機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

先月のARENA 220501-220531(Event, Limited)

毎週更新が厳しくなったんで、とりあえず月更新で試してみます。

イベント目白押しでした。

 

220507

QuickDraft: Kaldhaim

最近ドラフトあんまやってなかったんでプレイしたいなぁと思ってたんですが、『神河: 輝ける世界』『イニストラード: 真紅の契り』に関してはパック剥きすぎてレアコンプリートしてるんでドラフトする旨味は無いなぁと。

で、この週は『カルドハイム』のクイックドラフトだったんで、プレイしてみようかと。

 

事前に予習したところ、概ね

白緑が強くて赤は除去多め、黒が最弱

ボムレアが多い

2色のシナジーとかあんまない

氷雪土地は優先度ちょい高め

という風に理解。

結果的に《領界喰らい、サルーフ》出たのでピックして2枚になりましたが(枚数は終了時点の所持数)、ワイルド切ってまで欲しいと思わないこの辺りが出たらピックしたいかなと。要するに、ドラフトでの「当たり」は1枚だけでした。

ちなみにこの辺りはワイルド切って4枚揃えました。

《夢貪り》《ドロガーの屍術士》はちょっと勿体なかったかなぁ感あります。

 

で、実際にbotドラフト開始したところ、

初手レア《ドゥームスカール》

さすがに即ピックですよねー、なんて思ってたら

2手目《雪上の血痕》www

いやいや。botはどのコモンをピックしたんだ?(苦笑)

どう考えても白黒確定です本当にありがとうございました。

ちなみに2パック目のレアは《災厄を携える者》でして、色合わないし4枚揃ってるしでスルー。3パック目は前述したとおり《領界喰らい、サルーフ》でした。

とにかく白黒と氷雪土地をかき集めた結果がこのように。

...うーん、弱くね?(苦笑)

3/2/2(3マナ2/2)飛行だけはやたらと充実してるものの、単体除去は《金への捕縛》1枚のみ。コンバットトリックが2枚だけ。ブロッカーが《神の間の守護獣》しかいない。

あ、今回はさすがにデッキ40枚にしました。というかカードが弱すぎてどうにか40枚にしたというか...

《戦慄の乗り手》4枚とか要らないから(苦笑)

 

これで何とかなるんかなぁと思いながらプレイ。

1戦目《雪上の血痕》で流して再展開したこの状況から

思いっきり逆転負けするという(苦笑)

お相手の《エルフの弓》でこっちの攻撃が止まったのも問題でした。リセットあるんだしこっちも装備品欲しかったなぁと思ったものの、後でピック調べてみても《金脈のつるはし》か《鴉の翼》くらいしかピックできそうなの無かったんでちょっと厳しいかな。

1戦目の反省をふまえて左の2枚を抜いて右の2枚を追加。

2戦目はコンバットトリックが功を奏してして圧倒的に押して勝つ。

 

3戦目は人がいないのか、シルバーランクと対戦。

《霜噛み》《圧死》《怪物縛り》を2枚づつ打たれてこちらのクリーチャーを無力化。さらに《占い鴉》《ハギの群れ》を2体並べられる。

たまらず《ドゥームスカール》打って、お互いクリーチャーも手札の0の状態に。

しかしお相手、即座に《恐れなき解放者》をトップデック(苦笑) 

無いわ~。

本体は相打ちするも後続を引かれて負け。3戦で後がなくなる。

 

4戦目もお相手シルバーランク。《血空の狂戦士》が2体並んで戦々恐々とするも、結局セカンドスペルが一度も発動することなく、飛行で押し切る。

5戦目は2戦目同様、コンバットトリックで押し切る。これで3-3以上が確定。

6戦目は3たびシルバーランク。この次のターンに《ドゥームスカール》をトップデックして逆転勝ち。

7戦目は何故かゴールドランクと対戦。

ただ、お相手《冬を彫る者》しかクリーチャー出さず、貴重な《蛇皮のヴェール》を単に+1/+1カウンターを載せるためだけに使ってきたり、手札溜めまくったりとえらい微妙なプレイング。

