個人的に大好きなYoutuber, ポメラノドンさんが一時期更新してなかったんですが、『指輪物語』を契機に復帰したのが今月一番嬉しかった事ですかねぇ。
村雨猛さんが『指輪物語』アーリーアクセスのライブ配信してた時に、対戦相手としてポメラノドンさんを見かけたので、MtGは辞めてないのねと一縷の希望を抱いてたんですが。
強いデッキだったらガチの人には到底叶いませんし、面白いデッキでも令月式さんが結構な更新頻度でアレなデッキを投稿してますが、ポメラノドンさんの場合は、何というかカードに対する愛があっていいんですよねぇ。あの姿勢は見習いたい。
ラダー
今月は『Recurring Evangel』でしか回してませんね(苦笑)
アルケミーで《シガルダの福音者》落ちたらラダーしないんじゃないか疑惑。
今現在、スタンダード環境的には比較的良好だとは思うんですよ。以前の『白単』『緑単』『イゼット』の3択だった環境に比べれば遥かに健全ですし、ミッドレンジ全盛と言われてますが、言い方を変えればアグロもコントロールもある程度生息できるんじゃないかと。
結局のところ、Tier外でそこそこ戦えてそこそこ面白いデッキを見つけきれてないという個人的な問題なんですよねぇ。昔はそこに「魔技」や「イゼット(天啓前)」がすっぽり収まっていたんですけども。
21-11の勝率65.6%。無課金っぽいデッキ相手には4-0といったところ。
『指輪物語』が実装されてからは、猛威を振るっている《一つの指輪》を導入してみましたが...今のところ何とも言えず。
基本的にコントロールは苦手ですが、全体除去を打たれてもワンチャンあるだけまだマシかもしれません。《シガルダの福音者》が墓地にさえ居れば《永岩城の修繕》《セラの模範》で再展開も比較的容易。この対戦では《永岩城の修繕》は1度《否認》されましたが、引いた《シガルダの福音者》を出した後の《告別》は《精霊界との接触》で1体ブリンク。
お相手が《否認》でカウンターしようとしてたのか、解決まで結構時間掛かったのはちょっと笑いました。
《精霊界との接触》の素晴らしい点は、このように魂力で使うと起動型能力を打ち消す呪文でしかカウンターできないことに加え、対戦相手のメインフェイズに魂力で打つと《シガルダの福音者》がターン終了時に戻ってくるので、EtBで手札に創出された《シガルダの福音者》の「ターン終了時に捨てる」効果が次のターン終了時、つまり自分のターン終了時まで手札に残っているんですよね。
結果として、次のターンにまた再展開が可能、という事になります。
相手にターン終了時に魂力で打っちゃうと、自分のターン終了時にようやく帰ってきて使えないまま相手のターン終了時に《シガルダの福音者》を捨てるという悲しい事になりますが(苦笑)
...ええ、一回やりましたとも。
《精霊界との接触》の除去モード自体は《告別》と相性が悪い、このデッキが苦手とするPW(特に《邪なる大魔導士、ターシャ》)に触れない、という欠点はあるものの、除去として使えつつもブリンクとして使え、なおかつ魂力で使って墓地に行くと《セラの模範》で再利用も出来るとあって、割と重宝してます。
21-11 RankMatch Total
ミッドウィーク・マジック
230601
Midweek Magic: Phantom Sealded (Innstrad: Midnight Hunt)
この日のミッドウィーク・マジックは『ファントム・シールド』
この時期に『イニストラード:真夜中の狩り』のシールドがあったこともあってか、それのファントム版でした。
この環境のトップコモン《窓からの放り投げ》4枚でこりゃ楽勝じゃね?と高を括ってました。
レアの《墓地の侵入者》はスタンダードでも普通に4投されるほどの強カードではあるのですが、除去を打たれても1対2交換になるというようなアドバンテージカードの側面が大きいので、出せたらそれだけで勝てるボムレアとは違い、リミテッドではそこまで強くないのかなぁと。
《堕落した司教、ジェレン》はさらに細やかなアドバンテージカード。《セレスタス》も構築で使われたカードですが、ルーティングはともかく昼/夜切り替えがこちらのデッキにはほぼ意味ないのでそこまで効果的という訳でもなく。
《セレスタス》でルーティングをしてもまだ手札に土地が残るといった滅茶苦茶な事故もあったりしましたが、飛行が止まらないという構造的な問題もあって1-4とボッコボコな結果に。
その段階でようやく赤が弱いことに気づき、青と入れ替えてから2連勝でイベントクリア。
ただまー、そのうちの1勝がお相手《曲芸師の一座》をX=0で唱えての恥ずか死だったのでイマイチ実感が湧かず、続戦してみたら2連敗で結果2-2ということに。
後で「大やけどした節約家」さん (今は改名してます) の動画見てみたんですが、
思いっきり「赤は避けろ」と言われてますね(苦笑)
ただまー、それにしてもちょっと負けすぎた気はしますね...
