機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@meeple 161023

 

やったゲームは

  1. アグリコラ / Agricola』
  2. アグリコラ / Agricola』
  3. 『スカイ島 / Isle of Skye』
  4. アグリコラ / Agricola』
  5. 中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』

 

参考ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜はボドゲ@カフェミープル・160回目

 

アグリコラ / Agricola』

1-5 players, BGG best 3-4 players.

ルパンさんまなを氏イナさんおてもとさん。

番手は俺おてもとさんまなを氏ルパンさんイナさん。

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ローカルルールで《毒味役》は1飯+サプライに1飯とかなり弱体化していてるんだけど、それでもダブルアクションに行くなら十分強い訳で。《収入役》は他のプレイヤーに先んじて行けるのが利点だけど、こっちは他人にアクションさせないという利点があるし。幸い《馬超》が帰ってきそうなんで、組み合わせれば何とか。

進歩は《酒場》《搾乳台》の2択なんだろうけど、《毒味役》起動させたら手数が余ることも無さそうなんで《搾乳台》を。つってもどっちのカードもマトモに運用出来た試し無いんだけど...

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結局こんな感じに。何か《毒味役》《搾乳台》に拘りすぎたような気がするなぁ。

5Rに最速増員、7Rにレン9、9Rに柵引いたものの、《搾乳台》で飯供給という所まで行かず、《ネズミ捕り》にも刺さるという中途半端っぷり。

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レン9取れたし野菜で喰えるからと《調理場》取ったけど、改築してからレンガで増築すべきだったなー。というか《ネズミ捕り》いなくてもそうすべきだったような...

結局トップに1点差の39点で3位。

 

アグリコラ / Agricola』

1-5 players, BGG best 3-4 players.

ルパンさんまなを氏イナさんヒダカさん。

番手はヒダカさんまなを氏イナさん俺ルパンさん。

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職業は《炭焼き》1択、進歩は《小骨の小屋》《釣り竿》の2択でしょうねぇ。 f:id:GRGR_BG:20161113045052g:plain

(×小骨の小屋 ○木骨の小屋)

結局こんな感じに。《葦の家》回ってきたにも関わらず葦ブーストが無いなぁと思ってたけど、今みたら同じ巡目に《レンガ屋》がいるじゃないの...やっちゃったなぁ。

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結局改築事故した上に、職業も2人しか出せず、28点で最下位。30点切ったの久々だなぁ。

 

『スカイ島 / Isle of Skye』

2-5 players, BGG best 3-4 players.

ヒダカさん他1人。俺だけ初プレイ。

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ゲームは2人が序盤からお金稼いでる間に、訳も分からず灯台と船取ってたら点数がモリモリ増えて、結果的に1点差で勝利。湖を閉じれたらもっと点数入ってたんだけども。

『ブルームサービス』をはじめプフィシュターのゲームって好みにマッチしてるんだけど、これはそういう訳でもなく。面白い事は面白いんだけど、「コレってパネルの種類全部覚える奴や」ってなるとやりこむ気力は出てこないねw

カルカソンヌ』ライクなゲームだけど、競りをする関係上2人じゃ微妙、5人じゃ時間掛かり過ぎるんで3-4人がベストっぽいなぁ。

 

アグリコラ / Agricola』

1-5 players, BGG best 3-4 players.

ヒダカさんがタイマンを所望されたんで。クイックドラフト。

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で、こんな時に限って初手に《木の家増築》というね...確実に使われ返されるのにさw

二人用だとかなり勝手が違ってて、相手を潰すような選択が意外と役に立つんよなぁ。こっちはレンガを絞られ苦しい状況、こっちは羊を《精肉屋》で喰うという勿体無いおばけが出そうな事をして潰し合い。結局1点差で負け。コレはコレで面白いけど、2人でウヴェ様のゲームなら『パッチワーク』やりたいかなぁ。

 

中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』

誰とプレイしたか忘れたけど、確かイシカワさんとあきおさんはいたような...?

この前作ったものは中道先生に進呈しちゃったんで、プロトタイプ版を。

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何やかんや言って面白いわー。

俺の「人生をやり直すチャンス」はもう終わっちゃいましたがー。

 

@Meeple 161030

やったゲームは

  1. 『インサイダー / Insider』
  2. バヌアツ/ Vanuatu』
  3. ラミーキューブ / Rummikub』
  4. 『コンプレット / Completto』
  5. 『横暴編集長』
  6. 『4人の容疑者~湯けむりに消えた謎 / 4nin no yogisha』
  7. 『ゼロ / Zero』
  8. 『全日本昔話選手権!』『世界名作劇場グランプリ!!』
  9. 『ワニに乗る? / Tier auf Tier』
  10. 『通路 / Tsuro』

 参考ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜もボドゲ@カフェミープル・162回目

 

『インサイダー / Insider』

4-8 players.

ルパンさんネイトさんニールさんあきおさん。

ゲームに慣れてくると質問が割と固定されるのがこのテのゲームの苦しいところ。『スパイフォール』なんかもそうだけど。どうしてもルーチン化するんだよなぁ。

基本的には範囲を絞りきらない2択をひたすら重ねるのがコツになるんだろうか?「買えますか?」「手に持てますか?」「生き物ですか?」等々。

 

バヌアツ/ Vanuatu』

3-5 players, BGG best 4 players.

