7/12日からMtG ARENAに嵌ってまして。
以前から存在自体は知ってたんですが、課金するのが面倒くさいってのがあってやってなかったんですよね。クレカ持たない主義なんで。
で、最近YOUTUBEを見るようになって。元々はボドゲ関連の動画を漁ってたんですが、そこから鉄道系のYOUTUBEを見るようになり。
個人的には「にっこーけん」さんが一番好きかなぁ。
で、その後になってMtGの動画も見るようになり。
一応昔MtGやってたんですよね。時期的には《ビジョンズ / Visions》から《メルカディアン・マスクス / Mercadian Masques》のあたり。
こんな事書くと年がバレますが。ええオッサンですとも。
大会に出たりとはしてませんでしたが、仲間内で遊んだり、今はなき『マジックのお医者さん』というサイトでチャットしたりデッキリスト投稿したりといった感じ。
自分が「組んだ」と言えるデッキは、例えば
RecSur
白黒《霊体の先達 / Karmic Guide》(オラクル改定により消滅)
《スランの鍛錬器/Thran Forge》入りストンピィ(ファンデッキ)
カタベラスバーゲン (ジャパンクラシック)
といった辺り。ただし、「RecSurは俺が作った」みたいなことは言ってませんよw
少なくとも『マジックのお医者さん』の中では原型を言えるデッキを最初に投稿した筈ですが、他所のサイトで先に投稿されていたり、他のプレイヤーが先に構築してたでしょうし。
《Cadaverous Bloom / 死体の花》と《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain》のコンボデッキに関しては少なくとも自分のデッキと言えると思います。「ジャパンクラシック」は当時日本語版が出ているカードプールが全て使えるというHobbyJapanが打ち出した特殊フォーマットでしたが、全く流行りませんでしたからね(苦笑)
ちなみにほどなくして《ヨーグモスの取り引き》がジャパンクラシックで禁止となりました。当たり前ですがな...
それはともかく。
この動画ではないのですが、どうもそれがiOS版が既にリリースされているという話を聞き、じゃぁちょっと触ってみようかしら...なんて軽いノリでやってみたのが悪かった。
今ではズブズブです(苦笑)
嵌るきっかけになったのは、デフォルトで組まれている「空中支配」と名の付いたデッキを
かなりアレンジして、デイリークエスト達成する程度に回してたんですよ。
使いたかったカードは《表現の反復 / Expressive Iteration(STX)》
動画見てて、このカードは強い上に楽しいなと。
3ターン目に青赤出て土地を出してない状態で唱えて、土地があれば実質2マナ2ドロー。3枚見て土地がなければ微妙ですが、それでも土地が欲しかった場合には打たなければ3ラウンド土地が引けなかった事を考えればむしろ唱えて良かったとすら思えます。状況によっては《渦まく知識 / Brainstorm》や《衝動 / Impulse》並かそれ以上の働きをしてくれます。(まぁソーサリーなんですけども)
で、そんな時にある意味運命の対戦が。
お相手ディミーアローグ (青黒ならず者ライブラリーアウトデッキ)
《空飛ぶ思考盗み / Soaring Thought-Thief》を《Waterknot / 水結び》するも、場に残っているため常在型能力はフツーに発動してしまい大苦戦(苦笑)
ライブラリーでもライフでもどちらでも死ねる残りライフ10、ライブラリー14枚の状態で引いたのは...
クエスト達成で貰ったデッキに入っていて、「色は合ってるから」とテキトーに入れてた《デミリッチ / Demilich(AFR)》
《Drown in the Loch / 湖での水難》されるも、次のターンに何事もなく場へ戻ってくる《デミリッチ》。殴っては《空飛ぶ思考盗み》を焼き、《遺跡ガニ / Ruin Crab》を焼き
最後にライブラリー0枚の状態から《乱動の噴火/Roil Eruption》をキッカーで払って削りきって勝ち。
いやー、正直シビレました。
こっちのデッキが弱いのは重々承知していて(まぁブロンズなんでそれでも勝率5割くらい)この試合は99%諦めてたんですが、そこからでも勝つことができました。
そこでふと湧いた疑問が。
じゃぁ、このデッキどこまで面白くなるの?