明らかに3マナに偏ってるってのはあったんでしょうけど、カード無いもんはしょうがないですしねぇ...
1-3, 2-2 Midweek Magic: Phantom Sealded (Innstrad: Midnight Hunt)
230607
Midweek Magic: Historic Pauper
この日のミッドウィーク・マジックは『ヒストリック・パウパー』
いつものように白黒ライフゲインでいつものように3-1でした。
いつもと違う点は、1戦は大体長引くんですが今回はどの試合もあっさり勝敗が決まった所ですかね。
前回から《天界のユニコーン》4投してますが、さすがに育つと強いですなぁ。
3-1 Midweek Magic: Historic Pauper
230615
Midweek Magic: Momir
この日のミッドウィーク・マジックは『モミール』
幸いなことに、最も苦手とするフォーマットです(苦笑)
今回は3-5とまだマシな勝率でしたw
今回いつもと違ったのは、色事故がほとんど無かったことと
1ターン目から起動してくるお相手に
2回ともフルボッコにされた点ですかね。
...少なくとも3ターン目からの起動がセオリーだと思うけどなぁ。
今回は《グリセルブランド》に2回助けられたのがラッキーでした。
3-5 Midweek Magic: Momir
230623
Midweek Magic: Future Precons
この日のミッドウィーク・マジックは『構築済みフューチャー・スタンダード』
現在の2色配布デッキ10個のうち一つを使って対戦するイベントです。
デッキビルダー的には構築済みは若干テンション下がるのですが、無課金のプレイヤーが平等な立場でプレイできるイベントは定期的に開いて欲しいなぁとは思います。
ブロックできるのに「ブロックしない」を選んでしまってリーサル喰らうという超ボーンヘッドがありましたが、かなり押されてたんでどのみち負けてた試合を落とした以外は勝てました。
数が並ぶと壮観でしたね。
3-1 Midweek Magic: Future Precons
230629
Midweek Magic: Phantom Sealded (The Lord of the Rings: Tales of Middle-Earth)
この日のミッドウィーク・マジックはファントム・シールド
『指輪物語:中つ国の伝承』のシールドでした。
明らかに赤が強かったので赤確定。白も青もクリーチャーが少なく、緑はルーザーカラーという事なので赤緑でプレイ。
まぁ3-2から3-3かなぁと思ってたら
何と3-8でしたorz
ボムレアが1枚もなく、カードのシナジーもほとんど無かったのが敗因でした。
けど、赤黒以外選択肢ないよなー、一応赤緑はボムレアっぽいのがあったけど...
とか思いつつ
一応赤緑でこんな感じで組んでみる。(コモン土地は2枚でした)
一応《弓の名人、レゴラス》もレアですが、クリーチャーを対象に取るカードがそんなに多くないんで微妙、クリーチャーの質も格段に上がる訳でもなく、むしろ飛行が1体もいなくなると問題山積。
ところがこれが3-3と思ったより善戦。
じゃぁちゃんと40枚デッキにするかと続戦すると
今度は5-2。まぁぶっちゃけ1枚抜いた原因でこれだけ勝率に差が付くってのはたまたまでしょうし、1戦は不戦勝とは言え、それを除いても赤緑は.583と中々の結果に。
少なくとも黒赤の勝率.273とは雲泥の差。
《ドゥリンの扉》自体は確かに強かったですが、あまりサイズ感のあるクリーチャーがいる訳でもなく、攻撃できる時にしか誘発しないので不利をひっくり返せる訳でもなく、ってな感じでした。拮抗してたり、コンバットトリックを持ってる場合にはそれなりに有効かなぁとは思いました。結果的に3戦で出して1戦では勝利に貢献した感じ。
正直、何で勝てたのかよく分かりませんでしたね。それだけに今回の結果は深刻だなぁとも。ドラフトに比べてシールドは苦手、なだけならまだいいんですが、2つのデッキ比べてどっちが強いか分かってないってのは非常に問題アリ。
3-8, 8-5 Midweek Magic: Phantom Sealded (The Lord of the Rings: Tales of Middle-Earth)
その他イベント / リミテッド
230603