同面子。

ガッツリゲーがやりたいとうオーダーがあり、こういう時にこそ『モンバサ / Mombasa』やりたいんだけどまだルール把握してないんで却下される。で、出てきたのがコレ。

ルール聞いた段階で「これ not for meな奴や」「90分て書いてるけど倍は掛かるんじゃね?」という予想が頭を過ぎる。

 

そして期待が無くても予想は裏切らない

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画像引用元: Lupin's Weblog

画像上の方にディスクが並んでるスペースがアクションスペースで、8種類のうち順番に2-2-1個とディスクを置き、マジョリティを取っているスペースのアクションが可能(同数ならスタートプレイヤーから近い順にマジョリティ)。誰かがアクションすればマジョリティが別のプレイヤーに移動するんで、同じアクションは1人しか出来ないという訳ではない。

 

ここのシステムだけ見ると、俺の知ってる範囲で似たようなゲームには『フレスコ / Fresco』があるんだけど、両者には決定的な差がある。

それは競り方が手番制ビット式か同時解決プロット式の違い。

手番制ビット式だと前のプレイヤーが何を置いたか、そして後のプレイヤーが何を置こうとしてるかという読みを働かせる必要があり、それが外れると意外性が出て面白みも含まれるけど、一から考え直すことになるんで長考になりがち。逆に同時解決プロット式だとプロットした後オープンした時だけ意外性があるんで、基本的には考えるタイミングが同一で、後の処理は2~3択になるから自動処理により近くなる。要するにダウンタイムが削減される。

 

ゲームは画像にあるように序盤から中盤にかけてほとんど得点行動をせず、さらには自分がどうしてもやりたい行動が競り掛けられる場面が多く、必然的にアクション数も減り、それが響いて差のある4着。お金のマネジメントがカツカツな割にはお絵かきで大量得点出来たりと、行動のバランスはあまり取れてない印象。とは言え競りが絡めば必然的に状況によってアクション価値に比例して競争も激しくなるんで、ゲーム全体としてはバランス取れてるんだと思う。

とは言え「ビット式の競り」「ダウンタイムが長い」ってのは個人的に避けたいんで、よっぽどの事が無い限りプレイする事も無いかなー。

結局プレイ時間は3時間半弱。8ラウンド目ほとんどやること無かったことから鑑みても、4人専用ゲーだろうねぇ。3人だと最初の島を3人で分け合って、残りの島を各々が確保って展開になりそうで微妙かも。

 

ラミーキューブ / Rummikub』

2-4 players, BGG best 4 players.

ルパンさんあきおさんニールさん。

2回勝ってもそのラウンドで失点が多くなければあんま意味ない訳で。

あきおさんに1点差の3位。何やかんや言って面白いわ。

 

『コンプレット / Completto』

2-4 players.

同面子。

個人的には『ラミーキューブ』より好きなんだけど、同じ系統のゲーム2回続けてやるのは微妙だったかも。中盤までは順調だったけど、終盤で確率低いパネルを立て続けに引いて、最後まで勝ち目なく終わる。

 

『横暴編集長』

2-5 playes.

同面子。

一笑出来るゲームは乙なゲーム。ただまー「全部上の段/下の段の場合のみ総とっかえ」ってルールは変えた方がいいのかもなぁ。毎ラウンド手札交換可能にしたりとか。誰かが「イラネ」と捨てたカードを再利用して面白いタイトルを作られたりしたら悔しさが出て、より面白くなりそうな気はする。まぁ捨てた人に対しては意外性が薄まるんで、この変更は善し悪しにはなるかもだけど。

 

『4人の容疑者~湯けむりに消えた謎 / 4nin no yogisha』

2-5 players.

イナさんニールさん他2人。このお2人は最近日曜に残ってる事多いんだけど名前忘れた。

カルト的な人気を誇る『オートマニア / Automania』や、協力脱出ゲーム『エスケープ / Escape』のクリスチャン・A・オストビー作、イラストは『枯山水』のママダユースケ氏で、何故かテンデイズのオリジナル作品。やってる事はサイコロを振らない『クルード / Clude』。

サイコロ振らない分純粋に推理に没頭できるのはいいんだけど、5人だと手がかりを掴むのが難しく、それを助長するカード能力が強くて(1金で宣言数を±1できるのが使い勝手良すぎ)、ひたすら長引く。プレイ時間90分くらい掛かってるんじゃなかろうか。チェックの方法が確立されたらもう少し時間掛からないとは思うけども。

3人だと逆にアッサリ終わりそうで、バランス的には4人専用ゲーっぽい。

結局4人が苦痛に耐え切れず絞り切れないまま犯人当てに失敗し、残った人が一応勝ち。その人も試しに推理したら外したというgdgdな終わり方(苦笑)

 

『ゼロ / Zero』

3-5 players.

同面子。

この日は同色が最大2枚(全ラウンド)、同数最大3枚(2回)というアレっぷり。こんなん数字揃えるしか無いじゃないの。そんな事してたら平均失点10点くらいにはなる訳でw 当然ながら最下位。

 

『全日本昔話選手権!』『世界名作劇場グランプリ!!』

同面子。

1回目の『全日本昔話選手権!』はソコソコ笑いが取れたものの、2回目の『世界名作劇場グランプリ!!』は全く盛り上がらず。同じ系統どころか、実質同じゲームを2回するもんじゃないな!(苦笑)

 

『ワニに乗る? / Tier auf Tier』

2-4 players.

イナさん他2人。

そもそもこのゲーム下手だけど好きなのを忘れてたよw 難しいことを狙いすぎて落としまくり、盛り上がりに欠ける展開にしてしまった。

 

『通路 / Tsuro』

2-8 players, BGG best 4,6 players.

