機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

今週のARENA 211212-211218

211212

2-6 UG MageCraft ver1.10

前回のデッキの修正版。

3戦して2-1でデイリー消化といい感じだったんで、ついでだからウィークリーの15勝も消化しちゃおうかと欲を出したらですね...

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その後5連敗するという(苦笑)

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初戦の白単は《石縛りの使い魔》に《スカイクレイブの大鎚》2つ付けるという謎な行動を取ってきて、残り8点まで削られたものの《消えゆく希望》1発で形勢逆転といった対戦でした。

3戦目の白黒クレリックはお互いクリーチャー並んだ時にこっちがやけくそフルパンしたらお相手ライフ1点だけ残るようにブロックしたため《突っ走り》で勝ち。

...今考えたらお相手のプレイングにも大分助けられているなぁと。

 

2戦目はあんまり効いてない《飲み込む潮》を2回打たれたりしつつ《星界の大蛇、コーマ》出されて投了、4戦目の白黒クレリックは《忘れられた大天使、リーサ》が出てきて負け、5戦目は白単セカンドスペルにブン回りされ、6戦目は黒単コントロールで6マナ溜まった時点で投了したらタイムラグで《雪上の血痕》を打たれた段階で対戦終了。

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7戦目は4ターン目に《吸血鬼の社交家》が3体並ぶという御無体なプレイに押され、5ターン目に《海門の嵐呼び》からの《吹雪の乱闘》+《断固たる否定》で3体とも除去するも残りライフ4点。《最後の血の長、ドラーナ》が出てきて負け。

8戦目は黒緑で《群がる骸骨》出された時点で投了。

 

いやまぁ酷い負けっぷりでした。

格闘除去は「こちらにもお相手にもクリーチャーがいる」という条件が付くので、主役にするのは難しい

その上、こちらのクリーチャーのパワーがお相手のクリーチャーのタフネスより低いと役に立たない

そもそもコントロール相手には格闘除去が腐る上にお相手のAoEで沈む

という構造的な欠陥があるんですよね...

まぁ3つ目に関しては最初から分かってましたが、本来メタってる白単やクレリックにフツーに負ける辺りが頭の痛いところ。

根本的に変えないとちょっと厳しそうです。

 

0-2 Landfall Aggro ver2.03

で、デッキ変えてランク戦続行。今度はLandfall Aggro。

しかしここで連敗orz

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これは2戦目のお相手のデッキですが、除去3発喰らって負け。

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《セッジムーアの魔女》には《弱者粉砕》、《溺神の信奉者、リーア》に対しては《悪魔の稲妻》で対応できたのにも関わらず、ですよ。

上陸クリーチャー3種類は残すとして、その他は根本的に変えないといかんかもですなぁ。ローテーションで《耕作》落ちてからはイマイチ成績がパッとせず、決定打にも欠けてるんでどうにかしないと。

 

2-1 Esp ZombieGeyser

仕方ないので本気だしてEsp ZombieGeyserで。さすがに2勝できました。

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3戦目は《信仰縛りの審判官》が墓地にある状態で《腐敗した再会》引くか、残り6点でスペル2回唱えられる呪文を引けば勝ちの状態で《レオニンの光写し》を引いて負け。でもまぁコントロール相手にここまで健闘出来たってだけで一応満足はできますが。

 

今週のハイライト

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2戦目のお相手のデッキ。至って普通の白単。

これに《厳しい試験官》が刺さりまくり

こちら後手で、2ターン目に《厳しい試験官》出すと、お相手《粗暴な聖戦士》を出して...場に出たときの効果が打ち消されて終了。(一応、昼にはなりました)

まぁ3マナ2/2のバニラになると分かってても出さざるを得ないのかな、とか思ってたら

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次のターン、《豪胆な敵対者》を唱え、さらに《厳しい試験官》の2マナを支払うというマゾプレイ炸裂w

《豪胆な敵対者》の場に出たときの効果を使えるだけのマナ残ってないのに...

