機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

先月のARENA 220601-220630(Event, Limited)

トスカさんとの対戦は単独で記事にしました

 

220601

Midweek Magic: Historic Pauper

この週のミッドウィーク・マジックは『ヒストリック・パウパー』

220413と同様に黒白ライフゲインデッキで参戦。

弄ったのはほぼ土地だけ。前回は黒メインなのに平地の方が多いというボーンヘッドやらかしてましたが、今回はそれを修正しつつ白黒を引っ張ってこれるファミリーランドを採用。

期待通りに3-1でフィニッシュ。

こちらの引きが偏ってたというのは多少ありますが、初戦のお相手は丁寧にクリーチャー除去しつつサイズを上げて殴ってくる感じで、こういうデッキは苦手としそうです。

軽量除去と生け贄クリーチャーとサクリ台と、回ったら強そう。さすがに《しつこい標本》は入ってないでしょうけども。

2戦目のお相手は実際は白赤で、置物を置くだけですぐさま投了されました。さすがに何がしたかったは分からず。

3戦目は白単ライフゲイン。飛行クリーチャーで回復されつつ殴られるも、こちらも回復クリーチャー3体のライフゲインでなんとか凌ぎつつお相手の増えたライフを元通りにするというとても不毛な対戦(苦笑)

お相手がクリーチャー除去を打ってこなかったこと、こちらが《野生肉の密猟者》を引かなかったことが不毛だった最大の原因でしょう。そしてこちらがクリーチャーとクリーチャー除去しかない構成で、お相手がブリンクカードが何枚か入ってることでクリーチャーの数で徐々に差が開き、23分の死闘の末、最後は数で押し切る。

4戦目のデッキはどういう意図のデッキかはよく分かりませんが、ふつーにライフ吸って勝ちました。

Midweek Magic: Historic Pauper

3-1 WB Lifegain

 

220603

Into the Future

この日のイベントは『未来へ』

ノーコスト参戦で1,000G貰える上に1勝する毎にアルケミーを3パックまで貰えるという参加しないと損なイベント。

イベント用デッキは4つ。

『レッドカーペットの享楽』は白赤緑で、ETBクリーチャーを《舞台座一家のお祭り騒ぎ》で横展開していこうというデッキ。

「ライブラリー」から「手札」に加えるのではなく、「抽出して戦場に出す」ってのが面白いですね。

個人的に「クリーチャー・カード1枚を抽出」=《鏡の箱》とのコンボだと思ってるんでいずれ組んでみたいとは思います。まぁアルケミーそんなにやろうとは思いませんが...

『情報の流れ』は白青黒で、謀議クリーチャー9体を活かそうというデッキ。

エドガーの覚醒》は謀議でカウンター載せつつ手札減らないというのが面白そうですが、そもそも謀議クリーチャー9体しかいない上に《帳簿裂き》以外はETBで謀議するため、そんなに謀議する機会があるのか甚だ疑問。

《組織の勧誘者》は4マナで4/5飛行というスタッツは優秀ですが、ETB効果が魅力的であるかと言われるとちょっとねぇ...

『突撃隊』は黒赤緑の《土建屋一家の工作員》が核となったデッキ。

ETBで手札のクリーチャー・カード1枚に奇襲を持たせるクリーチャー。奇襲はカードアドバンテージを失わないというメリットがありますが、盤面を維持できないというデメリットもあるためリミテッドではそこそこ強いものの、構築では難しいかなとは思います。

現状《しつこい負け犬》は大活躍してますが、「カードアドバンテージを失わない」だけでは力不足で、墓地から奇襲できること…すなわち「カードアドバンテージを得られる」ところまで行けば構築でも使われるのかなと。

でまぁこのデッキは《デーモゴスのタイタン》を奇襲で使えばデメリットなくね?なネタデッキでしょう(苦笑)

さらにネタなデッキが青緑の『風変わりな庭』デッキ。

《モンスター見聞家、ヴォーロ》《動物園の管理者》が場に残っていなければ単なる微妙なクリーチャーデッキでしょう。生き残ってれば面白そうではあるのですがね。

 