他2人。

3人でやるんなら普通『インディゴ / Indigo』の方をやるんだけど、今日は時間の関係上あえてコチラで。2回戦やってもこっちの方が時間掛からないし。

さすがに3人は微妙かなぁと思ってたんだけど、実際やってみるといかに長期的なエリア確保が出来るかという辺りに戦略性がある。ボードのバランス的にベストが4,6人なのは間違いないけど、3人でも十分アリ。

1回目は一日の長があって楽勝、2回目は1人が競りかけて来たため対処せざるを得ず、2人でスペース埋めまくったのが後に響いて最後の最後で脱落。

 

@meeple 161010

やったゲームは

  1. アグリコラ/ Agricola』
  2. 『グラスロード / Glass Road』
  3. 『ネコとネズミの大レース / Viva Toppo』
  4. 『ドルンター・ドルンパー / Drunter & Drüber』

  

参考ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*体育の日もボドゲ@カフェミープル・159回目

 

アグリコラ/ Agricola』

1-5 players, BGG best 3-4 players.

ルパンさんまなを氏イナさんあきおさん。

番手は俺まなを氏ルパンさんイナさんあきおさん。

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職業はノータイムで《畑番》、進歩は《書き机》《個人の森》の2択で、下家に1RSP取られにくくするためにも《小森》さんで。

...つーか進歩8枚あるじゃないか(苦笑)

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結局こんな感じに。2手目《家畜飼い》は正直ラッキー。とは言え小麦強化を取れず、買い付けられるほどの飯も無い。《畑番》《家畜飼い》《個人の森》の3枚、あわよくば《温室》まで、後は地道に頑張るしかない感じか?

 

頑張れませんでした(苦笑)

 

最大のミスは《畑番》出した後の小麦をラウンド1にレンガ暖炉で喰っちゃった事だよなぁ。そこで我慢して、ラウンド2辺りで1度蒔ければ...というか《パン焼き棒》もキープしとけよと。

一度《石の暖炉》取らなければ飢える危機にも見舞われ、お目こぼしで何とか食いつなげたものの、ホントに喰うだけの生活で畑に撒けず牧場も微妙なままフィニッシュ。

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結局36点(牛1匹は残ってる)で4位タイ。パン焼きプレイをほぼしない弱点が如実に現れた結果だなぁ。

今回は『アグリコラ』ってホント嫌らしいゲームだなぁと痛感した。チャリンコ気味だと食料が毎回手数取られ、そこから少しでも楽になると...種を蒔けたり、家畜繁殖体制が整うと急に楽に、あまり特化し過ぎると今度は得点効率が伸びないという、拡大再生産に持っていかないと死ぬけどガンガン回すくらいなら他のことやれという風に常に判断を強いられる辺りが。

 

だから面白いんだろうけども。

 

次は《畑番》ちゃんと使いこなそうw

 

『グラスロード / Glass Road』

1-4 players, BGG best 2 players.

イナさんあきおさんヒダカさん。別記事で。

 

『ネコとネズミの大レース / Viva Toppo』

2-4 players.

マエさんウメさん。

確かウメさんが『放課後さいころ倶楽部』を読んでやってみたいと言い出したから。

単純なさいころゲームで、最大のウリはコンポーネントの素晴らしさなんだけど、意外とゲーム性もしっかりしてる。

さいころゲーなのでもちろん運が絡むんだけど、さいころゲーの運の部分をどうにもならないものだと諦めるか、確率計算すればリスクの範囲内で収まると考えるかの違いで見方がだいぶ変わるはず。それとリソース管理なー。

この日は4以上の出目が1回しか出なかったものの、何とかマエさんと同点、ウメさんと1点差で終了。というかこのゲームでチーズ6個を各一個分け合うのは普通だけど、4個を1人しか取れなかったのは初めて。今回ネコの進みが早くて割と面白かった。

 

『ドルンター・ドルンパー / Drunter & Drüber』

2-4 players, BGG best 4 players.

同面子。

やはり渋い。昔のゲームなんでテーマの乗りがもう一つなことと、リソースの道タイルが配りきりな所とかリメイクできそうな気はする。

他の2人が自分の建物タイルを悟られないようにするにはってな事を考えてる中、ひとりリソースをいかに自由にさせないかってプレイは出来てたんだけど、5点建物を潰そうとするも2人の建物が近かったために結託されて潰しきれず。ああいう状況で1VS2になっちゃったらどうにもならんなー。

そこをどう分断して...トップだけを潰すようなルートになるよう工夫する必要はあったんかも。後やっぱこのゲーム4人専用ゲーだな。

@meeple 161009

やったゲームは

  1. アグリコラ / Agricola』
  2. 『ケット / Ket 2.0』
  3. 『タイムボム / Timebomb』

 

参考ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜もボドゲ@カフェミープル・158回目

 

アグリコラ / Agricola』

1-5 players, BGG best 3-4 players.

ルパンさんまなを氏イナさんサタさん。

サタさん初プレイとの事なので、ドラフトせず7/10で。

番手はまなを氏ルパンさんサタさんイナさん俺。

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職業は《家畜飼い》《農場管理》2枚での戦いになりそう。一応保険として《パン職人》《曲芸師》ルートもあるけど。《大農場管理人》でボーナス稼げれば御の字。

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進歩は《本棚》《葦の池》が単体ではそこそこだけど、《本棚》で出すような職業も無いし、かなり苦しい。序盤の食料補助に乏しいんで《簗》はありがたいけど、出せるかなぁ?

 

出したけど意味が無かったというね...

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一部ログ取れてないけど、大体こんな感じ。

猪2じゃなくてこの辺りで4柵引いて猪2取ってるぽい?

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家畜はソコソコ繁殖できたものの、ルパンさんが何かに取り憑かれたかのように(上のリンク参照)家畜繁殖させまくってたんで《大規模農場》の出番は無し。2週間前のプレイなんで詳細は忘れたけど、羊4取ったのが響いて増員が遅れたのはある程度やむを得ないとしても(どのみち《家畜追い》で飯要るし)、改築が遅れて《農場管理》の起動が遅れてるのはイカンよなぁ。そこの手数があればもうちょっと野菜早く取れて蒔けたのに。

結局41点で3位。

 

『ケット / Ket 2.0』

2 players, BGG best 2 players.