という事で課金まっしぐらw
明らかに場違いなのは4枚入れてる《マーフォークの風泥棒 / Merfolk Windrobber》。元々ARENAにどんなデッキがプレイされているかを探るのが主な目的だったので真っ先に抜きます。蟹が焼けないからと入れていた《乱動の噴火》は《火の予言 / Fire Prophecy》に。そして明らかに強い《黄金架のドラゴン / Goldspan Dragon》《厚かましい借り手 / Brazen Borrower》《砕骨の巨人 / Bonecrusher Giant》を4積み、土地も青赤ランドを2種+《寓話の小道 / Fabled Passage》各4枚に。
《表現の反復》《雲族の予見者 / Cloudkin Seer》でドロー強化し、《イーヴォ島の管理人 / Warden of Evos Isle》でコストを下げて《黄金架のドラゴン》に繋ぐという感じ。
チャームポイントは1枚挿しの《イリシッドの学者、グラジラックス / Grazilaxx, Illithid Scholar》。
《借り手》《砕骨》がブロックされたら手札に戻して再利用、《雲族の予見者》なら1枚ドローと思ってたんですが...
大体フライヤーだからあんまブロックされないという(苦笑) そもそもブロックされる状況が少なかったり。むしろ場に出して何回かカードが引ける程度の存在に。
さすがに《黄金架のドラゴン》4積みしてるだけあって、ブロンズはあっさりクリアしてシルバーランクへ行ってしまいました。
ただまーこのデッキもまだ不満がありまして。
《雲族の予見者》《イーヴォ島の管理人》がどう考えても弱い(当たり前)
いや、分かってるんですよ最初から分かってましたよ。
そもそも、対戦相手が「空中支配」をベースにしたデッキ以外では見た事ないし。
フツーに考えれば《襲来の予測 / Saw Its Coming》等のカウンターが入るんでしょうけど、個人的にはコンボとまでは行かなくてもシナジーを活かしたテンポデッキを作りたかったんですよね。
今考えればネットで検索すればなんぼでも良いデッキが見つかるんでしょうけども。
もうひとつの悩みの種が、1~2ラウンドのアクションが火力と《借り手》しかないこと。《表現の反復》は基本的に2ラウンド目では打たないんで、リアクションしかやる事がありません。こちらからアクションを起こすカードが欲しいところ。
なんて事を考えていたところでようやくARENAの検索で「所持していない」のチェックがある事に気づき(遅せぇよ)、そこで見つけたのがこのカード。
これ見つけた時は目からウロコでした。
2ラウンド目に1発殴りつつ、3ラウンドの《表現の反復》でパンプアップ。後は適当に火力打ってるだけでみるみるうちに成長していくし、コンバットトリックにもなる。
終盤にならないと1ターンに複数呪文を唱えられない構成なので、そのターンのみ攻撃力が上がるよりはカウンター乗るほうが有り難い。さらには《借り手》《砕骨》の出来事にもトリガーするといったように、自分のやりたい方向とベストマッチのカードだと思いました。
という事で現在のデッキ
Izzet Dragon
4 Bonecrusher Giant (ELD) 115
4 Prismari Command (STX) 214
4 Shock (ANB) 84
1 Demilich (AFR) 53
4 Goldspan Dragon (KHM) 139
4 Fabled Passage (ELD) 244
4 Expressive Iteration (STX) 186
5 Mountain (UST) 215
4 Brazen Borrower (ELD) 39
4 Sprite Dragon (IKO) 211
4 Fire Prophecy (IKO) 116
5 Island (UST) 213
4 Temple of Epiphany (M20) 253
2 Mind Flayer (AFR) 63
4 Riverglide Pathway (ZNR) 264
1 Iymrith, Desert Doom (AFR) 62
2 Mordenkainen (AFR) 64