デッキは抱えていたデイリークエストを消化できるという理由だけで『レッドカーペットの享楽』を選択。

難なく3-0フィニッシュ。

1戦目は《ブレダガルトを賭けた戦い》で出てきたトークンを《宴の結節点、ジェトミア》で強化して殴り勝つ。案の定『情報の流れ』はクリーチャーの数が少ないが故に数で押し込まれますね。

2戦目はひたすら相打ちとったらお相手の場に何も残らず、《宴の結節点、ジェトミア》唱えたら投了されました。案の定『突撃隊』デッキは場持ちの良いクリーチャーがいないのが苦しいですね。

《デーモゴスのタイタン》を奇襲で出されてごっそりライフを削られたりはしましたが...

3戦目はお相手せっかく《整列ロープの係員》を《マインド・フレイヤー》でパクってサイズで有利になり、こちらが殴れなくなったのにも関わらず、マナタップアウトで両方で殴ってくるという。

何のために《消えゆく希望》3枚も入ってると思ってるんですかね(苦笑)

《マインド・フレイヤー》を倒して《整列ロープの係員》が帰ってきて、こちらが有利の盤面ふたたび。

お相手に《モンスター見聞家、ヴォーロ》がようやく出てくるも時すでに遅し。楽勝でした。

『レッドカーペットの享楽』デッキを回してみた感想としては、《舞台座一家のお祭り騒ぎ》は相当面白いですね。アドの塊ですわ。

ただ、今回2マナのETB持ちがアルケミーのクリーチャーがほとんどで、手札にクリーチャーカードがなければ単なるバニラな点は微妙でしたし、トークシナジーも微妙に噛み合ってない感はありました。

《舞台座一家のお祭り騒ぎ》でカード1枚使ってることを考慮すれば、クリーチャー1回唱えてトントン、それ以上はアドバンテージを得られるとなるため、トークン生成カードではなくクリーチャー・カードである必要はあるでしょう。

 

また、3戦とも初見のデッキ使ってることもあるんでしょうが、私からみてもプレイングの甘さが目立ちました。まぁお相手からしたらこっちもそう見えるのかもしれませんがー。

3-0 Into the Future

 

220606

QuickDraft: Strixhaven

月に1回はドラフトしたいなーという事で。

予習した感じでは単独では青赤が弱く、履修-講義シナジーが結構強いとのこと。

初手びみょう。まだコンプリートしてない《無神経な血魔道士》でいいかという感じ。いつ引いても物足りないけど、とりあえずカード1枚引けるからいいか、とはなりますね。まぁこれで白だったら別のエキスパンションですけどコモンで飛行持ってライフを逆に回復するんですがね...

1-2はコレクション目的で《原初の命令》を。でもさすがに使うかなぁ...

2-1は《シルバークィルの命令》、2-2は《ウィザーブルームの命令》と命令尽くしw ちなみに2-3に《プリズマリの命令》があったんですけど4枚持ってるし色合わないしでスルー。

3-1は《精鋭呪文縛り》と文句なしのレア。4枚あるけどもちろんピック。後はレアなし。

レア5枚ならまぁまぁお得?

デッキは相変わらず絞り込めずの41枚。《原初の命令》はやっぱ要らんかったかな...

除去が2枚の命令とサイドに《壊死放出法》《殲滅学入門》の4枚と若干不安が。《落第》《魔道士狩りの猛攻》共に流れて来なかったんでどうしようもないんですけども。まぁ除去少ない環境っぽいんでこんなもんなんだろうか。

結果は3連勝の後、負勝が続いての5-3と思ったより好成績。

4戦目と8戦目は序盤に色事故起こしての敗戦だったのが勿体なかったですが。マリガンだったかなぁ。

もしくは1-4のピックで《環境科学》だったのかも。

事故ナシで負けた6戦目はお相手の名前も素晴らしければデッキも素晴らしくて。

《にやにや笑いのイグナス》が出てきて、よくわからんデッキだなぁと思ってたら突然の《マグマ・オパス》!!!