サタさんとタイマン。

チェスに似た2人用アブストラクトゲーム

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画像引用元: Lupin's Weblog

コマの動きは、ファラオは移動不可、他はチェスのキング(将棋の王将)同様に1マスだけ動ける。これだけなら劣化版チェスなんだけど...

動く代わりにコマの方向を変えることもできる(ファラオも可)。何でコマの向きを変える必要があるかと言うと、ファラオが毎ターンレーザを打つんですねw 右下と左上にいるのがファラオで、自分のターンが終わったら自軍のファラオの頭を押して、光が鏡に当たれば反射し、最終的に当たったコマはゲームから取り除く。例えそれが自軍のコマであっても。相手の王様に光が当たれば勝ち。

斬新過ぎて全く頭が追いつかない上に完璧なアブストラクト、しかも相手は持ち主のサタさんというだけあってアッサリ死亡。つかコレゲーム時間30分って絶対嘘だろよ...俺1手に5分とか余裕で掛かるよ。

 

『タイムボム / Timebomb』

4-6 players.

サタさん他4人。テロリスト。

もう1人のテロリストの人が上手くてサクセス1宣言した後、先にボム宣言。これで初プレイサクセス2宣言したSWATが疑われ、最終的には時間切れ確定の状態で俺のボムが炸裂して勝利。テロリストが三味でボム宣言すると、基本的にはSWAT1人と道連れになってしまい、残りのSWAT3人テロリスト1人の間でサクセス切ってればリスクが下がるんだけど、その2人の間のどっちを信用するかって状況になれば先にボム宣言した分多少のアドバンテージがあるのかもね。

個人的にはあんまやりたくない方法だけどさw

 

ミープルイベントの経緯的な何か

ということで、どういう経緯で今回のイベントに至ったかを私の目線で書いてみます。

中道先生をイベントに呼びたい!と思っている所は参考に...なるのかなぁ?

 

結論を先に書くと、

「お店と編集部でやりとりして、そこに僕が呼ばれる感じ」(中道先生 談)

「編集部に依頼が来れば、別に断る理由もない」(ゲッサン編集部 ゆうペンさん 談)

という事なんで、ゲッサンの編集部に問い合わせればって感じです。

で、どうやって問い合わせるかですが、そこは知りません(オイ)。

twitter経由で連絡先教えて貰うなり、ゲッサンの持ち込みページに載ってる電話番号にかけてみるとかなんですかね。

ゆうペンさんが「一度名古屋でイベントしてみたい」と話してたんで、ワンチャンあるんじゃないでしょうか。BのNさんとかに。

 

以下蛇足。

 

でまぁ今回はどうだったかと言うと。以降取り留めのなく書いてみます。

まず、最初に「イベントをやって欲しい」と言い出したのは俺です。去年の7月ころに。

1度出町柳にある時にミープルで中道先生を呼んだ事はあったんですが、六角に移転してからはまだやってない、というか来店すらしてないんで、取材を兼ねて来てくれるといいんじゃね?と。

店への経路や店内の様子がまんまミープルなエミー父のお店『ゲシェンク』が『放課後さいころ倶楽部』に掲載された直後に移転するという、折角お店の宣伝になるところを無碍にしてる辺りがアレだなーとも思ってました。

ネイトさんからなぜ移転する事になったのかって辺りが聞ければ、作品の参考にもなるかもねと。(結局そんなヒマありませんでしたが)

まぁ一番の動機は中道先生を呼びたいなんですけども。自分が会いたいというのも多少はあるんですが、東京まで行く機会は無いけど中道先生と会いたい人は多かろうと。出町柳の時とだいぶ客層も変わってるし。

 

で、その時期に某所でボードゲームを広げようと頑張ってる方がいて、その人がそこでイベント的なものできたらいいねーという話をツイキャスで喋ってたんで、私がそこに中道先生呼ぶってのは?って聞くと、それできたら最高ですねーみたいな話があって。

 

じゃぁいっぺん中道先生に聞いてみるかと。

 

去年の8/15にコミケ若木民喜先生のインタビュー本を出すことになっていて (こっちも言い出したのは俺で、pdf製作以外のほとんどの作業...ブッキング、店の予約、スケジュール管理、書き起こし等ほとんどやってました) 、その日の晩にちょうどM's Barでボドゲ会があったんで、同人誌の打ち上げの後に駆けつけた訳ですよ。

 

で、30分程話す時間を取ってもらった時に、上に書いたような「編集部で~」という返事が来ました。後はネイトさんに編集部と連絡取って貰えば通るはず、だったんですが。

 

6巻発売の去年の12月頃はネイトさんの嫁さんのお産が近く、何かあった時の事を考えるとイベントはやりたくないとお流れ。

7巻発売の今年5月前にもう一度やって欲しいと言うと、やりたいという答えは帰ってきたものの「連絡先が分からない」との返事が。

ちょうどその前に『酒漫』のイベント『モリタイシのジャスフォーイベント』が4/17にあったので、その時に中道先生と担当のゆうペンさんに話をして、ネイトさんに連絡先伝えて貰ったんですが、さすがに発売まで3週間切った上にGW進行を挟んでたこともあって、スケジュール的に無理とのことでお流れ。

そして8月後半、『放課後さいころ倶楽部』の発売日が確定した段階でネイトさんに「今度こそやりましょうよ」と言うと、ネイトさんもその場で編集部に連絡を取ってくれました。