8戦目はまたシルバーランク。

《氷刻み、スヴェラ》を出したかと思ったら、《霜のモーリッド》を《戦乙女の剣》の天使トークンを対象として場に出し、飛行警戒6/6を2体並べてくる

...土地引かなかったら死ぬw

ライフ1点で辛うじて生き残り、お相手無駄に手札全部使い切ってくれる。ラッキー。

そして待望の土地を引いて《雪上の血痕》炸裂。

何かコンバットトリックを打たれてたら負けてたんで、チャンプブロック要因1体は出すべきだったかなぁと今思いましたが、何にせよ土壇場で大逆転。

 

そして最終の9戦目。序盤押し気味で行くもお相手ガンガン展開してきたんで、一旦展開を止めた後に《ドゥームスカール》で流す。

お相手の予顕2枚が気になるけど、この段階で《雪上の血痕》も引いてるんで割と安心して流せましたね。

 

お相手予顕していた《星界の番人》を墓地の《蜘蛛化》を付けて場に出すも、殴ろうとするとこちらの《ドロガーの徴募兵》が殴って誇示してくるため攻撃できず。

そうこうしてる間に《戦慄の乗り手》の能力で9点削った後に《雪上の血痕》打ってクリーチャー戻して《葬送の長挺》をクリーチャー化して殴ってぴったリーサル。

 

あらま、まさかまさかで完走しちゃいましたよ。何だかんだ言って強かったようです。

ちなみにパック2枚のうち1枚は《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》でした。ナイス!

7-2 QuickDraft: Kaldhaim

 

220512

Midweek Magic: Standard

この週のミッドウィーク・マジックは『スタンダード』

何のヒネリも無いですが、たまにはいいやね。

www.youtube.com

この動画を参考に上陸デッキを組んでみました。

このデッキは《ヴァラクートの探検》でのダメージか、《水蓮のコブラ》から出るマナで《弾ける力》を打つ感じですが

それより上陸クリーチャーで殴った方が手っ取り早くね?という安直な発想でクリーチャーデッキに。

場に出ると自動的に生贄に捧げて該当する基本土地を引っ張ってくる「ファミリーランド」と《見事な再生》《ナヒリの石成術》《ヴァラクートの探検》のシナジーだけ借りてる形となります。

今までの上陸デッキだと、例えば《耕作》+《寓話の小道》で上陸を3~4回発動させるのが限界でしたが、《見事な再生》だと墓地にあるファミリーランドの数の2倍の上陸が発動するので、結構な確率でそれ以上の回数を発動できます。ループに入ればデッキ全てを使い切る事すら可能。

とは言え成功率それほどでもないですし、インタラクションが《自然の化身》3枚だけなんで、お世辞にも強いとは言えませんが。

結果は3-2とまずまず。

1戦目の青赤LOで《弱者粉砕》連続で打たれたように、AoEにからきし弱いのが最大の欠点ですね。一応《咆哮する大地》は《食肉鍵虐殺事件》に抵抗を付けるために入れてるんですけども。

Midweek Magic: Standard

Valakut Landfall 3-2

 

220514

Festival: Rise of the Maestros

この日のイベントは『フェスティバル: 貴顕廊一家の隆盛』

Maestros Ascendancy / 貴顕廊一家の隆盛 (青)(黒)(赤)
エンチャント
あなたの各ターン中に1回、他のコストの支払いに加えてクリーチャー1体を生け贄に捧げることで、あなたはあなたの墓地にありインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えてもよい。これにより呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。

フォーマットはアルケミーのシングルトンで、《貴顕廊一家の隆盛》と同じ効果を持つ紋章を持った状態でプレイします。

このフォーマットで有利に立とうとするなら

ある程度の インスタント/ソーサリー が必要

それ以上にクリーチャーが必須。できればトークン生成カード

相手の墓地の インスタント/ソーサリー を追放できる

これらの条件を満たした方が良いかなぁと。という事で組んだのがこのデッキ。

まずはクリーチャーがいないと話にならんので、クリーチャー20体。

トークン生成カードが《セッジムーアの魔女》を筆頭に12枚。

墓地から場に戻るクリーチャーが4体。墓地追放が《真っ白》を筆頭に4枚。

クリーチャー除去が9枚といった感じ。(重複含む)

