という事で唐突に始まった『今週のARENA』
デイリークエスト消化するための対戦をメモ代わりに。
特に記載がなければスタンダードBO1です。
今週の、と書いてありますが、正直続くかどうかは疑問です。
210815
Platinum Tier 4
W Magecraft: 1-2
負 青黒LO(非Rogue)※相手残りLife1
勝 赤緑Xorn
負 白単ウィニー(Speaker,Aspirant)
調整中だったデッキ。
はじめは《賢い光術師》デッキを作ろうとしたものの、《クラリオンのスピリット》等で横展開して《レニオンの光写し》《群れの英雄》で強化する方向へとシフト。
結論から言うとダメですねこいつは...
横展開するクリーチャーを出しつつ除去されない
全体強化クリーチャーを出しつつ除去されない
インスタントかソーサリーの呪文を引く
の実質3枚コンボ。各パーツが2種類以上あるとは言え、Sparkですら負けることがある点でお察し。
特に《群れの英雄》はそもそも《レニオンの光写し》の完全下位互換ですし、自分のクリーチャーを対象に取らにゃならんので、レスポンスで除去されたら目も当てられない。
という事で白単はお蔵入り。《群れの英雄》を抜いて《賢い光術師》を入れ、青または赤を混ぜた2種類のデッキで調整中。
210816
Platimum Tier 4
Landfall Aggro: 3-1
勝 白赤Knight
勝 青白アーティファクト(杖)
負 青赤巨人
勝 緑単(2/3/3狼、ヴォリングレックス)
タフネス高いクリーチャーは苦手なんで巨人は反則。
210817
Platinum Tier 4
Izzet Dragon 1-2
負 黒青アショク(手も足も出ず)
負 黒コン(完敗)
勝 赤単 (今週のハイライト)
フツーのイゼットドラゴンからカウンターを削って火力増やしてる形になっているので(組んだ段階ではそういうデッキがあるのを知りませんでしたが)、構造的にコントロール相手では勝てないですね。
黒コン相手には火力は腐るか相手にアドバンテージ入る《身代わり》のみ。フツーのクリーチャーデッキならブン回して全体除去打たれる前に倒し切るか、クリーチャーを小出しにするという手もあるんでしょうけども。
210818
Platinum Tier 4-3
Landfall Aggro 3-0
勝 白赤セカンドスペル
勝 緑黒エルフ(除去、harald,Tyver Kell)
勝 赤単(安息地、アナックス、義賊)
※2枚挿しの《弱者粉砕》が3戦とも刺さりまくり。土地さえ置ければ《レンジャー・クラス》の狼トークン以外はタフネス3以上になるので相性も良い。(そして、LV2にして狼強化すればそれすらも守れる)
この後、上記の画像のように《弱者粉砕》1枚増やして《マンモス》を1枚抜いて2枚に。
210819
Platimum Tier3
Magecraft Token 0-2
負 黒緑フィン
負 青白ダンジョン(相手残りLife3)
※《守護の盾、ヴァルクミラ》で攻撃がピタッと止まる。
210820
Platinum Tier 3
Paint in Reddish Black 4-0 (赤黒カレイン)
勝 青赤巨人
勝 赤黒ローグ
勝 青白赤コントロール?(ShatterSky,宝物化エンチャント,ドラゴンの火)
デッキ詳細は翌日にでも書きます。
210821
Platinum Tier 3-2
Landfall Aggro 10-4
"Kill 25 of your opponent's creatures" のデイリークエスト、やっちゃダメだなこいつは!
消化するのに14戦て。せめて他のデイリークエストと一緒にやらん事には。
密かに《弱者粉砕》でリムーブした時にはトリガーしないってのはあったけど、結局3体くらいしかリムーブしてなかったしなぁ...
結果的に勝率7割強、プレイングミスがなければ12-2の勝率8割5分強になってたかもしれません。
とは言え、タフネス4以上が出てきて勝った試合は、こちらがブン回って《山火事の精霊》2体が5/5にになって攻撃が2ターン連続で出来た対バードクラス戦のみ。瀕死状態で逆転した試合が2つ、お相手のよく分からない投了で勝ったのが1つありましたし、今回当たりが良かっただけで、そこまで勝率が高いデッキでは無い気はします。
ただ、《弱者粉砕》入れて勝率が上がった感は確実にあります。
負 黒単エンチャント (《悪魔の抱擁》《血空の狂戦士》)
勝 白単(《高貴なる行いの書》《魂癒やし人》)
勝 赤緑バードクラス
勝 赤緑ランプ?(《耕作》《石成エンジン》)
勝 白黒赤サイクリング(《天頂の閃光》残Life1)
負 白黒緑ヨーリオン(《ポルグラノフ》《ヤシャーン》
負 青赤緑ヨーリオン《砕骨》《アールンドの天啓》《キオーラ、海神を打ち倒す》
勝 黒緑エルフ
負 黒青ローグ (出た次のターンに《厚かましい借り手》を除去してればワンチャンあった)
勝 赤緑弾ける力?