9/17に前担当のT波さんと、現担当のゆうペンさんがみやこメッセでの出張編集部のついでにミープルへ来た時、何故か私も同席して打ち合わせしたりもしてました。普段は土曜日行かないんですけど、この日は行っててラッキーだったなぁ。ちなみにT波さんとはこの日お会いするのが7回目。

 

某所の方はどうなったかよく知りませんが、立ち消えにすらなってない状態で話は無くなったっぽいのかなぁ。

 

以下、この時「こういうのやりませんか?」と私が言い出した例のアレの話。

 

一応「いいですね、それ」とT波さんに言われたものの、そこまで乗り気な反応でも無かったんで、やはり実物作ってプレゼンするしかねーなーと。

中道先生のボードゲーム店でのイベントにキウイゲームズさんで2回、ミープルで1回参加したんですが、その3回共に全員参加のゲームをやって、勝者に中道先生の直筆色紙が貰えるという催しがありました。

キウイゲームズさんの「全員参加10人『ニムト』」や、すごろくやさんでやってたらしい「『ごいた』大会」ってのは悪くはない。一応『放課後さいころ倶楽部』で取り上げられたゲームですし、必ずしもゲームが得意な人が勝つとは限らないといった辺り、全員にチャンスはある。

ただ、個人的には「手本引き」となると全然『放課後さいころ倶楽部』関係ねーじゃんって思いますし、ミープルでの『ドブル』のアツアツポテトタイマン勝ちあがりってのはいかにもアッサリし過ぎてるし、図形認識力の高い人が色紙貰えるってのどうよ?というのが正直あって。『放課後さいころ倶楽部』のイベントなんですから、もうちょっとそれに因んだ方向にシフトしたゲームが出来ないかなと。10/22のすごろくやさんのイベントでは『放課後さいころ倶楽部』のカルトクイズやマジョリティクイズ(一番選んだ人の多い答えが正解になるクイズ)をやったらしいんですけど、その手もあったかと感心しました。

 

で、私が思いついたのは『私の世界の見方』のお題カードの代わりに『放課後さいころ倶楽部』の一コマを抜き出して空白を作り、それをアレカードで埋めるゲーム。 

私の世界の見方/Urs Hostettler作
 

要するに大喜利

単純な大喜利なら各人の発想力が問われるゲームになるんで、アイデアが咄嗟に思いつかない人にとってハードルがあるんですけど、『私の世界の見方』ならアレカード12枚のうち1枚を選ぶだけ。『放課後さいころ倶楽部』の一コマを抜き出すのも、読んでる人なら「こういうシーンあったなぁ」と思い出すきっかけにもなりますし、読んだこと無い人でも「どういうシーンなんだろ?」と興味が湧く...かどうかは分かりませんが、少なくとも読んでないからと言ってゲームのハードルになる訳でもない。しかも漫画の一コマ抜き出した大喜利自体は雑誌の巻末ページでよくやるパターンなので、ある意味実績はある。『私の世界の見方』自体は漫画で取り上げられていませんが、お題が原作からの引用なら十分因んだものになっている。

 

...これ、いい感じじゃね?

と、5月にイベント出来るならこういうのしたいなーと思ってたんですが、イベントが具体化するまでは作る気も起きず。打ち合わせの時に「じゃぁ10/16でお願いします」と日取りが決まったんで、急遽作ることに。

 

実際に作ってみると、これが結構難しくて。

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放課後さいころ倶楽部』 8巻 p128 中道裕大 小学館

単語を抜き出そうとすると、どうしても「ゲーム」「ボードゲーム」といった単語だったり、「~が好き」「「面白い~」ってな表現が多くて、バラエティに欠けるんですよね。ボードゲームが面白いことを伝える漫画なので当然といえば当然なんですけども。

そしてセリフの量がキャラによって全然違ったり(ミドリがインストするんで圧倒的に多く、ミキは極端に少ない)。初期は8割方ミドリのセリフだったなぁ(苦笑) まぁ私がミドリを好きだってのも多少あるかもしれませんが。

で、やっていくうちに、もうちょっと絵自体の魅力がある方がいいのかもとか、アレカードに「東京ドーム十個分」のように汎用性が低いものもあって、こういうカードが死にカードにならないようにちゃんとお題の受けを広く取らなきゃなぁとか、色々考える事が出てきて。

「好きなんですか!? 東京ドーム十個分…」じゃ意味通じないですしね。

結局のところ、助詞のバラエティを担保しとけば、もしくは助詞がない所で使われる名詞を出せば受けも広くなるっぽいと気づいて、あ、こりゃ何とかなりそうだと。

で、とりあえず漫画のコピーを使ってミープルでテストプレイ。

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放課後さいころ倶楽部』 2巻 p6-7 中道裕大 小学館

とろけるプリンをもっと大切にした方がいい。」

...いやー、コレ、オモロイわw

 

ただ、この時テストプレイしてくれていた常連のあきおさんから一つ要求があって。

「使わないページは切った方がいい。」

ああそりゃもちろん。そうしないとスケッチブックに貼れないからねー。

 

折角だから中道先生にもテストプレイして貰おうと、次週松戸のサマンサに中道先生が行かれるのをtwitterで確認しつつ、スケッチブックにコピーを貼り付けて持って行くことに。

 

その間に考えていたのは、勝利条件をどうするか。

もちろんフツーにやってゲームは成立するんですが、イベントで使うとなると恐らく7~8人を3卓に分けてプレイという感じになり、どうしてもゲーム時間が長くなる。

勝利ポイントを減らす、もしくはポイント取った時点で勝ちってのもアリだけど、それだと最初に親やった人が不利になる。それに3卓分けて一斉にやるんなら、ゲーム本体とスケッチブックが3セット必要になる。『私の世界の見方』自体は既にミープルに持ち込んでるものと、自宅にキープしてるので2セットありはするけど、このイベントだけの為にもう1セット買うのもなーという気が若干。それ以上に同じようなスクラップブックを3つも作るのはいくらなんでも時間が掛かり過ぎる。

何かいい方法ないかなーと作業しながら考えてたら、一つアイデアが浮かんでくる。

 

中道先生がずっと親やりゃいいんだ。

 

そうすればインタラクションが必然的にお客さんと中道先生との間で発生するし、中道先生が王様扱いになるので気持ちよくプレイして貰えそうだし、いかにもイベントな感じも増す。何より3セット用意しなくて済む!