最初はカウンターや《記憶の氾濫》などのドロー強化カードがいくつか入ってましたが、テンポ面で負けなければ勝てるだろうという事で、《否認》《命懸けの論争》《不吉なとげ刺し》以外は抜いて、パーマネントで継続的にドロー強化が出来つつマナもかからない《病的な日和見主義者》《漆月魁渡》だけ残しました。

《検体探し》《蜘蛛の女王、ロルス》くらいは入れても良かったかなぁという気はします。

 

bot回しするとアルケミーで修正入るカードを入れられないので、それ抜きで何度か回してみたものの、いまいちピンと来ないままイベントに参加。

5戦目は《彫像の伝承》をカウンターした後に《シュタルンハイムの解放》X=3を出されて盤面を維持され、最後は《集団失踪》で盤面一掃されてからの《這い回るやせ地》でぴったリーサルされて負けました。

負けたのはその試合だけで望外の結果に。

負けたこのデッキを含め、どのデッキもあまり紋章を意識したデッキ構築をしてなかったように思います。

そんな中、インスタントやソーサリーを使いまわしつつ、相手にはそれをさせない動きがちゃんと出来ましたね。

6戦目は手こずりましたが、1~4戦はほぼ完封といっていい試合でした。

これは2戦目ですが、お相手何故か《スカイシュラウドの影》をブロックして相打ち、その後土地を出してすぐさま《スカイシュラウドの影》が場に戻り、この後手札の3枚の除去の再利用として使われることに。

《ネファリアのグール呼び、ジャダー》が1ターンに1回とは言え実質《溺神の信奉者、リーア》になるんですから、そりゃまぁ強いですわなぁ。

序盤を除去で往なして、最終的には《食肉鍵虐殺事件》か《雪上の血痕》で場を綺麗にして勝った試合が多かったように思います。お相手に土地13枚並んでる状態で、こちらはまだ手札に余裕があるって時点でだいぶ強いですわ。

《恐怖のドールハウス》入りの緑単色相手には《真っ白》が刺さりましたね。
お相手何故か100枚以上のデッキだったんですが、このように洗練されてないというか、勝ちに拘ったコピーデッキばかりでなかったのが勝率が高かった最大の原因だと思います。

恐らくその理由は、このイベントに敗戦でのドロップが無いからでしょう。課金すれば何度もプレイでき、最悪5勝できなくてもイベント終了後にはスタイルが手に入る。こういうヌルい環境だからこそ100枚デッキで参加する人もいたんだろうなぁと。

まぁぶっちゃけ神河の時のように、カードスタイル入手するだけで重課金とガチデッキを強いるイベントはとても好ましいとは思えないので、このルールの方が好感は持てますね。

5-1 Festival: Rise of the Maestros

 

220516,220518

Festival: Rise of the Obscura

この日のイベントは『フェスティバル: 常夜会一家の隆盛』

紋章は「攻撃クリーチャー1体に謀議する」です。

捨てたカードを引っ張ってこれるようにと、前回のイベント『フェスティバル: 貴顕廊一家の隆盛』と似たような構成にしました。が、

1戦目で思いっきりボコられてようやくアグロ環境だと気づき、

除去を増やしてからは4-4でした。

2日後にさらに調整して2-1。

3戦目は《髑髏砕きの突撃者》をトップデックされて負けましたが、ブロッカー立ててれば問題なく勝ててましたね...まぁでもお相手の引きを褒めましょう。

 

ただまーよくよく考えてみれば以前の神河イベント「Unbroken Blade」と似たような紋章なんだから、白赤アグロが正解ですねこれは...