...読めるか(苦笑)

この後、嫌な予感がしたので《無神経な血魔道士》で相手の墓地を除去したんですけど、唱えられたのは《うねる曲線》

...墓地にあろうが追放しようが関係なかったとゆーw

 

勝った試合は3マナ2/3、4マナ3/3のクリーチャーを出して殴るだけで勝った感じであまり書くことが無いんですが、いい味出してたのが《シルバークィルの命令》。初戦と5戦目でエンドカードとなってくれました。除去が少ないこの環境で+3/+3と飛行の修正が入るのは強いですわ。

 

5-3 QuickDraft: Strixhaven

 

220609

Midweek Magic: Future Precons

この週のミッドウィーク・マジックは『構築済みフューチャー・スタンダード』

直近1年間で発売されたエキスパンション (=次のスタンダード入れ替えで落ちないエキスパンション) のみで構築されたデッキで戦います。

...のハズなんですが。

何故か白赤には《堕ちたる者の案内者》がいるとゆー(苦笑) さすがに結構強いんじゃないかと。

たぶん一番強いのは赤黒だと思います。《鬼流の金床》だけで勝てるんじゃないかな。

デイリー消化目的でまず青赤やりましたが2敗。青赤消化したので白青、白青も消化できたので青黒と順にプレイ。

青赤はまー弱かったです(苦笑)

クリーチャーの線が細いのに火力8枚でどないせぇと。まぁ《削剥》で《鬼流の金床》壊せるのはまだマシでしたが、

黒赤は除去されてもアドバンテージ残していくクリーチャーばかりだったのでどうしようもなく連敗。

白青は意外と悪くなかったですね。さすがにコモン最強の《鼓舞する監視者》や、青白をTier1に押し上げた《照光の巨匠》こそ入ってませんが、リミテッドでそこそこ評価されている《ラフィーンの密通者》が中々いい味出してました。まー赤黒に勝てるかと言われると....

ぶっちゃけ相手が赤青だから勝てたのかもしれませんがー。

黒青は忍者デッキ。正直微妙だと高を括ってたんですが、白青に負けて赤緑に連勝。

3戦目は一旦クリーチャーの数で優位に立った途端、フルアタックからの忍術で《梅澤悟》の能力起動、引いたクリーチャーを《毒血勢団の口封じ》の餌にする、という動きが半ばハメでした。2戦目は《銀毛の達人》が2体出てのgg。型に嵌めれば強いのかもしれません。赤緑が若干弱かったからという見方も出来ますけども。

それはともかく、どう考えてもリミテッド向きな動きなんで、この形で忍者がTier2にでも入るのは厳しそうです。

赤緑は除去ちょっと少ない感はありますが、それ以外はほぼクリーチャーで固められていてそんなに悪くないデッキだと思ったんですけどね。まぁ相手にギミックが成立すると厳しい側面はありそうです。

 

デッキ構築が絡まないイベントなので微妙かと思いきや、自分が組まないタイプのデッキの回り方を体験できたこともあり、思ったよりは充実したイベントでした。何だかんだ言ってWoCの作ったデッキはそれなりに考えられているなぁと思いつつもやっぱ赤青は弱すぎたw

 

3-3 Midweek Magic: Future Precons

 

220616

Midweek Magic: Historic Shakeup

この週のミッドウィーク・マジックは『激変ヒストリック』

ヒストリック禁止のカードに加えて、以下のカードが使えないフォーマット。

《Arclight Phoenix
《Archmage's Charm》
《Cauldron Familiar》
《Collected Company》
《Divine Purge》
《Dragon's Rage Channeler》
《Esper Sentinel》
《Expressive Iteration》
《Faithless Looting》
《Ghitu Lavarunner》
《Greasefang, Okiba Boss》
《Heliod, Sun-Crowned》
《Kor Spiritdancer》
《Llanowar Elves》
《Lotus Field》
《Lurrus of the Dream-Den》
《Mizzix's Mastery》
《Muxus, Goblin Grandee》
《Niv-Mizzet Reborn》
《Teferi, Hero of Dominaria》
《Thoughtseize》

デッキの中核となるカードとしては《弧光のフェニックス》《大釜の使い魔》《集合した中隊》《大牙勢団の総長、脂牙》《ミゼットの熟達》《ニヴ=ミゼット再誕》

後は「単純にTUEEE」なカードが並んでるという印象。

というか、オッサンにとっては《ラノワールのエルフ》が禁止されるような環境なんだなぁというのに衝撃を覚えます。昔はフツーにゴロゴロいたというか、《ラノワールのエルフ》では物足らないからと他のカードが入ってたりしたのに。