予選は2ラウンドで1ラウンド毎に1人勝ち抜けで2人選抜、決勝は6人で2ポイント先取くらいなら全部で30分程度に収まるはず。これなら何とかなりそう。

 

という風にルールを一部変え、その過程でゲームのタイトルを『中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』に決定し、意気揚々とサマンサへ持ち込むことに。

私は夜勤(定時は午前3時まで)なんで、大阪から松戸まで寝ずに行きましたよええ。

予めテストプレイさせてと言ってたんで、快くOK貰いつつプレイ...

をしようとしたら、『私の世界の見方』をプレイした経験のある人が1人だけ。中道先生もやった事ないと仰るんで、まずは普通にプレイ。

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相変わらずこのゲームにおいて謎の強さを誇る俺が勝利。基本的にはキレイに行くかシュールに寄せるか下ネタで攻めるかを相手によって使い分ける感じではあるんでしょうけども。

 

その後満を持して『中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』をプレイ。

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放課後さいころ倶楽部』 7巻 p119 中道裕大 小学館

このコマで「メキシコ仕込みの空中殺法」が出た時には大爆笑。「むしろこっちの方が面白い」という人もいたくらいで、全員から好感触を得られました。

 

ただ、この時中道先生から一つだけ要求があって。

 

「一コマだけに切り抜いて欲しい」

 

...あー、『ワンルーム』を実際作る時にトークンを切り抜くのが大変と言ってたあなたが仰る訳ですかー(苦笑)

やりますよ、やりますとも!!1

 

 で、ヒーコラ言いながら作ったのがコチラ。

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予選で6問、決勝で最大7問、昼夜で倍なんで最低必要問題数は26問。選択肢を担保するならさらに倍は必要。...ってな事で、結局スクラップブックを2冊作りました。最終的な製作時間は独りで回してるのを含めると30時間くらいはあるんじゃないかなぁ。

 

で、実際イベントで使った際、最初と最後を除いてほとんどビデオ回してたんですが、いやー盛り上がる盛り上がる。

やっぱ一笑できるゲームってのは乙ですわ。

例えば

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「ラブレター」は、とある国で

美しい姫に恋した男が

××の助けを借りて

姫に恋文を届ける…っていう

ストーリーのカードゲーム。

 このお題で、出てくるのが「緑色のドロドロ」「裏社会の掟」「乗り換え専用アプリ」「課金

そりゃ「課金」でしょうよw

 

でまぁゲームを用意した本人なんで、何だかんだ言って初見でプレイするより相当有利なんで、そういう人間も出場するのもどうなのかなぁと逡巡したものの、いつの間にか数に入ってたという。ちうか俺も色紙欲しいし、そもそも俺が言い出さなかったら色紙貰えるチャンスどころかこのイベントさえ無かったんだからそのくらいのアドバンテージあっても許してくれるだろうと勝手に解釈して参戦。

 

抽選の結果、予選1組に入り、ラウンド1で見事予選通過。

決勝も2ラウンド目に

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このお題を「聖剣エクスカリバー」でポイントを取り(というか「聖剣エクスカリバー」が下ネタ以外でポイント取ったの初めて見たよw)、リーチが掛かった状態での4ラウンド目。

お題は前のエントリーでも出したコレ。

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放課後さいころ倶楽部』 3巻 p132 中道裕大 小学館

手札に「理想と現実のギャップ」があって、これは勝てるかもと期待。

1枚目でめくれて中道先生が「コレ今のところダントツのトップ」と言ってくれたんで、よしコレは行ける!と思った4枚目に「抜群のチームワーク」、6枚目に

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「カリスマブロガーの影響力」と強カードが続々と。

 

「この3択だよなー」と言った後、

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中道先生が選んだのは「カリスマブロガーの影響力」

これで取れなかったのは痛かったわー。

 

結局時間が押してたんで、5ラウンド目にネイトさんが「このラウンドが最終ラウンドで2ポイント入ります」と、今までは何だったんだと言わんばかりのルール改変が行われ、それまでポイント取れてなかった人が取って勝利。

全体で30分程度だと見てたけど、予選1回が入れ替え込みで10分程度、結局40分強掛かってたんで、俺の時間の読みが甘かったかなぁ。テストプレイの段階で時間も計測すべきだったわ。

もうひとつの反省点として、一回出たアレカードは新鮮味が薄れるから、使ったカードはゲームから除外すべきだったかも。まぁそうなると強カードが無くなって弱いカードで戦わなけりゃならんので、段々面白みに欠けることになりかねないんですけども。

 

他に、『私の世界の見方』的に改めて思ったことは、人によって強カードって全然違うのなーと。まさか中道先生にとって「流しそうめん」が強カードだとは。絵面を想像すると面白いんだとか。

 

みなさんも『中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』を遊ぶ機会があればぜひやってみて下さい。結構な手間は掛かりますがそもそもコレ自作したモノなんで、関東や関西にお住まいではない方は作ってみるのもいいじゃないかな?