初日はガチデッキが多かったように思いますが、やる気のある人は初日にプレイするんだろうという気はしました。後日のデッキの方がヌルかったかな。

先手ゲーなんで個人的には微妙なイベントだったという印象でした。

6-6 Festival: Rise of the Obscura

 

220518

Midweek Magic: Artisan

この日のミッドウィーク・マジックは『職工』

アルケミーのコモン・アンコモン限定構築。

アルケミーだというのを忘れていてスタンダードで組みましたが、まぁぶっちゃけほぼ変わらないと思います。《ゼロ除算》入ったかもしれませんが。

デッキ自体は青緑魔技デッキから4《隆盛するスピリット》4《龍護りの精鋭》2《渦巻く霧の行進》3《クアンドリクスの命令》の計13枚を抜いて何を入れるか、という感じでの調整。

《消えゆく希望》を1枚増やし、《とんずら》2枚入れ、コントロールは組みにくそうなのでクリーチャーデッキがほとんどだろうという事で《本質の把捉》3枚。ここまでは割と順調だったんですが、クリーチャーの選定に難儀しまして。

最初は《フェアリーの荒らし屋》《北方の先導》入れたものの微妙だったんで抜き、最終的には《霜の占い師》《氷皮のトロール》を入れることに。

結果は3-1と上出来。

1戦目はお相手の攻撃を《氷皮のトロール》で抑え、《大食の客人》を《本質の把捉》でカウンターしてさぁここから空から殴ろうというところでお相手投了。

2戦目は《氷皮のトロール》の能力起動したらお相手投了。恐らく想定外だったんでしょうね。

4戦目は初手に《秘密を掘り下げる者》3枚という御無体なハンド。
2ターン目に3体並べるのはタップインランドだったんで無理でしたが、1体除去されたものの速攻で飛行並べて勝ち。

全体除去があまりない環境なので、飛行並べればまぁ勝てるかなといった印象でした。

 

一番面白かったのは負けた3戦目。

お相手黒緑接死デッキで、《氷皮のトロール》がブロック後に破壊不能を得つつ《断固たる否定》で《牙持ち、フィン》と格闘といったように、《氷皮のトロール》が大活躍。

しかしお相手の盤面一掃して、勝ったかなと思った矢先に《棘茨のワーム》降臨(苦笑)

ライフ回復されつつトランプルで負けました。

こちらが接死に対抗できうる《氷皮のトロール》を調整の最後に入れて、それをきっちり引いてちゃんと活躍したにも関わらず、対抗する術がない《棘茨のワーム》でとどめを刺された、って辺りが興味深かったです。

押された場合は破壊不能になるブロッカー立ててればいいだろ、という前提を覆されましたね。当に想定外でした。

マジックはこうでないとなー。

3-1 Midweek Magic: Artisan

 

220520

Festival: Rise of the Cabaretti

ニューカペナのイベント第三弾は『舞台座一家の隆盛』

《舞台座一家の隆盛》ではなく、《噂の蒐集家》の能力を持った紋章となっています。

クリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、占術1を行う。このターンにこの能力が解決したのが2回目であるなら、代わりにカード1枚を引く。

紋章の効果を享受しようとするなら、当然ながらクリーチャー主体のデッキとなります。コストの重いクリーチャーより軽いクリーチャーの方が恩恵を受け、トークン生成カードはさらに恩恵を受けやすくなります。

戦場に出た時にクリーチャーが2体、もしくはそれ以上並ぶこれらのカードは強くなりますし、

クリーチャー・トークンを出せるプレインズウォーカーなど、継続的にクリーチャー・トークンを出せるこれらのカードはかなり強力となります。ただ、一番右端のカードはクリーチャー主体とのデッキとは合わないなどの理由でそこまで恩恵を受けませんが。

 

というのを踏まえた上で組んだデッキがこちら。

単純に白の優秀なクリーチャーを並べるだけのデッキです。

横展開するので《パラディン・クラス》、ETB持ちが多いので《テレポーテーション・サークル》を入れてるのが若干特徴的でしょうか。

結果はトータルで5-2。5戦目はお相手ダブルマリガンからの投了。

途中で《招待制》が有利不利関係なく使えると気付き、《導きの声》と入れ替えましたが結果的には関係なかったですね...

