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Direct Play: tska1234
この日は年末という事もあって、久々の金曜日休み。
下手したら出勤する可能性もあったんですがね...
折角なので、普段は仕事中で参加出来ないライブ配信にて対戦してきました。
と言っても前回から半年ぶりという訳でもなく、土曜日に配信してた時に2回参加してたんですけども。
2022-09-10のトスカさん (@tska1234mtg) の配信で使用したEternalBonsaiShotです。サッパリでした。
— GRGR (@GRGR_) 2022年9月11日
普段の配信時間は仕事中なのでリベンジだれかお願いします。コンボデッキ披露会じやないと厳しそう。#MTG視聴者対戦会 pic.twitter.com/hCztWLgs6S
そのうち1回は《陽気な呪文盗み、アイヴィー》出して《下支え》構えてたら《巨竜戦争》で除去されて、その後クリーチャー引かずに死亡、というお寒い対戦でした。
もう1回はスタンダード職工(コモン/アンコモン限定)構築で、ネタが被った上にキーカードを速攻除去されて回らず死亡と、やはりお寒い対戦でした。
現状スタンダードにはオリジナルなデッキが無いので、できればアルケミーでやって欲しいなぁと思ってたら
▼今夜のルール『虎構築』▼
①MTGアリーナで構築する際のフォーマット:
ヒストリック②追加ルール:
・デッキには、次のⅰ)かⅱ)に該当するカードを合計16枚以上入れなくてはいけません。
ⅰ)クリーチャータイプ欄に「猫」と書かれているクリーチャーカード(「多相」クリーチャーは含まれません)
ⅱ)日本語名をひらがなで表記したとき、「とら」が含まれるクリーチャーカード③備考:
・対戦相手となる配信主はこの縛りとは異なった縛りで作られたデッキを使用します(予定)
とのこと。いやまぁスタンダードよりはマシだけど...
急いで組まないと間に合わないのは同じですし、正直「これ、デッキ組めるの?」というのが最初の印象でした。
結果的にネタは被らずに済みましたが。
というか、念のため組んだデッキ3つとも被らなかったのは意外でした。
対戦自体は見返すと殴らなくてもいい《ゆすり屋のボス》で何度も殴ってライフレース厳しくしたりとガバガバのプレイングで、見返すとちょっと恥ずかしい(苦笑)
デッキリストはこんな感じ。
《舞台座一家のお祭り騒ぎ》で猫を水増しし、頭数が足らない時は《英雄たちの送り火》で《誇り高き君主》《レオニンの戦導者》《離れられない二匹、リンとセリ》を引っ張ってきてさらに水増し。
頭数が足りた場合は《宴の結節点、ジェトミア》をはじめとしたロードで全体強化をします。
一番最初のリストはこんな感じ。
相棒と左三列が変更のなかったカード、一番右が枚数を1枚増やしたカード、右から2,3番目が1枚減らしたカードです。《低木林地》だけは4枚とも削りました。
思ったより変更無いなぁ。滅茶苦茶調整に時間掛かったんですけども。
猫デッキと言われて真っ先に思いついたのは魔技デッキでしたが、2番目に思いついたのが部族デッキに《英雄たちの送り火》を足すデッキでした。
スタンダードではEtB効果を持つクリーチャーがクレリックに多かったため、ほぼクレリック専用カードのような存在になってましたけど、実はゾンビデッキでも《英雄たちの送り火》は割と有用で、《ネファリアのグール呼び、ジャダー》で出てきた腐乱トークンを《滅びし者の勇者》へ、《よろめく怪異》を《縫込み刃のスカーブ》へと変換するムーブが割と強力でした。(デッキが強いとは言ってない)
速度が落ちるのでほぼやらないと思いますが、ゴブリンに混ぜても面白い動きをしたりします。
残念ながら猫で有用なEtB持ってるクリーチャーはあまりいませんが、死亡時誘発するクリーチャーと不朽を持つ猫はいるので、サクる手段としては有用ですし、何と言っても《夢の巣のルールス》でサクったクリーチャーを再利用出来るのが強みですね。ロードは選択肢があるほどにはいるので、クリーチャーが並べやすい利点と噛み合っています。
そして、最終的にはコンボパーツの1つにまで昇格した《舞台座一家のお祭り騒ぎ》。
ナーフ喰らったものの、その内容が「マナコストが1RGからRRGに」という、大差ない謎変更だったアルケミーの強カードです。
このカードをリストで見たときに「《英雄たちの送り火》が落ちてなければなー」という印象を持ってたので、とりあえず試してみたいと最初はピン挿しでの採用でした。
ただまー、ナーフ喰らっただけのことはあって、回るとえらい強かったですね。
実戦でもお見せする事ができましたが、猫クリーチャーに+2/+1修正を与える《群れの王》を出しつつ、《舞台座一家のお祭り騒ぎ》で出てきた《ゆすり屋のボス》をサクって2体目の《群れの王》を引っ張ってきて、一気に+4/+2修正するムーブは強力でした。
