去年もupしましたが、今年もたまやん会cubeドラフトの模様を。
実のところGWとお盆にもやっとるんですが、写真撮り忘れてたんで。
今回は参加者5人ということでアタックレフト。(正式名称はレフトアタック)
ただこの形式、どうしても「自分が上家から攻撃されない状況ではじめて下家を攻撃できる」「相手を倒すよりも自分が倒されない方が重要」なため、展開が間延びしてゲーム時間が長くなる欠点がありまして。必然的に青と白が強くなり、赤と緑が弱くなる環境でした。
特に上家が倒されそうな時に、そのさらに上家の圧力が半端ない場合には上家を助けるべく除去などを飛ばしたりといった事があり、さらに間延びする原因となっていました。
それを緩和すべく新しいルールを仮採用。
レンジ1(影響範囲が1。2つとなりの相手には影響が出ず、対象も取れない)
下家を倒した場合にはライフ5点回復し、墓地から好きなカードをライブラリーにシャッフルしてから3ドロー
レンジ1は公式の標準ルールっぽいですね。
下のルールは下家を倒すことのメリットを与えることにより、より攻撃的にプレイするのが狙いです。
1戦目のデッキは青赤。
Creature(17)
憤怒の化身/Avatar of Fury(PCY)
砕骨の巨人/Bonecrusher Giant(ELD)
ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage(RAV)
エーテリウムの紡ぎ手/Etherium Spinner(MH2)
霊光の流れ者/Ghost-Lit Drifter(MH2)
ゴブリンの司令官/Goblin Marshal(UDS)
知謀の将軍 陸遜/Lu Xun, Scholar General(PTK)
大クラゲ/Man-o'-War(VIS)
前兆語り/Omenspeaker(M19)
発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovation(KLD)
ラッカ・マー/Rakka Mar(CON)
海のドレイク/Sea Drake(MH2)
ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion(WTH)
嵐翼の精体/Stormwing Entity(M21)
呉主 孫権/Sun Quan, Lord of Wu(PTK)
飛行機械技師/Thopter Engineer(ORI)
不可思議/Wonder(MH2)
Spells(6)
火+氷/Fire+Ice(APC)
炎の波/Flame Wave(STH)
紋章旗/Heraldic Banner(ELD)
マグマの噴出/Magma Burst(PLS)
頭蓋骨絞め/Skullclamp(DKS)
再帰/Undo(VIS)
Land(17)
埋没した廃墟/Buried Ruin(JMP)
フェアリーの集会場/Faerie Conclave(ULG)
島/Island 7
山/Mountain 8
回避能力こそあるものの、火力4枚と心許ない上に地上をがっちり止めるブロッカーに欠ける辺りに不安が残る感じ。トークン出して《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DKS)》で絞めるなり《紋章旗/Heraldic Banner(ELD)》で強化できればそこそこ面白い感じになりそう。
《不可思議/Wonder(MH2)》や《呉主 孫権/Sun Quan, Lord of Wu(PTK)》で回避能力付ければトークンだって馬鹿にならんはず。
...なんて思ってたら、上家のジャイから《ゴブリン斥候隊/Goblin Scouts(MIR)》の1/1山渡りゴブリントークンに殴られ続けて《分解/Disintegrate(4ED)》で止めを刺されるという。
いやー、回避能力持ったトークン馬鹿にならんわー(苦笑)
2体だけでもいいからとっとと《再帰/Undo(VIS)》で除去すべきだったわ。
逆回しでは下家のジャイは倒せたものの、上家のkipが《精神の眼/Mind's Eye》でカードを引きまくり、最後は《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief(ROE)》でトークン除去されつつ殴られ負け。コイツといい《消耗の軟体/Consumptive Goo(SCG)》といい、マナさえあれば何度でも除去できるカードは強いなぁ。
なお、2戦とも《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DKS)》は《存在の破棄/Revoke Existence(2XM)》されるという...《埋没した廃墟/Buried Ruin(JMP)》で保険掛けてたのに追放されたら回収出来ないじゃないの!