6戦目で使えましたが結局負けましたし。この試合、《鏡の箱》も有効活用できたんですけども、それでも押し負けました。

《先立たれた生存者》は回れば強いかなと思って採用しましたが、

「これ以外のクリーチャーが死亡して、これが殴って帰ってこれる状況でないと回らない=ほぼ回らない 」

だったので微妙でした。

《団結の天使》自体はそこそこ強いんですが、シングルトンではパーティに寄せられないため荷が重かったもよう。

《審問官の隊長》はアルケミーで活躍しまくってますが、負けた3戦目は《熊野の食刻》で何体かクリーチャーが追放されたためクリーチャーを引っ張って来れないハプニング。

こちらに対して劇的に刺さる《移り気な放火魔》を3体ブロックで止めざるを得なかったのが最大の敗因ですが、このデッキでは《審問官の隊長》があまり活躍できませんでした。抜くほどでもないとは思いますが。

逆に意外と活躍したのは《ガウォニーの黎明護衛》で、2戦目のお相手が忍者デッキだった事もあって能力2回起動。この環境だと真っ先に除去されるはずのクラリオンのスピリット》《歓迎する吸血鬼》を差し置いて《盃に毒》を盛られました。

 

1戦目はお相手ライフゲインでしたが《祝福されし者の声》を《粗暴なる聖戦士》で取って楽勝、

4戦目は恐らくランプだと思うのですがフィニッシャーが一体も出てこなかったんで楽勝でした。

7戦目は《鏡の箱》がある状態で《シガルダ教の福音者》を出したものの、単にお相手のクリーチャーをフルタップするだけでリーサルでした。

 

とまぁ《鏡の箱》が活躍するところは見れませんでしたが、良い成績は残せました。

何よりこのイベント自体は相当楽しかったです。

前回の『フェスティバル: 常夜会一家の隆盛』同様、先手有利なのは間違いないです。

ただ、P/Tに影響を与えないので速攻で押し切られる程でもないためAoEも間に合いますし、後続を引いているはずなのでAoE打たれて即投了となる事もあまりないでしょう。

何より占術によってデッキの安定性が格段に増すため、ある程度ランダム性が抑えられているのが個人的には良かったです。

ただまーその安定性もクリーチャー出してはじめて享受できるので、初手だったり土地2枚で止まったりといった事は十分あり得ますけども。

5-2 Festival: Rise of the Cabaretti

 

220521

New Capena Constructed

この日は限定構築。

基本的にはシールドの延長線上にあるとは思うのですが

今回は《給付金》のコンボデッキで。

《祝祭の出迎え》と組み合わせると自分とお相手のターン毎に1/1トークンが出てきますし、《悪魔的な客室係》がいれば一気にパワーをリーサルになるレベルに持っていけます。

《顔殺しのプロ》《大勝ち》は宝物生成とドロー強化を兼ねています。

最後に追加の宝物の消費先として《ロウクスの保安官》。

www.youtube.com

《祝祭の出迎え》《給付金》コンボの元ネタはこちら。

ランクマッチでもこの動画を参考にしたデッキを組みましたが、面白く回りますね。

www.youtube.com

もうひとつ、参考にしたのが同じyoutuberのこちらの動画。

つってもまぁ、ここから《ロウクスの保安官》《顔殺しのプロ》を採用しただけですが。

 

1戦目に土地2枚で止まって負けてからは4連勝。

コンボ決まって勝ったというよりは、単純に《宝石泥棒》《ロウクスの保安官》の圧力で勝ったのが2試合。

《給付金》で勝ったのが2試合でした。まぁ正直あまり洗練されたデッキとは当たりませんでしたね。そこそこ面白かったです。

4-1 New Capena Constructed

 

220522

Festival: Rise of the Riveteers

ニューカペナイベントの4回目は『土建屋一家の隆盛』

あなたがクリーチャー1体を生け贄に捧げるたび、あなたの墓地にありマナ総量がそれ未満であるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをタップ状態で戦場に戻してもよい。

