正月/GW/盆と年3回開催されるたまやん会ですが、去年の正月以降は仕事が急遽入ったり、俺だけ仕事の日に開催されたりで約1年ぶりの参加。
しかも今回は1/9開催予定だったのがリーダーのたまやんが前々日に風邪を引いての延期で29日に順延となりました。
waanが15時からの参加にはなったものの、1/9のままだとジャイも病気で参加出来なかったんで、結果オーライって感じでしょうか。
メンバーは
たまやん:リーダー。会場も提供。
kip, waan:たまやんの高校の同級生。
ジャイ:kipの大学の後輩。
tom:俺の大学の後輩。
GRGR:予備校時代にwaanとゲーセンで知り合いに。
といった繋がりとなっています。
会場付近のセブンイレブンに寄ったらジャイがいたので、揃って会場入り。
Kamigawa Draft
一応発売当日に買ったんですけどねw
初手が《大牙勢団の総長、脂牙》くらいしか無かったのでとりあえず白黒を目指し、こんな感じのデッキに。
蛾乗りの巡回兵/Mothrider Patrol
有能な整備士/Hotshot Mechanic
大牙勢団の襲撃/Okiba Reckoner Raid - 鼠の特攻隊長/Nezumi Road Captain
神憑く相棒/Spirited Companion 2
ヒルの篭手/Leech Gauntlet
無孤勢団の霊裂機/Mukotai Soulripper
払拭の斬撃/Banishing Slash
勢団の取り引き/Reckoner's Bargain
大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss
探照灯の相棒/Searchlight Companion 2
皇国の修復機/Imperial Recovery Unit
仲裁者の拘束/Intercessor's Arrest
勢団の揺さぶり/Reckoner Shakedown
夜の長い陰/The Long Reach of Night - 夜陰の意図/Animus of Night's Reach 2
神河の魂、香醍/Kyodai, Soul of Kamigawa
ねじれた抱擁/Twisted Embrace
蛾との親睦/Befriending the Moths - 皇国の蛾/Imperial Moth
報復招来/Invoke Justice
精霊の姉の召集/Spirit-Sister's Call
皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
メカ格納庫/Mech Hangar
平地/Plains 8
沼/Swamp 8
...文字だと分かりにくいなぁ(苦笑)
という事でArenaで組んでみました。
色の合う除去は最優先で取ったんで、《皇国の地、永岩城》含めて4枚は及第点。飛行の数だけなら5体とそこそこいますが、3体は1/1かつ1体は基本的にタッパー目的なんで、どうやって攻撃を通すの?って辺りが今見るとアレな感じ。
今考えれば《雷鋼の巨像》1枚くらいピックすりゃ良かったかなぁと。
でまぁプレイして思ったこと。
機体YOEEEEEE!
他のクリーチャーより多少P/Tは高いものの、結局2体ブロックされての1対1交換になる場合が多くてほとんど殴れませんでしたね。《皇国の修復機》なら墓地から2マナ以下のカード戻せばアドバンテージ得られると見込んでいたんですが、そういう時に限って墓地に何も無いんですよねぇ...
そして、《夜の長い陰》TUEEEEEE!
I章II章でアドバンテージを得て、クリーチャー化するとタフネス4くらいまでとは相打ちになってくれる。相手に選択権があり、II章はたいてい土地が捨てられたりするんですけども。
と言うか、《夜の長い陰》ってアンコモン以下だと一番のボムと言っていいカードなんですね。なるほど納得。
他にも《神河の魂、香醍》の破壊不能付与で何とかロングゲームに持ち込めたり、《ヒルの篭手》を破壊不能クリーチャーに付けて耐え忍ぶ時間を稼いでくれたりしました。
そして決め手となったのは《精霊の姉の召集》
割とジョニー専用おもちゃ的なカードですが、さすがにこの環境だとぶっ壊れですね。
《ねじれた抱擁》サクって《神憑く相棒》戻して1ドロー。次のターンに《神憑く相棒》サクって《ねじれた抱擁》引っ張ってきてクリーチャー除去、とかやりたい放題。
ちゃんとルール把握してれば、英雄譚を2回以上使いまわせてたんですがね。
また永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjoのような同セットに収録されているクリーチャーになる英雄譚は、3章の能力で自身を追放し新たなオブジェクトとして戻ってくるため、クリーチャーとなった後に除去されたとしても精霊の姉の召集の効果で追放されることはなくなる。もちろん非クリーチャーのときに除去されば追放される。
時間の関係上Kipとは対戦できませんでしたが、3-0できました。
まぁtomとの対戦はこっちがマリガンしたものの、tomがダブルマリガンだったから勝てたってのはありますがね。《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker - キキジキの鏡像/Reflection of Kiki-Jiki》引いてたし。
3-0 Kamigawa Draft
Cube Emperor
1500過ぎにwaanが来たので、お待ちかねのキューブドラフト皇帝戦。
適当に放り込んだカード群から5枚の束を9セット作り、自分が作ったセット以外から3セット取って15枚にしてのドラフトを3回行います。(積み込み防止のため)
たまやん会の主なルールは
両面カード、プレインズウォーカーは不採用
影響範囲は皇帝/将軍共に2
クリーチャー配置ルールは、コントローラーを変更せずに行う。
(影響範囲の変更は行う)
マリガンの代わりに初手7枚から好きな枚数ボトムに戻し、同じ枚数を引く。
その他のルールはマナバーンと伝説ルールを除き、5版時点のルールで行う
(ダメージはスタックに乗る。クリーチャータイプ等の変更は無視する、等)
でやっとります。年に3回しかマジックしない面子が3人いるため、逐一ルール変更をアップデートするのが面倒だからです。(というかそんな時間などない!)