2戦目は初手に《神の怒り/Wrath of God(5ED)》があったんで白確定。
そんなにコントロール好きな方じゃないんですが、このメンバーだとtom以外が概ねミッドレンジが好き、特にジャイが緑、たまやんが黒赤緑を志向しがちなんで、どうしても白青を組む機会が多くなりますね。
tomは...とにかくギミックが好きw 比較的俺と好みは似てるかな。
で、アタックレフトでもうちょい攻撃的に...というルール導入した状況なのにも関わらず、ものすごく防御的なデッキが完成。
Creature(10)
占いの達人/Augury Adept(SHM)
双子エンジン/Gemini Engine(DKS)
栄光/Glory(JUD)
マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn(4ED)
変異種/Morphling(ULS)
銀のワイヴァーン/Silver Wyvern(STH)
呪文探求者/Spellseeker(BBD)
サラカスの夢まき/Thalakos Dreamsower(TMP)
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant(BBD)
哀れみの壁/Wall of Tears(STH)
Spells(14)
吸収/Absorb(INV)
秘儀の否定/Arcane Denial(ALL)
ハルマゲドン/Armageddon(4ED)
転覆/Capsize(TMP)
対抗呪文/Counterspell(5ED)
解呪/Disenchant(4ED)
コーの詠唱/Kor Chant(EXO)
抗い難い知力/Overwhelming Intellect(SOK)
一望の鏡/Panoptic Mirror(USG)
神の怒り/Wrath of God(4ED)
睡眠/Sleep(M19)
天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)
剣を鍬に/Swords to Plowshares(4ED) 2
Land(24)
島/Island 12
平地/Plains 12
48枚デッキなのは、長期戦のライブラリーアウト回避のため。割とドロー強化カード入ってるんで。
あと、土地が半分以上のデッキなんて土地単デッキ以外ではあんまり記憶ないなぁ。少なくともリミテッドでは初めて。
序盤さえ凌げれば除去耐性の高い《変異種/Morphling(ULS)》《銀のワイヴァーン/Silver Wyvern(STH)》がいますし、《栄光/Glory(JUD)》でプロテクション付与も可能。
状況さえ許せば《一望の鏡/Panoptic Mirror(USG)》で毎ターンリセットかけたりもできます。というか《睡眠/Sleep(M19)》はほぼコイツとのコンボ用として採用しましたが普通じゃ絶対使わんよなー。
上家のtomからの攻撃は《骨砕き/Bone Shredder》を放置したものの、さすがに《野望のカルトーシュ/Cartouche of Ambition》が付いた状態になれば放置できず《剣を鍬に/Swords to Plowshares(4ED)》。
その後はtomの上家のたまやんが《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(EXO)》《獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan》などのプロテクションで攻めてきたのでtomは防戦一方、こっちはいい感じでエアスポットに入る。
しかし下家のジャイが《道化の帽子/Jester's Cap(5ED)》打って、通してみたらこっちを対象に...まぁそりゃ上家を抜くよねー。
ジャイが悩んだ末に追放したのは《転覆/Capsize(TMP)》《変異種/Morphling(ULS)》《抗い難い知力/Overwhelming Intellect(SOK)》の3枚。《転覆/Capsize(TMP)》は分かるけど他はそれでいいんだ。ならまだ勝ち目あるなと。
tomが脱落する直前にX=4の《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》打ったら、いい感じにリセット2枚とも引いたんで《ハルマゲドン/Armageddon(4ED)》《神の怒り/Wrath of God(4ED)》と連打。
その後はたまやんの攻撃が残り10点の状態で9点飛んできて残り1点。直後にクリーチャーを《一望の鏡/Panoptic Mirror(USG)》+《睡眠/Sleep(M19)》でロックできて何とか凌ぐ。
ジャイへは《銀のワイヴァーン/Silver Wyvern(STH)》が殴り、リセットされた後は《占いの達人/Augury Adept(SHM)》が《栄光/Glory(JUD)》でプロテクションを得ながら攻撃。コイツの能力は素晴らしいものの除去耐性と回避能力が無いためほぼスタンダードでは使われなかったっぽいけど、この状況になればさすがに強いやね。
ジャイを倒したものの、残りのライブラリーは3枚、たまやんのライブラリーは7枚。
たまやんのライフは20点以上残ってるんで、ライブラリーアウトまでに削りきれない。
あらここまでか...とか思ってたら、そういや下家を倒したボーナスがあるじゃないの。
えーっと、《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》をライブラリーに戻して3枚引いて、次のドローまでしたら確実に《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》が手札に入る。X=6以上で打てるから勝ちじゃないの。
という事で、まさかのボーナス獲得が決めてでの勝ち。
勝ったからって訳でもないけど、このオリジナルなルール結構面白いやね。
逆周りは時間があんまり無いからと1人脱落した時点で終了という事に。
kipが《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTL)》付けて殴り勝ちましたとさ。
その後打ち上げで焼肉屋へ。
4000円弱食べ放題の店でしたが、思った以上に美味かったですね。
このクオリティなら年に1回くらい行きたいけど、焼肉店って案外味が安定しない印象があるからなー。