という《土建屋一家の隆盛》と同じ紋章でした。これを有効に使うとするなら

クリーチャーを生け贄に捧げる手段

低コストクリーチャー

相手の墓地追放

が必要だと思います。という事で一応組んだデッキがこちら。

サクり台が《波止場の料理人》《スカルポートの商人》《イマースタームの捕食者》《不吉なとげ刺し》の4体に、クリーチャーを生け贄に捧げる《村の儀式》《命取りの論争》

自身で墓地に行けるクリーチャーが《黄金犬》《死霊堤の司祭》《税血の収穫者》と、奇襲で唱えた時の《しつこい負け犬》《トラブルメーカー・ジャクシス》

墓地追放が《墓地の侵入者》《無神経な血魔道士》《真っ白》と、サクリ台を兼ねてる《イマースタームの捕食者》

あとは墓地と場を行ったり来たりするとおいしい《殺人鬼》《血塗られた刷毛》《食肉鍵虐殺事件》《病的な日和見主義者》

お相手の墓地にクリーチャーが行かないように《血流の学部長、ヴァレンティン》《素晴らしき復活術師、ギサ》《ドロガーの屍術師》といったところ。

赤黒なんで折角だからと《雪上の血痕》《献身的な精霊術師》のコンボと、それを引っ張ってくるための《燃えルーンの悪魔》

 

とまぁ、工夫を凝らす余地があってデッキ構築段階では楽しかったんですが、

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その前にトスカさんのライブ配信で割とサムい結果になってまして。

紋章を意識してデッキ構築したにも関わらず、ほとんど紋章の効果を使う事なく戦ってました。

ということでこちらも覚悟を決めてのプレイ。

案の定、ほぼ紋章の効果を使う事なく4連勝。

...まぁ勝てればそれでいいって話もありますがー。

3戦目のリーサルを《不吉なとげ刺し》の2ドロー2ライフで取れたのはちょっと面白かったですが。

結果的にはそこから3連敗しての5-3でフィニッシュとそこそこ良かったです。

5戦目は《雪上の血痕》で流した後に《蝕むもの、トクスリル》が降臨して押し切られ

6戦目はお互い墓地を追放し合いつつ27分ものロングゲームの末に押し負け

7戦目は毎ターンクリーチャー出されつつ、ブロッカーを《地震波》で一掃されて負けました。

てことで、紋章の効果をほぼほぼ使えない「期待は裏切られ、予想は裏切らない」結果となりました。

トスカさんの配信同様、構築段階では結構楽しく組めたものの実際のデュエルは全くもってツマランというギャップがツラかったです。

まぁ覚悟はしてたんでまだダメージは少なかったですが。結論としては今回のイベントは微妙だったかなと。

5-3 Festival: Rise of the Riveteers

 

220525

Midweek Magic: On the Edge

この日のミッドウィーク・マジックは『最先端』
直近3セット、つまり『イニストラード: 真紅の契り』『神河: 輝ける世界』『ニューカペナの街角』の限定構築。

白緑エンチャントが正解なんだろうなぁと思いつつも

給付金デッキで。

即死は組めないんで《密造酒屋の隠し財産》で宝物を大量生産する方向。

《食肉鍵虐殺事件》が無い環境なんで横並びするメリットはありそう。

1戦目はお相手《有望な信徒》に《安全の加護》を付けてブロックという悲しい出来事が2連続。ダメージ2点軽減する為にやることじゃ無いとは思いますが、占術行うためにやらざるを得なかったんでしょうなぁ。

《宝石泥棒》1体は除去されたものの、《結ばれた者、ハラナとアレイナ》が残ってgg。

2戦目は肉尻さんが出てきたものの、ブロッカーを用意できてない状態での肉尻さんはねぇ...

3戦目は赤緑のランプデッキで、5ターン目にふつーに《産業のタイタン》が出てきてものの見事に押し切られる。

6戦目にしてようやくエンチャントと当たり、案の定《無常の神》が止まらず押し負ける。

とは言え4-2フィニッシュと上出来な結果に。

エンチャント相手には《給付金》《祝祭の出迎え》で粘れましたが、決め手になったのは《キキジキの鏡像》1回《ハラナとアレイナ》で3回だったように思います。

市民トークンを強化して突撃させる動きは強かったってのはありますが、除去が薄い環境では残ると強いクリーチャーがより強く働きますね。

4-2 Midweek Magic: On the Edge

 

220526

Festival: Rise of the Brokers

ニューカペナイベントの最後となる5回目は『土建屋一家の隆盛』

あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見てもよい。

他のコストの支払いに加えてあなたがコントロールしているクリーチャー1体の上からカウンター1個を取り除くことで、あなたはあなたのライブラリーの一番上から呪文1つを唱えてもよい。