と、書いてるうちにミープルイベントの経緯というより自作したゲームの話になっちゃいましたが、こんなところで。

 

イベントをブッキングしてくれたネイトさん、当日頑張ってた店員のイシカワさん、そして誘いに応じてくれた担当のゆうペンさんと、何より来店して頂いた中道先生、本当にありがとうございました。

 

また2年後くらいにやりましょうw

@Meeple 161016 (中道先生サイン会イベント)

やったゲームは

  1. 『ピラニアペドロ / Piranha Pedro』
  2. 中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』
  3. 『スプーキーズ / Spookies』
  4. 『ナンジャモンジャ / Toddles-Bobbles』
  5. 『キャット&チョコレート / Cat & Chocolate』

 

この日は中道先生のサイン会イベントでした。

2週間くらい前に店員のイシカワさんから「イベントは昼の部は9時から16時、夜の部は16時から23時までやるらしいですよ」って言われた時は、正直ネイトさんトチ狂ったのかと思いましたがw どんだけの人が9時スタートのイベントに動けるのかと。そして23時終わりのイベントに残れるのかと。

 その後、「ああなるほど朝9時に来る必要ねーし夜11時まで残る必要もねーのな。コレ絶対誤解する人いるだろう」と思って前回のエントリーを書いたんですけども。

 で、実際9時ちょい過ぎに着いたら、既に3卓、15人くらいいて吃驚。イナさんやニールさんといった常連のうち早起き出来る人なら来ても不思議じゃないですけど、そこまで朝早くからゲームしたい(できる)人って結構いるのなー。イベントでなければここまで人来ないでしょうけども。

そしてイシカワさんは通常通り13時出勤っぽかったんで、ああ俺の今日の役目はボランティアだなと確信(苦笑)

後から来たお客さんが1人あぶれていたんで、4人卓と合流しつつ『ピラニアペドロ / Piranha Pedro』をプレイ。

 

『ピラニアペドロ / Piranha Pedro』

2-6 players.

恐らく初見のお客さん*5。

このゲーム、テキトーにやってもそれなりに動けて、ちょっと考えればもう少し動けて、突き詰めようとしても土台無理ってな辺りは『マンマ・ミーア!』に似てるかなぁ。記憶ゲーじゃなくて読みのゲームという違いはあれど。

プレイヤーが変わればそのプレイヤーがどういう意図を持ってるのか探るゲームになるし、ある程度お馴染みのメンバーになれば裏のかき合いになってくる。

そして何よりジレンマが効いてる。一歩進むカードを出せばリスクは少ないけど、次のラウンドでのリスクは高まる。三歩進むカードを出せばリスクは高まるけど、次のラウンドでのリスクは下がる。また、比較的下家は殺しやすいけど、下家スタートになると次のラウンドではこちらが死にやすくなる。自分がスタートプレイヤーの時は意外な方向へ進んで石を置けば誰かを殺しやすくなるけど、ペドロ君が生き残っちゃえば一気にピンチ。 

単純なゲームではあるんだけど、見た目以上の奥の深さ。初見のお客さんと一緒にプレイするにはもってこいかも。

 

で、この後は暫くゲームせず。『放課後さいころ倶楽部』で取り上げられたゲームを並べてみたり(結局あんま意味はなかった)、会場が熱気で暑かったんでTシャツ買いに行ったり、そのついでに買いそびれていた漫画を買いに行ったり、『マラケシュ』の拙いインストしたり、昼食を取ったりなどなど。

 

そんなこんなで中道先生と担当のゆうペンさん登場。

早速ゲームしましょうかと、ネイトさんが持ってきたのは...『テレストレーション』

 

それかー(苦笑)

 

ちなみに担当のゆうペンさん、漫画家のアシスタントから編集者に転職した人なんで、当然ながら絵は上手(なはず。見てないけど。見とくべきだった)。

そんな中に混じって『テレスト』やるのはさすがに億劫なので見送り。

...つっても移転前のミープルで、中道先生と横山裕二先生(週刊少年サンデーで『サンデー非科学研究所』連載中)と一緒にやった事あるんですけどねw

 

で、『テレスト』終わった後に

「この後例のアレやりたいと思ってるんですけど...それの優勝者に色紙描いてもらえませんかね?」

と中道先生へと直談判。

「色紙持ってきてもらえれば描きますよ」

と快くOK貰う。

...そういや色紙買ってくるの忘れてたー。

 

ヲタな店ならあるだろーと安直な考えで『とら』『めろん』『アニメイト』へ行くもどこにも無く。文房具置いてある書店にならワンチャン...?と思って四条河原町ブックファーストへ行くと置いてあったので買ってダッシュで戻る。

 

そして例のアレ開幕。

中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』

3-9 players.

この日の為に用意していた、『放課後さいころ倶楽部』の一コマのうちセリフの単語一つを消したスクラップブック。

 

 例えば中道先生からこんなお題が出されて、

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放課後さいころ倶楽部』 3巻 p133 中道裕大 小学館

この空白に入れる言葉を『私の世界の見方』のアレカードから選び、 

私の世界の見方/Urs Hostettler作
 

 中道先生がそのカードを並べながら読み上げ、

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中道先生が一番気に入ったカードを出した人がポイントゲット、というゲーム。

題して、『中道裕大放課後さいころ倶楽部の見方』(そのまんま)

予選では7~8人プレイで1ラウンドごとに1人選んでの2ラウンド、決勝では6人プレイで2pt先取という形式でやりました。

 

作った本人が言うのも何ですが、相当盛り上がりました

スクラップブックは中道先生に進呈したんで、関東の方も遊ぶ機会があるかもしれません。

ミープルには一応プロトタイプ版は置いてあるので、そっちならいつでも遊べます。

ちなみに優勝者への色紙はこんな感じに。

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羨ましいぞこんちくしょう!!1

 

 

で、サイン会が終わった後、中道先生も少しゲームするという事なので、『ピラニアペドロ / Piranha Pedro』とかどうっすか?と聞くとどうもやったっぽかったんで、そこそこ早く終わってやった事なさそーなモノからチョイス。

『スプーキーズ / Spookies』

2-5 players.