勝 赤黒緑ヨーリオン(残Life3)
勝 白青緑ヨーリオン(《ウィザード・クラス》)
負 緑単色(《強行突破》にレスポンスして《探索する獣》に《ショック》2発打ってれば勝ててた)
勝 赤単ゴブリン
今週のハイライト 210817-3
基本的に「今週のハイライト」は勝ち負けに依らず、グッドゲームもしくはお相手に感心した対戦をメモる予定です。
...が、今回は笑いが止まらなかった対戦を。
こちらIzzet Dragon、お相手赤単。
お相手4ターン目、《鍛冶で鍛えられしアナックス》と1/1が2体。
アタック前にこちらの2/2になった《スプライトのドラゴン》を《初子さらい》でコントロールを奪い、4体で殴ってきて9点ダメージの残り8点。
正直、これには驚きました。
MtGに復帰したのが1ヶ月半前とは言え、一応《初子さらい》の存在は知っていました。強いのは分かってます。
ただ、自分で組んだPaint in Reddish Blackがそうであるように、サクり台があってこそのカードだと思っていたので、とてもサクリ台が無さそうな赤単色のデッキに入っているのが意外で。自分の知らないサクリ台でもあるんだろうか?
さらに横展開してくれる事を期待して《弱者粉砕》をそのまま打たずに予顕した分、ダメージ喰らったけどまぁいいか。どうせこっちにターン回ってきたら相手のクリーチャー一掃できるし...
なんて考えてたら、お相手エンドの前に《スプライトのドラゴン》へ《踏みつけ》!
正直、これには驚きました。
というか、大草原www
日本語版だと自分がコントロールするクリーチャーに火力を打つと「本当に実行しますか?」と確認ボタンが表示されますが(妥当な訳だと思います)、英語だと"Are You Sure?"(本気ですか?) という表示が出ます。
いや本当に正気の沙汰じゃないですよ。
《踏みつけ》で2点ダメージを喰らった2/2の《スプライトのドラゴン》が死亡し、《鍛冶で鍛えられしアナックス》の効果で1/1のサテュロストークンが出てくる、と対戦相手は思ってたのでしょうが、その前に《スプライトのドラゴン》の誘発効果が発動する訳で。
誘拐されてもう戻ってこないと思ってた《スプライトのドラゴン》が2/2から3/3へと一回り成長して帰ってきてくれました。
なるほど。《スプライトのドラゴン》を育てるために《初子さらい》したのか!(違
こちら4ターン目。《弱者粉砕》で《スプライトのドラゴン》諸共ダメージを与えつつ、生き残った《アナックス》に《火の預言》でお相手クリーチャーを一掃。追放なんでもちろんサテュロストークンなんて出てきませんが何か?
そして5/5になった《スプライトのドラゴン》で攻撃。お相手残り13点。
お相手5ターン目《朱地洞の族長、トーブラン》。
こちら5ターン目に土地を出して5マナ。満を持して《黄金架のドラゴン》出して殴れば残り4点まで削れるけど、もう一度《初子さらい》を喰らったら今度は冗談じゃ済まなくなる。(先程のプレイが冗談だったのかはさておき)
うーん、どうしたもんか。
...って、火力で焼けないクリーチャー対策にと入れていたカードがちょうどいい感じに手札にあるじゃないですか。
《マインド・フレイヤー》で《トーブラン》のコントロールを奪い、5/5の《スプライトのドラゴン》が殴って何故か7点ダメージの残り6点。
お相手6ターン目。《火刃の突撃者》《砕骨の巨人》を出し、手札0。
お相手残り6点、5/5の《スプライトのドラゴン》で殴れば5点+《トーブラン》の効果で2点だから、こちらの勝ちは確定してるんだけどお相手投了せずにエンド。
いやまぁ負けが確定してたら投了しなけりゃならん、って訳でもないですけども。個人的には負け確でも次のターンで負けるなら、投了せず相手にターン渡します。(どういう回し方するのかを見たいというのもあります)
こちら6ターン目。投了しないなら気持ちよく《黄金架のドラゴン》も出して殴るかー、なんて思ったらキャストの段階でお相手投了。
うーん、まだ1点耐えられるとでも思ってたんだろうか?それとも、《トーブラン》の効果を知らない訳がないので、《スプライトのドラゴン》が青のクリーチャーだと勘違いしたのかしら。
こんな感じの、割とレアケースな対戦でした。
一応断っておきますが、相手のプレイングミスを小馬鹿にする意図は無いです。
人間なんでミスはつきものです。何ならお相手より俺のほうがよっぽどミスをしてると思います。ただ、状況がおかしくておかしくて。
《初子さらい》されて、戻ってこないと半ば諦めていた《スプライトのドラゴン》が強化されて戻ってきたり。
お相手がクリーチャーのコントロールを戻したのにこっちは奪ったままだったり。
そして、お相手の行動が結果的に連続して《スプライトのドラゴン》を強化する事になったり。
また、お相手がプレイミスしていなくても恐らくこちらが勝っていた...
《初子さらい》からの《踏みつけ》ではなく、単純に《スプライトのドラゴン》を《踏みつけ》たとしても、こちらが《火の預言》を構えていたので、やはり《スプライトのドラゴン》は3/3になって場に残ることになっていた、というのも安心して笑えた原因かもしれません。
プレイングミスが出た原因として、《スプライトのドラゴン》がマイナーな存在というのはあるでしょう。一ヶ月半くらいARENAでプレイしてますが、Bronzeで1回しか出されたことないですからね。(翌日Hystric Brawlでも見ました)
ということで、今週のハイライトは"Are You Sure?"な対戦でした。