《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》の起動型能力と同一ですね。

誘発型能力ではなく、1ターンに一回などの制限も特にないため、《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》を入れる意味がほぼ無いという(苦笑)

www.youtube.com

予めデッキは組んでいたんですが、トスカさんの動画を見て一部変更。

...したと思ってたんですが、入れたの《玉虫色の角甲虫》《戦闘講習》だけだなw

トスカさんはこの画像の後に《招待制》抜いて土地入れたようなんで、被ってるカードが22枚と案外少なく。

構成もだいぶ違ってますね。トスカさんはマナクリを展開してのミッドレンジですが、こちらはほぼ2~3マナがメインでETB持ちか場にいるだけで仕事をするクリーチャーを比較的多めに採用していて、純粋なアタッカーは緑の4~6マナ帯の4枚のみ。マナクリの代わりに《象徴学の教授》《永岩城の修繕》で土地を引っ張ってくるようにはしています。

初戦のお相手がえらい強くてフルボッコにされました。

まぁ《日没を遅らせる者、テフェリー》のタップ能力に対応して《タミヨウの保管》を使い、攻撃前に《冥府の契約》を喰らうといった大ポカをやらかしたりもしましたが、

紋章全く関係ないデッキに負けてまたかよな不安が過りました。

 

2戦目不戦勝の後の3戦目。

お相手初手に《ジアーダの贈り物、ラクシオール》を出してきて、ああこれは勝ったかなとw

だって白のPWって実質2体 (《花の大導師》? 知らない子ですね) しかいませんし。後の方で黒も出てきましたが黒だと3体、白黒で実質1体。全部入れたとしても6体。土地以外が36枚として、その1/6しかコンボにならず、さらに付けたからと言って必ずしも得するとは限らないですからね。

...まぁシングルトンに《鏡の箱》入れた奴に言える資格があるかどうかは別として(苦笑)

こちらは《執拗な仔狼》《レンジャー・クラス》《有能な信徒》《象徴学の教授》と順調な展開。お相手残りライフ3になった段階で《シュタルンハイムの解放》をX=2で唱えるものの、4/6になった《若年の戦乙女》を《仮初めの時間》で追放し、4/4トークン1体をデッキトップの《冥途灯りの行進》で除去してリーサル。

4戦目は序盤押し気味だったものの《節くれだった教授》《戦闘マンモス》《古の緑守り》とお相手のデカいクリーチャーが並んで押し返されそうになったものの、お相手が手札を使い切っていたため満を持しての《招待制》。

直後に《華やいだエルズペス》をトップデックして《冬の神、ヨーン》を引っ張ってきて、《ハイドラの巣》の攻撃は《優秀な学徒》でチャンプブロック

次のターン《冬の神、ヨーン》が飛行7/7で攻撃してリーサル。

5戦目は《秋の占い師》が《戦闘講習》《八百長試合》でみるみる成長して殴り勝つ。

6戦目は《選別の儀式》で一掃されるも、直後に《ウルヴェンワルドの奇異》が走り、次のターンには《華やいだエルズペス》で飛行を得て、最後はお相手《レンと7番》のトークンでブロッカーを立てるも《セジーリの防御》でプロテクション(緑)を付けてリーサル。

ということで5-1でフィニッシュ。まぁ実質4-1な訳ですが。

デッキ自体はまぁまぁ強かったと思うものの、よくよく考えてみれば紋章能力1回しか使ってないな(苦笑)

もっとアド取りまくるデッキのつもりでしたが、+1/+1カウンター取り除いてデッキトップのカードをプレイするよりは手札のカードを単純に使った方が良かった場合が多かったですね。

 

むしろありがたかったのはデッキトップを見れる効果。

5戦目《環境科学》《永岩城の修繕》が手札で腐ってますが、そりゃデッキトップが《スカイクレイブの亡霊》《粗暴なる聖戦士》なら使わないですよね...