次のターン《レオニンの光写し》出して《光輝王の野心家》に《運命的不在》打ったらお相手投了。

ただまー問題はこの手のヘイトベアーって実際に効いたかどうか分からないんですよね。たいてい唱えて来なくなるから(苦笑)

先週こう書きましたが、まさか滅茶苦茶効いてることが手に取るように分かる事になるとは思いませんでした(苦笑)

 

211216

5-2 Archemy: Singleton

アルケミーのシングルトンのイベントがあったんで参加。

個人的には一番好きな色は黒なんですが、シングルトンなら構造が簡単な方が強いだろうという事で白ウィニーを作ってみた。

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...いやほんと、現環境って白強すぎじゃね?(苦笑)

こんだけカード入れてるのに、構築でほとんど見ないカードって《君は見張り中に物音を聞いた》《解呪》《ランタンのきらめき》《ガヴォニーの黎明護衛》《招待制》くらいでしょうに。

アルケミーのカードは4枚導入。

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《審問官の隊長》は場に出たときライブラリーから3マナ以下のクリーチャー2体引っ張って来て、そのうちの1枚を場に出し、もう1枚をライブラリーに戻すETBを持つクリーチャー。

よく言われてますが疑似《集合した中隊》ですね。インスタントタイミングで打てない代わりに、必ず3/3警戒ともう1体が出せる安定感があります。まぁ弱い訳ないですよね。

エバハード船長》は《剣術の名手》の上位互換(伝説ではありますが)。このデッキだとそれほどって感じですが、色々悪さできそうな雰囲気は漂います。

《団結の天使》はこのデッキだとパーティメンバーは11体しかいませんが、それでもまぁ2マナ1/3飛行絆魂ってだけでそれなりに。

逆に《探検隊の供給者》は人間が15体+《堕ちたる者の案内者》《婚礼の発表》《輝かしい聖戦士、エーデリン》の人間トークンといったように、シングルトンなのに案外能力が起動します。まぁぶっちゃけ弱体化されてても《光輝王の野心家》よりは弱い気はしますがね。

 

イベント自体は3連勝クリアしたんですが、このデッキで無双できる訳でも無いよなぁと続戦してみたら

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案の定その後は2-2の成績。

負けた試合は白黒で《ターグリットのランタン》で削り殺されたのと、バーン気味の赤単。黒絡みのコントロールには負けるだろうなぁという予想はしてましたが、

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バーンが成立するってのは目から鱗。ちなみにお相手の《龍族の狂戦士》を《粗暴な聖戦士》で除去するという大ポカが敗因でした(苦笑) バーンだから即取り戻されるに決まってるじゃないの...

 

一番面白かった対戦は初戦でして、手札に《ドゥームスカール》あるからとライフ6点まで粘ってリセットしたら、

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お相手のアルケミーのカード《呪い縛りの魔女》を巻き込んで《侵入者への呪い》を出されるという。

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そこからクリーチャー5体しか展開できなった訳ですが、《フロスト・ドラゴンの洞窟》絡めて何とか削り切る。

いやぁこのデュエルは痺れました。この時ほど《輝かしい聖戦士、エーデリン》が弱く感じた事は無いですねw

 

2111218

Landfall Aggro ver2.10

デッキを大幅に変更。

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元々《霜噛み》を入れるために氷雪導入してましたが、前verでは《吹雪の乱闘》を残すのみで、タップインの2色氷雪土地が速度を遅くしている原因かなと。

という事で氷雪シナジー全部抜き。何でコレもっと早くやらんかったんか...

スローランドも最初は抜いてましたが、さすがに色マナが不安定になったので4枚。

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土地以外も9枚入れ替え。上陸クリーチャー3枚の中で一番強いのは間違いなく《山火事の精霊》だと考えていますが、やはり速攻が強いんですよね。

よくよく考えてみれば、特に重いカードに顕著ですが、「場に出た時に仕事をする」「除去耐性がある」のいずれかが無いと、よっぽどスペックが高くないと使えないのかなと。例えば《長老ガーガロス》クラスの。

 

という事で、「場に出た時に効果が発動する」訳ではありませんが、速攻付与できる《無謀な嵐探し》《結ばれた者、ハラナとアレイナ》をフル投入

この2体のおかげで今まで動きがモッサリしていた《アクームのヘルハウンド》《カザンドゥのマンモス》も、出したターンに追加で土地出してそのまま殴れたりするのを期待。何よりAoE打たれる前に一発殴れたり、バウンスをそこまで苦にしないであろう辺りが素晴らしい。

あとこれはオマケですが、《無謀な嵐探し》《結ばれた者、ハラナとアレイナ》両方場に出ていた時、自動で《結ばれた者、ハラナとアレイナ》の効果を先に載せてくれるのが楽でいいです。