Festival: Treasured Historic Singleton
この日のイベントは『フェスティバル:宝物ヒストリック・シングルトン』
自分のアップキープの開始時に宝物トークンが自動生成される紋章付きでのヒストリック・シングルトンでした。
シングルトンは基本的に白単か赤単使ってますが、マナ加速が勝手にされるんなら赤がより強くなるだろうと。
前回使って微妙だった《血羽根のフェニックス》や、1ターン目から2マナのアクションが取れるので相対的に価値が下がると感じた《ティーフリングののけ者》、ナーフされて1マナ増えた《衝撃的な悪戯》を抜き、毎ターン宝物が出ることでメリットのある《龍火花の反応炉》《霜剣山の製錬者》と、手札が早く尽きそうなので何度も使い回せる《不吉な旅人》に差し替え。
案の定アグロ有利な環境だったかなーという感じで4-1フィニッシュ。
負けた2戦目は3ターン目に《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun's Grace(THB)》が出て即投了(苦笑)
こうなったら絶対勝てませんが、お相手のデッキ見るために投了しない方が良かったかなぁと書いてる今になって後悔。何のために緑入ってるんだろうか。
今考えると結局起動に4マナ掛かる《龍火花の反応炉》は引いても微妙だったかもしれませんが、《霜剣山の製錬者》は2戦で大活躍でした。お相手が4ターン目でようやくクリーチャーをだす悠長な立ち上がりだったというのもありますが、4ターン目でこんだけ並ぶとAoEじゃないと対処できんでしょうね。
4-1 Festival: Treasured Historic Singleton
230623
Premior Draft: The Lord of the Rings: Tales of Middle-Earth
月に1回はドラフトやっとかないとね、という事でプレミアドラフト。
本当はクイックドラフトの方が気が楽なんですけど、カード揃ってるエキスパンションやってもなぁという事もあり。
『指輪物語』は遥か昔に映画は見たハズなんですが、ほとんど覚えてないなぁ...
映像が綺麗だっとしか(苦笑)
1手目レア土地引いて当たりだと思ったんですけどねぇ...
結果的は単にタップインする土地でしたわ(苦笑)
青も黒も2/2/1クリーチャーがコモンに1種類しかいない事もあってか、2マナ帯スッカスカな謎の青黒デッキ爆誕(苦笑)
《闇の森のコウモリ》は4枚流れて来ましたが、《モルドールの投石機》《褐色国のクレバイン》は結局1回も回って来ず。《ゴラムへの拷問》投入すべきだったかな...
てか、何でこのマナカーブで土地16枚なんですかね!今気づいたよ!
そりゃまー2回事故りますわなぁ。
さらに青黒なのにも関わらずゾンビ動員のカードがさほど入ってる訳でもなく、ではさすがに厳しい。ボムレアがあった訳でもないですし、むしろ1回勝てた事が奇跡だったのかもしれないですねぇ今見返すと。
で、さすがにこのままでは引き下がれんよなぁと再挑戦。
おお、何か強そう。クリーチャーの追放除去であるにも関わらず、自身が場を離れても戻さないのね。ブリンクしても楽しいし、オマケの効果も速攻と噛み合ってるのにたった4マナ。迷わずピック。
2パック目初手は正直そこまで強くないだろうなぁと思いつつも《サウロンの破滅、フロド》を取り
3手目の初手には《西方の焰、アンドゥーリル》!
あーこれ、ポメラノドンさんの動画で使ってた奴じゃないの。
このデッキ自体は面白そうだなぁというより「調整が難しそうだなぁ」と思って試しに組んで回してみたんですが、案の定「クリーチャーはいるけど装備が無い」か「装備はあるがクリーチャーが除去されました」といった、「魔技」「英雄的」「イゼットスペル」のあるあるが頻発するなぁという印象でした。
「魔技」「英雄的」「イゼットスペル」はその不安定さと引き換えに1ターンで20点以上叩き出せる爆発力があったんですが、このデッキにはそこまでの上振れは無いんですよねぇ...
ただまー、2ターン目に《固き決意の英雄、フロド》出して、3ターン目に《西方の焰、アンドゥーリル》が付いて殴って除去されなければそこそこイケるなぁとは思ってました。
そんな《西方の焰、アンドゥーリル》。構築で回って強いカードならリミテッドだと間違いなくボムレアですわな。この動画見てなくてもピックできたかどうか...