PW不採用なのは、昔のカードでPWを除去できるカードがほとんどなく、それだけで勝つ場合が往々にしてあったからです。
両面カード不採用なのはスリーブ使用していないため。
マリガンのルールがかなり甘めなのは、貴重な時間を土地事故で失うのを防ぐためです。何せたった年3回、1回につき6時間前後しかありませんし。
今回は比較的新しめのカードを晴れる屋のシングルで買ってきたんで、自分のセットは全て買ってきたカードにしてドラフト。
この面子がMtGやってた時期は概ねVIS-USGなんで(こんな事書くと年がバレますが)、クリーチャー以外は今より強力なものが多い...例えば4版だと《剣を鍬に/Swords to Plowshares》《対抗呪文/Counterspell》《恐怖/Terror》《稲妻/Lightning Bolt》といったインスタントや、《土地税/Land Tax》《支配魔法/Control Magic》《動く死体/Animate Dead》《森の知恵/Sylvan Library》といったエンチャント、《黒の万力/Black Vise》《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》《吠えたける鉱山/Howling Mine》など、ほぼアリーナでは禁止か強すぎて採用されてないカードばかりです。
いやいや《吠えたける鉱山/Howling Mine》はあるじゃん強くもないじゃんと仰るかもしれませんが、理由は後述。
ただ、逆にクリーチャーの質は正直今の方が高く、恐らく4版のクリーチャーが令和の時代に再録されても、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《極楽鳥/Birds of Paradise》は別にして、他に採用されうるのは《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》《ボール・ライトニング/Ball Lightning》くらいじゃないかと思います。
白のSparkyがフィニッシャーにしている《セラの天使/Serra Angel》は現状見向きもされていませんが、かつて《セラの天使》や《アーナム・ジン/Erhnam Djinn(ARN》を出して《ハルマゲドン/Armageddon》を打つデッキがTier級の強さだった事さえありました。
でまぁ、この環境の特徴として
全体除去が使いづらい
全員にメリットがあるカードは、より恩恵が得られやすい
各対戦相手にデメリットがあるカードが強い
土地破壊が強い
というのが挙げられます。
通常の皇帝戦は「影響範囲は皇帝が2、将軍が1」で、かつ「クリーチャー配置ルール」
全てのクリーチャーは「(T):チームメイト1人を対象とする。そのプレイヤーはこのクリーチャーのコントロールを得る。この能力はソーサリーが唱えられるときにのみ起動できる。」という能力を持つ。
となっています。すなわち、将軍が《神の怒り》を唱えても、もう一方の戦線には全く影響しません。
しかしたまやん会のルールでは味方の将軍を巻き込みつつ反対側の敵将軍は影響を受けないため、かなり使いづらくなっています。
逆に《吠えたける鉱山/Howling Mine》のようなカードは反対側のプレイヤーのみ影響を与えないため、メリットとなります。
《古牙の信奉者/Elderfang Disciple(KDH)》《リリアナの勝利/Liliana's Triumph(WAR)》《魂の粉砕/Soul Shatter(ZNR)》といったカードや、たまやん会で使うカードにはありませんが「強請」の効果は通常の倍となります。
土地破壊が強いのは、対象に取れる二人のうちどちらかが事故気味でも効果覿面となるからです。かと言って《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle(USG)》《Thawing Glaciers(ALL)》《ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold(STH)》のような強力な土地が入っている以上、《略奪/Pillage(ALL)》《なだれ乗り/Avalanche Riders(ULG)》といった土地破壊を抜く訳にもいかないんですよねぇ。まぁ数はそんなにないハズですが。
ドラフトでピックしてる写真をすっかり取り忘れてしまいましたが、
ピックしたのは大体こんなカード。
皇帝になったので《霊の鏡/Spirit Mirror(TMP)》《ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen(APC)》《知恵の蛇/Ophidian(VIS)》《風変わりなペット/Exotic Pets(SNC)》《アールンドの天啓/Alrund's Epiphany(KHN》は抜いたかな。
私のデッキはカウンターと除去がメインでしたが、
《泥棒スカイダイバー/Thieving Skydiver(ZNR)》で《呪われた巻物/Cursed Scroll(TMP)》パクって使いまくったのは楽しかったですねw
他のプレイヤーだとtomが使ってた《絞墓の群衆/Noosegraf Mob(EMN)》が思ったより強かったです。
一周する間に2/2トークン5体になり、《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》で+1/+0の効果が載って15点。味方のたまやんが即死でした。
kipが使ったカードとしては《バイパーの牙、サリス/Saryth, the Viper's Fang(MID)》が嫌らしかったですね。《連合儀仗兵/Coalition Honor Guard(EMA)》も相当嫌らしかったですが、《新緑の魔力/Verdant Force(TMP)》から出てくる苗木トークンが接死付きで殴ってこられた日にはどないせぇって感じでした。
ちょっと残念だったのは、3戦目waanが手札4枚入れ替えたにも関わらずノーランド、さらに3枚引いても土地引かずであっさり決着がついたことですかね。
まぁそんな感じのキューブドラフトでした。
2-1 Cube Emperor
次回はGW後の5/7開催が濃厚です。