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《無謀な嵐探し》の効果で《結ばれた者、ハラナとアレイナ》が3/3(裏面だと4/3)になり、《結ばれた者、ハラナとアレイナ》の+1/+1カウンター付与が3つ(裏面だと4つ)という最適なスタック順で常に発動してくれます。やっぱフルコントロール面倒ですからね。

 

間違ってフリープレイで1勝した後にランクマッチ。

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1戦目のイゼットにはシャコ出され、3戦目の白緑には《祝福されし者の声》がとんでもないサイズに膨れ上がって負け。まぁどちらかと言えばライフ回復されたのが痛かったですが。手遅れになる前に《弱者粉砕》引けてれば勝てたはず。

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4戦目の白青緑には《怪しげな密航者》《戦闘講習》というよく分からないコンボは《弱者粉砕》したものの、《ドゥームスカール》《アールンドの天啓》で時間を稼がれ、9マナある状態で《仮面林の結節点》出されて負け。

 

と、ここまでの結果は1-3だったんですが、手応え自体は悪くなく。いやむしろ良いくらい。

この時点でデイリー2つ消化してたんですが、残りの「クリーチャー15体破壊」までいっちゃうかと続戦。さらにウィークリー消化まで続けてみると...

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その後6連勝と望外の結果に。

とは言えお相手のミスだったり接戦も込みなので、7割勝てるデッキかと言われるとさすがにそこまでは。ただ、5割前後は勝てそうな手応え。

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中には7戦目の白緑クレリックのように、《山火事の精霊》が3/3で殴ったのを《情熱的な扇動者》に《蛇皮のヴェール》で強化してブロックというアレなプレイが炸裂したのが最終的に勝敗を分けた対戦もありましたが。

そもそもこの時点で2対1交換ですし、この後《進化する未開地》切って《山火事の精霊》が5/5になったんで2対0交換になったとゆー。もしくはカード2枚使って5点回復。

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10戦目のラクドストレジャー(恐らく日本人)はこちら残り6点で、《イマースタームの捕食者》が次のターン6/6になるのでリーチかけられた状態。

場にクリーチャーがいない状態から手札に温存していた《山火事の精霊》唱えて土地を出して《レンジャー・クラス》で+1/+1カウンターが載って《乱動の再成長》で8/8になってきっちリーサル。後手でこれは気持ちいい。

 

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また、8戦目の青白タッチ赤のデッキには《ドゥームスカール》3発打たれての勝ち。これはデカい。

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通ればリーサルの状態で《乱動の再成長》打ったら《才能の試験》でカウンターされたんですが、お相手は手札の《乱動の再成長》は捨てさせず、次のターン《ドゥームスカール》。

まぁ手札にクリーチャーいなけりゃ役に立たない、そう思いますよねー。

しかしこれが災いして、残り4点になった2ターン後に出した《山火事の精霊》に《レンジャー・クラス》の効果で+1/+1カウンターが載り、《消えゆく希望》を《蛇皮のヴェール》で躱した後に《乱動の再成長》で7/7になってリーサル。《乱動の再成長》がなければ残り1点で凌げたのに。

 

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6戦目の白黒クレリックは《レンジャー・クラス》LV3の状態で捲れたトップから《アクームのヘルハウンド》《山火事の精霊》と連続キャスト、《無謀な嵐探し》の効果で《アクームのヘルハウンド》が速攻を得た上で《乱動の再成長》のパンプと、非常に良い回りをしてくれました。

正直《レンジャー・クラス》《乱動の再成長》は境界線上かなぁと思ってましたが、やはり《レンジャー・クラス》は雑に強いですし、《乱動の再成長》はマナ加速してるのも関わらずブロッカーを除去したりフィニッシャーになったりと、このデッキのアクセントとしてはマッチしてると思います。ほぼ使われてないカードなんで意外性もあるでしょうし。

むしろ6戦目で2回殴っただけの《黄金架のドラゴン》の方が境界線上にいるのかもしれません。マジで。

 

勝率が良かったのはもちろん嬉しいんですが、それをオリジナルなデッキで叩き出したので格別です。

さらに言うと、Arenaで2番目に組んだLandfall Aggroがローテーション後は《耕作》が抜けてパッとしてませんでしたが、それが生き返ったように勢いのあるデッキになったのがたいへん喜ばしいです。

何よりプレイしてて楽しい!これ重要。

 

いい週末でした。

 

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