土地2枚のハンドでもデッキトップが土地だったのでキープできたりしたんで、事故が起こりにくい環境だったように思います。

 

結果的に今回の5つのイベントで楽しかったのは第5弾と第3弾だったんですが、第3弾も「クリーチャーが場に出た時1回目は占術1」という効果だった事を踏まえると、デッキの安定性に寄与するような紋章だと楽しめるのかなぁと。

むしろマジックは常にデッキトップを見れる方が面白いんじゃね?とさえ思いました。まぁ今引き大好きな人はそう思わないんでしょうけども。確実にドラマチック性は薄れますからね。

5-1 Festival: Rise of the Brokers

 

220531

Festival: Turf Brawls

ニューカペナイベント最後を飾るのはブロール構築済みデッキでの対戦。

デッキ構築が主で対戦が従な人間にとってはもひとつ感はあります。

配布されるデッキは以下の5つ。

まずは白赤緑《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》

《秘儀の印鑑》《シガルダの拘禁》と土地 (両面含む) 以外は全てトークン生成カードというブッ飛んだデッキ。《ジニー・フェイ》の効果自体が面白いのにこの構成。どう考えても面白そう

ブロールとは言え構築済みなのでどちらかと言えばリミテッドに近そうなので、単純に生物が多いのも魅力。

白青黒《賢明な車掌、トルーズ》

ディスカード戦術が根幹。この時点で「捨てるカード」と「捨てて得するカード」の両方があってはじめて回ることを意味するため、不安定さが否めない。

何よりクリーチャーが16体しかいないのにクリーチャー除去が5枚、AoEが1枚しかないのが厳しそう。

青黒赤《欲深き者、エヴリン》

《エヴリン》の能力が吸血鬼に関するものなので、必然的に吸血鬼デッキ。

その割には吸血鬼関係ないカードがあったり除去が3枚しかない代わりにAoEが2枚あったりとよく分からない。

最大の問題点は統率者が5マナと重いにも関わらず、誘発能力が後続の吸血鬼が場に出たら発動するところ。

黒赤緑《盤石、ミスター・オルフィオ》

除去となりうるカードが4枚しかない代わりに殴ってナンボなクリーチャーを各種取り揃えた攻撃的なデッキ。その割には速攻持ちほとんどいませんが...

白青緑《路上の師、リガ》
能力が能力なだけにパワーが1のクリーチャーが多く、にも関わらず回避能力の高いクリーチャーが多い訳でもないという、割とどうしようも無さそうなデッキ。

 

デッキリストを見た感じでは、人気は

《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》>>>>《盤石、ミスター・オルフィオ》>>《欲深き者、エヴリン》=《賢明な車掌、トルーズ》>《路上の師、リガ》

で、強さも概ねこの順かなぁと。

でもデッキは《欲深き者、エヴリン》を選択

...単に青黒と青赤のクエストを抱えてたからですw

負けが込んだらデッキ変えようと思ってたんですが

結局5-3でフィニッシュ。

《ジニー・フェイ》が一番人気だろうとは思ってましたが、8戦中6戦が統率者《ジニー・フェイ》のデッキと思った以上に人気してました。

さらに予想外だったのは、《ジニー・フェイ》デッキ相手に4-2で勝ち越し。負けたこの2戦目は序盤に土地事故で出遅れまくったのが原因だったんで、相性自体はもっと良いのかもしれません。

1,3戦目は《月の賢者の養子、ナシ》が決め手に。

1戦目他にクリーチャー出せないんでとりあえず出してみて、次のターンとりあえず殴ってみたら何故かブロックされず、能力発動したら《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックスwww

6ライフくらい払うっつーの。

まぁこの試合に関してはお相手のミスと言えるのでしょうが、

3戦目は《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン》で攻撃。先制攻撃を持ってるため、当然お相手《ジニー・フェイ》でブロックせず。

先制攻撃のダメージ解決後に《月の賢者の養子、ナシ》の忍術起動。さらに3点与えた上にパクったのは《世界を彫る者、ファイラス》。

そりゃ投了しますわ。

その他のゲームは基本的に押され気味でしたが、AoEで巻き返したのが2試合、残りの5試合目は飛行でギリ殴り勝ちました。

いやー、意外と強かったかもしれません。《盤石、ミスター・オルフィオ》相手には分が悪そうでしたが。

というか、ぶっちゃけ《欲深き者、エヴリン》ほぼ使わなかった(苦笑)

役に立ったのは、こっち瞬足で唱えられるのに犬トークン1体で殴ってきたりした時くらいですかね。

5-3 Festival: Turf Brawls