の時計》で手札補充した所で勝負あった感ありました。

3-0 Midweek Magic: Into the Future

 

221221

Midweek Magic: Explorer

この週のミッドウィーク・マジックは『エクスプローラー』

報酬のカードスタイルは《ロック鳥狩り》でした。いやリミテッドでも使わないカードのスタイル貰っても...(苦笑)

無性にゾンビデッキがプレイしたくなったんで、急遽ゾンビデッキ組んでみたんですが、

分が悪いに決まってる赤単にしか当たらず1-2になった所で諦めて、いつものBoros Heroicで5-3。

ヒストリックやエクスプローラーとクエスト用にいくつかデッキ作ってても損はしないなぁとは思いました。

まぁゾンビデッキは解体ですけどね...

 

1-2, 5-3 Midweek Magic: Explorer

 

221228, 29

Midweek Magic: Happy Brawldays

この週のミッドウィーク・マジックは『ハッピー ブロールデイ』

何がハッピーなのかよく分からんですが、まぁメリークリスマス的な奴なんでしょう。スタンダードブロールです。

 

手始めに組んだのが《陽気な呪文盗み、アイヴィー》を統率者にしたデッキ。

軽量クリーチャーと自分がコントロールするクリーチャーを対象にするスペルを適当に突っ込んだデッキです。 Ivy Heroicの反省から青緑に絞ったつもりでしたが、そもそも青緑しか使えないじゃない(苦笑)

青緑のHeroicだと、どうしてもクリーチャー減らしつつスペルでクリーチャーを守る戦いを強いられますが、統率者だとまぁ1回くらい除去されても大丈夫じゃね?な安心感はありますね。ギミック盛り盛りなんでプレイしても楽しかったです。

折角なんで黒のクエストも消化しようと組んだのがこちら。

《ネファリアのグール呼び、ジャダー》を統率者にしたデッキです。

《滅びし者の勇者》《病的な日和見主義者》《人体改造機の冠》など、相性の良いクリーチャーを引いて除去されなければ宇宙でしたね。

お相手の統率者が《ヴェールのリリアナ》だった時に速攻で投了されたのはちょっと笑いましたw さすがに相性がねー。

 

翌日に青のクエストが出てきたんで、折角だからと青で組んでみる。

《ラト=ナムの創設者、ドラフナ》を統率者にしたデッキです。

...というか統率者全部2マナだなw

《マイトストーンとウィークストーン》をコピーしたりと、回ればやりたい放題できる楽しいデッキでした。まぁ上の画像でコピーしてるのは《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》の効果なんですけども。

成績はこんな感じでした。

翌月に《ジャダー》デッキでスタンダードブロールに突っ込んだら《策謀の予見者、ラフィーン》デッキに完膚なきまでにぬっ殺されたんで、どれも強くはないんじゃないかな?

というかスタンダードブロールでフツーにマッチングする事に驚きました。アルケミーの方が遥かに過疎ってる印象でしたね。

 

3-1, 3-2, 3-4 Midweek Magic: Happy Brawldays

 

リミテッド

221219

Premium Draft: Brother's War(Alchemy)

リミテッドは1回だけやって4-3でした。

初手に《空輸する従軍牧師》取りましたが、これだけアレなラインナップならレアピックした方が良かった気もしますね。

結局ボムレアを引くこともなく、白単で組むことに。うん弱い(苦笑)

できて3勝だろうなぁと思ってましたが

1回盤面ボロ負けだけど《石臼/Millstone》で勝ちを拾ったりで何とか勝ち越し。

飛行クリーチャーがちょっとでも通らないと停滞しますし、結構切削カードがあるんで1試合はこういう感じになりますなぁ。今回はお相手《トカシアの歓待》で引きまくってたというのはありますが、正直地味な環境だと思います。

というか、アルケミーのカードがほとんど出てこなかったんで意味あったんだろうか説。

 

4-3 Premium Draft: Brother's War(Alchemy)

 

余談

スタンダードブロールのデッキで《ラト=ナムの創設者、ドラフナ》《熟練の魔術師、ハーキル》を使いましたが、ぶっちゃけドラフナもハーキルも超マイナーキャラだったと思うんですよ。まだハーキルは自身の名を冠したカードが《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall(ATQ)》というぶっ壊れカードだった上に再録も何度かされてるんで、覚えてる人もいるでしょうけども。

対してドラフナの名を冠したカードは《Drafna's Restoration(ATQ)》

日本語名が無いことからも分かるように、1度も再録されたことのないカードです。まぁぶっちゃけほぼ使われた事ないとは思うんですけど、個人的には結構思い入れのあるカードでして。

Drafna's Restoration (青)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にある望む枚数のアーティファクト・カードを対象とし、それらをそのプレイヤーのライブラリーの一番上に望む順番で置く。

1マナと軽いのは魅力ですが、墓地にアーティファクトが落ちてないと意味が無く、実質手札が1枚減るといったように、ほぼ使い所がないカードです。

 

ただ、このカード昔ちょっとだけ使ってました。『Microprose版Magic the Gatheringで。

どんなゲームかは低音さんの動画があるんでそちらを参考に。

www.youtube.com

このゲーム、ほとんどのカードはランダムで出てくるショップで買えたりするんですが、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/a_flashgun/20111218/20111218002006.jpg

パワー9は各ダンジョンで1枚づつ、Microprose版オリジナルのカードは敵から奪うしか方法が無いんですね。デッキには各3枚、とあるアイテムを入手すれば4枚まで入れられるんで、4枚揃えようとすると敵から奪う必要がありました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/a_flashgun/20120902/20120902111613.jpg

そこで登場するのが、《Demonic Attorney(3ED)》

こういうデッキで使ってました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/a_flashgun/20120915/20120915160333.jpg

Demonic Attorney (1)(黒)(黒)
ソーサリー
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前にDemonic Attorneyをあなたのデッキから取り除く。
各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを1枚アンティにする。

《石臼/Millstone(ATQ)》や《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(3ED)》で墓地に行ったアーティファクトなら、《Drafna's Restoration》でデッキトップに戻して《Demonic Attorney(3ED)》を打てば、そのカードをアンティに加えることができ、あとは敵を倒せば無事入手となります。

 

と、ドラフナと聞いて懐かしいなーと思っただけの話でした。オチなし。