 

火曜深夜は仕事で疲れたので翌日に持ち越してたら水曜はフツーに寝落ちしてしまったので、出勤前に慌ててデッキ組んで対戦。

スタンダードで組んでいた《碑出告ショット》をヒストリック風に仕上げようと思ってたんですが、時間が無かったんで6種類ブチ込んだだけのデッキに。

《貪る混沌、碑出告》か《稲妻の謎》でデッキトップをめくって《終末の影》があったら15点ダメージというだけのデッキです。

bot回ししてる余裕なんぞもちろん無いんでそのまま対戦。

何故か3-2と勝ち越し。

青黒は《ターグリット》表裏で締め上げられての負け。

赤黒はお相手日本人(ひらがな)で《血塗られた刷毛》2枚並べられて負け。まぁ1体焼いとくべきだったってのはありますが、それより《命取りの論争》2回打たれたとは言え《電圧のうねり》4発打たれたのが痛かった。完敗でした。

勝った試合は初戦が《対称な対応》で《終末の影》を仕込んでからのヒデツグショット。

2戦目は《血空の主君、ヴェラゴス》で《終末の影》を仕込んでからのアップキープに《稲妻の謎》で15点与えつつ14/14になった《スカイクレイブの災い魔》が通って勝ち。

3戦目は相手の《命取りの論争》に対応して、もう1枚あるからと《稲妻の謎》を打ったらトップに《終末の影》があったのでそのままリーサルでした。

正直、思ったより勝てたなぁと。

折角なんで後で組み直してみたんですが、《スカイクレイブの災い魔》は相手のライフが削れてるとは限らないんで抜いて、自分のライブラリートップを公開する《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop(M21)》は相性良いのかなと。
あと、ライブラリートップを見て戻せる「探検」は相性良いなと感じたものの、緑の探検クリーチャー以外はロクなものがいなくて、《探求者の従者/Seekers' Squire(XLS)》がギリ及第点かなぁと。

 

220622

Midweek Magic: Archemy

この週のミッドウィーク・マジックは『アルケミー』

《鏡の箱》デッキが調整を経てこの時点ではこんな感じに。

2ターン目《シガルダ教の福音者》3ターン目に《永岩城の修繕》、4ターン目の第二章で《シガルダ教の福音者》を釣ってきて平地を出してさらに2体《シガルダ教の福音者》を出す、という動きが割りと凶悪でして。

《シガルダ教の福音者》や《陽光尾の鷹》を並べて《鏡の箱》を出すデッキと言うよりは、4ターン目に3/1を3体並べるデッキと言った方が良さそうです。

4-1でフィニッシュ。

1戦目は金床デッキでした。対策として《ポータブル・ホール》も入れるべきだったかもしれませんが、まぁ焼け石に水でしょうなぁ。

2戦目はクリーチャー4体出して1体除去され、お相手が土地を引けなかったのか投了。

3戦目はライブラリーを一気に3/4削られましたが、そこで投了。

4戦目は《陽光尾の鷹》6体並べ、次のターンに《蛾乗りの騎兵》で全体強化して勝ち。

5戦目は《陽光尾の鷹》《鏡の箱》コンボで勝ち、でした。

イベントだけあってTier1のデッキが思ったほど多くなかったのが、勝率高かった原因でしょうなぁ。

 

4-1 Midweek Magic: Archemy

 

220629

Midweek Magic: Momir

この週のミッドウィーク・マジックは『モミール』

単なる運ゲーです(苦笑)

で、今回はその運がほんと無かったですわ。

デッキの中にいくつかスペルが混じってる分、運要素が多少減ってはいるハズなんですけどね...

《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》引かれて負けた、とかならまぁ諦めもつくんですが(苦笑)

飛行クリーチャーにちまちま削られて負けた、とかいう方が圧倒的に多くてですね。そういう意味では微妙かなぁ。

 

3-6 Midweek Magic: Momir