さらには4手目で回ってきた《馬の王者、飛蔭》
5/4/4速攻だけではイマイチかなぁと思いつつも、「攻撃したとき手札からパワーがこれ以下のクリーチャー・カードを攻撃状態で戦場に出す」ってのはいいなぁと。初手で取った《恐れを知らぬ騎士、エオウィン》も出せますし。
という事で組んだデッキがコレ。
先のドラフトの反省を踏まえ、2マナクリーチャーを4体確保。除去が《恐れを知らぬ騎士、エオウィン》含めても3枚というのは正直苦しいですが、《間に合わせの棍棒》以外の火力除去は3パック目初手にしか回って来なかったのでので已む無し。
土地17枚に加えて土地サイクリング4枚体制なんで、マナスクリューはある程度避けられそうなのもGood。
少なくとも3-3くらいはやれそうな気はするけど、まだ環境良く分かってないしなーと、不安を抱えながら挑戦。
1戦目はライフで押されたものの、お相手のコンバットトリックを《オルサンクからの脱出》で綺麗に躱したのが決め手に。
2戦目はお相手クリーチャータップ状態から《馬の王者、飛蔭》経由で《ウェストフォルドの領主、エルケンブランド》がこんにちは。全体+1/+0修正が付いて一気に16点ダメージで逆転。
3戦目は《サウロンの破滅、フロド》が3ターン目から2/3絆魂先制攻撃で殴り続けてお相手投了。
4戦目はお相手のミスに助けられて、というかインクの染みが大活躍(苦笑)
《塚山出土の太刀》が付いた《東マーク軍団の騎兵》をお相手1/1/1接死の《闇の森の蜘蛛》でブロック。
お相手、ブロック後のエフェクトで《塚山出土の太刀》の能力 (相手のクリーチャーの能力を失わせる。ここでは接死) にようやく気づき、慌てて《ピピンの武勇》で相打ちに。
...0対1交換が1対2交換になっただけな上に計算もし易くなったから大助かりなんですけどもw
リーサルになった場面も《灰色の軍団の兵士》が何故かブロック指定後に出てきたため、ブロッカーが足らず。
5戦目はお相手のクリーチャーがあまり出て来ないのに乗じて、《馬の王者、飛蔭》からのオーバーキル。いやぁ気持ちいいねこのクリーチャー。
いやー、このまま完走できんじゃね?なんて期待に胸膨らませつつ調子乗った途端、マッチングに2分以上掛かる。
これ、ランク上位か勝ってる相手探してるんだろうなぁと予想しつつプレイ開始。
そして期待は裏切られ、予想は裏切らない。
6戦目は飛行クリーチャーに装備品が付くという超シンプルな攻めに為す術もなく負け、
7戦目は小粒クリーチャーでは《ローハンの王、セオデン》の二段攻撃付与が止められず、あっさり押し切られる。
今月のハイライト
しかし8戦目は指輪所持者に削られ続けるも、最後はお相手バンザイアタックでこちらの勝ち。
この対戦でもインクの染みが大活躍(苦笑)
こちらに2/2/2警戒の《東マーク軍団の騎兵》がいるにも関わらず、3/1/1の《軽率な扇動者、グリシュナーハ》も攻撃。
何かあるだろうけどカード1枚使わせるならとブロック。お相手《ギムリの怒り》で+3/+2修正してくる。
1対1交換だし、守るほどのクリーチャーでも無いよなぁと思いつつ、その時のテンポを考えて《指輪嵌め》でブリンク。
次のターン、こちらのマナがフルタップ状態でお相手また《軽率な扇動者、グリシュナーハ》を攻撃に参加させる。
いやまぁカード使ってくれるなら全然いいでしょと再度ブロック。するとお相手今度は《三筋の贈り物》(+3/+3修正、瞬速のエンチャント)で強化。
ああなるほど4/4が残り続けるのは辛いなぁ....
残り続けたらね。
4/4に強化された1/1ゴブリン《軽率な扇動者、グリシュナーハ》は、《東マーク軍団の騎兵》の能力で破壊されて墓地に...w
1対2交換美味しゅうございました。
そして勝っても負けても最後の9戦目。1体目のクリーチャーが被ったのでご挨拶したらお相手も返してくれる和やかムード。ただしこちらはエンチャント除去の《塚山丘陵の霧》を抱えてたので、できれば相打ちを取りたい。
こういう時に装備品は便利だなー。単に3/1なら殴り合いになる恐れがあるけど、4/2と3/1なら普通は相打ち取るしね。
最終的には《塚山丘陵の霧》以上に対象に取られたくない《西方の焰、アンドゥーリル》がボムレアに恥じない無双っぷりで完勝!
何とか完走することができました。
ブロク見る感じでは、ミッドウィーク・マジック以外のドラフトはおそらく13回やってて完走は3回。確率的には完走は.281だと思うので、.231はちょっと低いかなぁ...
苦手なキューブドラフトを除けば.300とほぼ平均的になるんですがね(苦笑)
まぁ何にせよ、シナジーでも勝ててボムレアでも勝てて、1枚のカードを除いてどのカードに活躍の機械があった上にネタも拾えて完走までしちゃうと、大満足なドラフトでした。
ちなみに、唯一活躍しなかったカードは...
初手ピックした《恐れを知らぬ騎士、エオウィン》でした(苦笑)
4/3/4速攻だけでも活きるタイミングが今回無かったこともありますが、最大の原因はパワー4のクリーチャーがあんま出てこない点ですね。緑相手なら活躍するんでしょうけど、そもそもこの環境緑が弱いって言われてるんで...
1-3, 7-2 Premior Draft: The Lord of the Rings: Tales of Middle-Earth