4枚挿しの固定カード以外は今も調整中です。《イリシッドの学者、グラジラックス》は昨日まで1枚残ってましたが、《モルデンカイネン / Mordenkainen》を入れる際に削除。今Gold Tier2ですが、Silver辺りからの勝率は5割強の印象。《モルデンカイネン》のおかげで拾った1戦を含み、今朝5戦5勝できました。お相手は
白単ライフ(正義の戦乙女)
緑単色(オーカ・ジェリー)
白緑ライフ(月の刃、トレラッサーラ=ズインド)
白赤ウィノータ(軍団のまとめ役 ウィノータ)
といった辺り。
追記:とか書いてたら翌日4戦全敗でした。お相手は
白単セカンドスペル(クラリオンのスピリット)
白緑星座(セテッサの勇者)
5色根本原理?(発生の根本原理)
黒単深淵への覗き込み
火力が4種16枚入ってるだけあって、単純なウィニーには滅法強いです。
コントロール相手にはマストカウンターと言えるカードが少ない分、勝ち目は薄いです。
弱点と言えばタフネス3だと対処が《火の予言》か2点火力2枚しかありませんし、タフネス4以上だと確実に2枚使わされます。《正義の戦乙女 / Righteous Valkyrie》もさることながら、《長老ガーガロス / Elder Gargaroth》を出されると《黄金架のドラゴン》の攻撃すら通らず、《借り手》でバウンスした間に削り切るしかありません。
という事で、高タフネスに対応すべく《マインド・フレイヤー / Mind Flayer》《モルデンカイネン》を2枚づつ。《長老ガーガロス》の入ったデッキはあまり除去が飛んでこない印象なので、《マインド・フレイヤー / Mind Flayer》が意外と場に残ってくれます。
《イリシッドの学者、グラジラックス》がいれば使い回せたんですけどね...w
まぁ実際パクったクリーチャーが相打ちなどで死んだ上で《マインド・フレイヤー》が残ってる状況はほぼ無さそうですけども。(今のところ1回もありません)
プレイして一番楽しいのは、やはりキーカードである
《スプライトのドラゴン / Sprite Dragon》を活用できた時ですね。
今朝の対戦では、お相手《精霊龍、ウギン / Ugin, the Spirit Dragon》に場を一掃された次の次のターンに《スプライトのドラゴン / Sprite Dragon》を引き、《プリズマリの命令/Prismari Command》で本体2点+宝物の後、攻撃に対応して《マグマ・オパス / Magma Opus》で4点火力が飛んできたものの、《ショック / Shock》2枚本体+《借り手》でちょうど11点削りきった、なんて事もありました。
(攻撃の前に《マグマ・オパス》でタップさせて、次のターンに《精霊龍、ウギン》で処理されたらたぶん負けてたと思いますが、まぁ残り11点で死ぬとも思えないし、《精霊龍、ウギン》温存できてりゃまず負けない展開だから致し方ないのかな。)
後から調べたら似たようなデッキ自体はあるっぽいですが(そもそもIzzet Dragonという名前のデッキすらある)、大抵はコントロール寄りにシフトしているので、最早別のデッキだと言えるのではないでしょうか。とは言え、このタイプのデッキもたぶんあるんでしょうけども。
でまぁ別のデッキだけあって、割と相手の対応をミスリードできるのもまた面白いところ。
例えば3ターン目に《表現の反復》唱えたら、お相手はカウンターの恐れがない今のうちにと本体に《砕骨》打ってきたりします。1度だけ《スプライトのドラゴン》が入ったデッキと対戦した時がありましたが、その時ですらそんな行動を取られましたw
その後に《スプライトのドラゴン》がこんにちは。2枚目の《砕骨》引いた頃にはもう3/3くらいには成長してて対処しきれない、なんて事がたまにあります。今日のウィノータ戦でもありました。
あと、相手がカウンターを警戒してくれるのも良いです。基本的にはテンポデッキなんで相手の行動が遅れるほど優位に働きますし、青マナが立ってない今がチャンスと出したクリーチャーを焼いたりすると、意表を突けてるんじゃないかな、と。
これはあくまで想像ですが、実際火力打ったり《スプライトのドラゴン》が出てくると、お相手が時間を使ってくること、結構あります。
てな訳で、ARENAで最初に完成させたIzzet Dragonでした。
連休中にもう1つのデッキをupする予定です。