中道先生ゆうぺんさんネイトさん。

ダイスゲーなので運ゲーに見えるけど、実のところきちんと期待値計算すれば勝てないまでもいい勝負は出来るゲーム。

...そう思ってた時期がありました。というかこのゲーム始まる前までは。

 

ゆうペンさんのダイス目が酷くて、サイコロ2個を振り続けて4,5,3,4,2と一歩も進めず。

いやー相当レアなケースだわ。

結局ゲームは中道先生とゆうペンさんがほとんどポイント取れず、俺とネイトさんが競り合うという接待何ソレ状態で結局ネイトさんの勝ち。

 

この後20分くらいならゲーム出来るとの事なんで、何かあるかなーと考えてたら、ネイトさんが持ってきたのは『通路 / Tsuro』。なるほどそれすっかり忘れてたわ。あまりミープル以外で置いてなさそうだし。

「GRGRさんもやりますか?」と誘われたけど、「折角の機会なんで他のお客さんに入ってもらいましょうよ」と辞退。いやまぁそりゃやりたいのは確かなんだけども。

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で、さすが中道先生。やってる間に「なるほどこうやればいいのか」とつぶやく言葉が適切だなぁと思ったのと同時に、やってるうちに段々分かってくる辺りがこのゲームのいい所だよなぁと改めて。

結局中道先生もゆうペンさんも途中で脱落したものの、結構気に入られたようで何より。

 

と、ここで中道先生とゆうペンさんはお帰りに。

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(左はカフェミープルのオーナー、ネイトさん)

中道先生、お疲れ様でしたー。

今数えてみたら、中道先生と会うのはこの日で12回目。結構会ってるなw

 

『ナンジャモンジャ / Toddles-Bobbles』

2-6 players.

モリモさん他4人。4人のうち2人の女性はミープルで1回ゲームやったような...?

その女性のうちの人が「このゲーム負ける気がしねぇ」と豪語するんでやってみた。

...全カード60枚のうち48枚持っていかれるといゆーw

いわゆる瞬間記憶の能力が全てのゲームだけど、ここまで差が開くもんなんね。

 


『キャット&チョコレート / Cat & Chocolate』

3-6 players.

モリモさんドラさん他2人。他2人は先ほどの女性2人組。

小説家の秋口ぎぐる氏が作ったゲームということと、まなを氏がやたら苦手なゲームだという事しか知らなかったけど、プレイして納得。

なるほどストーリーをでっち上げるのは小説家の仕事だし、まなを氏は苦手そうだわ(苦笑)

他のプレイヤーのお題の時、自分の手札見たらどうやっても辻褄合わせるの厳しいよなーと考えていても、自分の手番の時には手札とピシャリなお題が出てくるという結構ラッキーな展開で7ラウンド中6回成功。つっても男性陣2票入って女性陣にはNG喰らうってのが結構あったけども。

学園編と幽霊屋敷編を混ぜてやったんだけど、個人的に混ぜない方が良さそうな気はする。混ぜるのは飽きかけた時にカオス度を楽しむっって感じになりそう。それと『人狼』までは行かないにせよ、相当好みが分かれそうね。

 

この日は昼夜共にほぼ満員、会場から笑いが絶えず、かなり盛り上がったイベントとなりました。

いやー、イベントやろうZEって言い出したかいがあったよ!

その辺りのいきさつは今週中に...書けるかなぁ?

【宣伝】放課後さいころ倶楽部8巻発売記念イベント【10/16】

 

ということで、10月16日(日)にミープルでイベントがあります。

お値段はコミックス代込みで2,500円(税込)

予約はメールでとありますが、twitterで @CMeeple 宛に昼夜どちらを希望するかリプライしてもたぶん大丈夫。 

場所はこのへん (Google Map) です。

三条-四条間の河原町通りから、Loftの南側の道路(六角通り)を西へ行くと分かり易いです。

交通手段としては

  1. 阪急 河原町駅
  2. 京阪 三条駅
  3. 京都地下鉄 京都市役所前駅
  4. 京都市バス 河原町三条停留所

この4種類になると思います。

京都駅からは地下鉄烏丸御池で乗り換えて京都市役所前駅で下車した方が分かり易いと思います。

 

で、時間なんですけども。

昼と夜で分けます。昼は9時−16時、サイン会は15時ー16時。
夜は16時ー23時、サイン会は16時−17時

http://cafemeeple.jp/ 

 と公式には書いてあるんですが、ここが重要で、

 

別に7時間ずっと居続ける必要はありません!(確認済)

 

中道先生のサイン会自体は昼の部だと15-16時、夜の部だと16-17時なので、

  1. 昼の部は9時から15時の間に来店すればOK。その間はゲームし放題。
  2. 夜の部は16時に来店して、17時以降はゲームし放題。適当な時間に帰ってOK。

という事になっています。途中で一旦抜けて、ご飯食べに行ったりしても問題なし。ちなみに中道先生(及び担当のゆうペンさん)が滞在している時間帯は14-17時(予定)です。

 

ルールが分からないゲームも、そもそもボードゲームをやった事が無い人でも大丈夫。店員さんが懇切丁寧に説明してくれます。

放課後さいころ倶楽部』で取り上げられたゲームもほとんど置いてあるので(無いのは『もんじろう』『レディース&ジェントルマン』くらい)、この機会にぜひプレイしてみて下さい。

 

もちろん私も行きますよー。