最終的にはこの形に落ち着きましたが、キーカードであるものの場に2枚あってもダブつきがちな《英雄たちの送り火》を3枚にしたのは正解だったものの、他にキーカードと呼べる《舞台座一家のお祭り騒ぎ》《夢の巣のルールス》《宴の結節点、ジェトミア》は2枚引いても微妙だとは言え1枚増やすべきだったかもしれません。
また、実戦では《領界渡り》を引っ張ってきましたが、《宴の結節点、ジェトミア》を引っ張ってくるための中継ぎとして《気前のいい野良猫》を1枚採用した方が良かったかもしれません。
ちなみに《スカルドの決戦》は息切れ防止用に入ってましたが、《告別》はPW対策にと1枚だけ入ってた非猫クリーチャー《探索する獣》を、対戦するデッキにPWがいないんで急遽差し替えました。ええズルしましたともw
ただ、対戦申請が遅れたのはコレが理由ではなく、再調整での対戦方法が分からなかったのが原因でした。結局分からなかったんで再調整でやりませんでしたけども。
あと、余談ですが。
対戦最後の方でアーティファクト1つしか破壊しなかったのはクリックミスでも何でもなく、《猫の君主》の能力が
あなたがコントロールしている猫1体以上がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールしている、アーティファクトかエンチャント最大1つを対象とし、それを破壊する。
なので、通常では戦闘毎に1つしかアーティファクトかエンチャントを破壊できません。スタックに効果が1つしか乗らなかったのもそのためです。(二段攻撃のダメージが両方本体に通れば、もう一つ破壊できます)
そもそもトスカさん2マナ残してたんで、手がかりトークンをその前でもスタックに乗ってからでも使うことができたんですけどね。
何にせよ、久々にトスカさんと対戦できて、その上ユニークなムーブも見せることが出来て大満足でした。
1-0 Direct Play: tska1234
蛇足
せっかくなんで予備のデッキも紹介。各デッキとも調整に3時間くらい掛かったんで、単にお蔵入りさせるのも勿体ないかなと。
職工の時に被りまくったんで念のため3つ作ってましたが、蓋を開けてみればどれも被ってませんでしたね(苦笑)
他の方はライフゲインと変容でいつくか被ってましたけど、それ以外はバラバラ。
ライフゲイン軸は自分でプレイするには楽しいけど、対戦動画として組むには目新しさが無さそうなこと。変容は除去に弱そうなのとルール自体よく分かってないので避けました。呪禁変容デッキ見た時にはなるほどなぁと思いましたね。(元々あるアーキタイプらしいですが)
最初に組んだのは『Cat MageCraft』
英雄的な《群れの英雄》と、魔技の《レオニンの光写し》が猫なんで、魔技デッキは十分組めるだろうと。
最初はスペルと相性の良い《ディスプレイサーの子猫》も入れてたんですが、スペルとは相性良くても肝心のブリンクするメリットを活かせそうにないので白単に。インスタントなら除去を躱せるってだけで有用なんですけども。
1マナの猫と《クラリオンのスピリット》《急報》で頭数を増やして《群れの英雄》《レオニンの光写し》で爆発的な攻撃力で決める強さはあったんですが、どうやっても魔技デッキの劣化版でしかなく、猫を活かしたデッキでもないという事でお蔵入りに。
トスカさんが魔技デッキはお嫌いというのも理由の一つでした。
3番目に組んだのは『Landfall Cats』
猫の上陸クリーチャーが《うろつくフェリダー》《縄張り待ちの大鎌猫》と2種類いる上に、墓地から土地を引っ張ってこれる《ウインドグレイスの魂》が猫なので、これを活かそうとしたデッキです。
それぞれ3-4マナとコストが重いので、版図クリーチャーの《ニショーバの喧嘩屋》も採用。最終的には《フェリダーの撤退》の猫トークンで圧殺します。
このデッキ色々問題ありますが、まずは《うろつくフェリダー》が全然要らないことですね(苦笑)
《縄張り待ちの大鎌猫》はまだ3マナなんでマシですが、4マナだと《フェリダーの撤退》と思いっきり被りますし。《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》か《鎌豹/Scythe Leopard(BFZ)》がいれば、そっちを採用したんですけども。
そして最大の問題は、猫クリーチャー関係なく《フェリダーの撤退》だけで勝てるというか、それしか勝ち手段が無いことですね(苦笑)
たまに《世界を彫る者、ファイラス》がエンドカードになりますけど。
じゃぁ他の上陸で勝ち手段を入れればいいじゃんと《硬鎧の大群》を入れてみましたが、そもそも猫でない勝ち手段ってどうなの?って以上に
《見事な再生》+ファミリーランドだと制御が利かず、《硬鎧の大群》だと簡単にリミットオーバーするので抜きました。
そこそこ派手な動きはするんですが、そもそも《フェリダーの撤退》ってトスカさんが散々使ってたので新味にも乏しいかなぁと。懐かしがるほど昔のカードでもありませんし。
以上、蛇足でした。