やったゲームは
- 『ラブレター / Love Letter』
- 『クラッシュアイスゲーム / Crash Ice Game』
- 『ブロックス / Blokus』
- 『テラフォーミング・マーズ 拡張 / Terraforming Mars Expansion』
- 『テラミスティカ:ガイアプロジェクト / Terra Mystica:Gaia Project』
- 『グラスロード / Glass Road』
この日はやることなすことどうも上手くいかず。
1300にミープル到着したら、ちょくちょく見る団体が1組だけ。仕方ないので久々に『オ・グルニエ・ドール / PATISSERIE AU GRENIER D'OR』行こうとおもったら5月に閉店されたとかで空振り。そういやそんな噂聞いてたような...
帰ってきてもマツダさんが『テラフォ』のソロプレイしてるだけでまだ人が足りない。「拡張入りだと金星も上げなくちゃいけいないから大変ですよー」なんて言い出したんで、グローバルパラメーター3つでもカツカツなのに4つとか理論的に無理でしょとルールブック読んだら本当にそう書いてある。でも...
「マツダさん、『世界政府が毎ラウンド介入してきて、どれか1つ上げる』って書いてるけど、やってる?」
「あっ」
まぁそれなら難易度的には大差ないかなぁ。
さらに時間つぶしにと、とら、めろん、アニメイトと行ってみたものの、どの書店も漫画コーナーが充実してるって訳でもないんで、欲しいものは見当たらず。
仕方ないからマツダさんと『テラフォ』2人戦でもやるかーと
諦めて企業選択してる時に、割と挙動不審なお客さん登場。
...やっぱ俺らが相手するんよね?w
で、タケシタさんが『ブロックストライゴン / Blokus Trigon』持ってきたんだけど...いやいやそれはどうかと。
いやもちろん『ブロックストライゴン』はいいゲームだと思ってますよええ。というか俺が持ち込んでるくらいだし。初心者でも十分楽しめるゲームなのは確か。
でもねー、ミープルでは最も性格悪い2人初心者相手でも割と厳しい手を打つ2人と一緒にやるゲームじゃないんじゃね?と。ボドゲ自体やった事なく、看板にある「ゲーム」という文字に引かれてやってきたってな人なら他にチョイスがあるはず。
という事で出したのが
『ラブレター / Love Letter』
2-4 players, BGG best 4 players.
マツダさん初見のお客さん。
改めて書く事でもないけれど。
手札を1枚持って、自分の手番になったら1枚引いて、2枚のうちの1枚を場に出す。やることはそれだけ。これ以上単純なゲームはほとんど無い。
やることが単純だから出したって訳でもなく、単純だけど簡単ではない、考える要素は十分あるゲームってのがこのゲームの本当に良い所。
サマリーを何回見るかでルールをどれだけ覚えられる人なのかも分かるし、いくつかあるコツのうち少しでも自力で気づけばゲーム勘のありそうな人かも分かる。ゲームもすぐ終わるんでダレない。個人的には初見の人に少人数なら『ラブレター』、多人数なら『ニムト / 6 Nimmt』を出したい派。
で、プレイしてみて...うんこの人は『ラブレター』を単純にプレイするだけでギリだわ(苦笑) もう店に来る事は無いなと感じた。
『クラッシュアイスゲーム / Crash Ice Game』
2-4 players.
同面子。
「『ラブレター』でギリ」となると、ゲームの選択肢はあんま頭使わないゲーム。運ゲーかアクションゲーの2択。
コンポーネントが安っぽい分、いい感じにヘタってきてて、隅のブロック叩いてるのに真ん中付近のブロックが落ちたりと意外性上がってる感。久々にやったけどやっぱいいゲームだなぁ。
この後何か1つゲームしたけど何やったか忘れた。
2-4 players, BGG best 4 players.
同面子+イナさん。
タバコ吸いに一旦中座してたらインストが終わったところ。
...あー、これやっちゃうのか。
『トライゴン』を横に置いたままだったんで、それやりましょうか→4人なら元祖やった方がいい、って流れなんでしょうけども。
案の定マツダさんが完璧に初見のお客さんをブロック。結局機嫌悪くしてこのゲーム終わったら帰っちゃったよ。
まぁこれ以上いても見込みなさそうな感はあったんだけども(苦笑)
『テラフォーミング・マーズ 拡張 / Terraforming Mars Expansion』
1-5 players.
イナさんマツダさん。
この日は金星企業でいくつもりだったんで問答無用で【ヴァイロン / VIRON】。少なくとも中堅にはいそうな企業だけど、効果の強いアクションカードを引けるか否かにかかってる。
うーん、ロクなカード引いてない。
今見たら《氷小惑星 / Ice Asteroid》《金星への水素 / Hydrogen to Venus》《起動反射板 / Orbital Reflectors》の3枚だったか。この3枚なら【惑星間シネマティックス / INTERPLANETARY CINEMATICS】よりは【国連火星動議 / UNMI】か。
2R
《愛玩動物 / Pets》は良い引き。《燃料工場 / Fuel Factory》も電力上げるカードとセットなら嬉しい1枚。
3R
...何もなし。一応後半用に《温室 / Greenhouses》はキープ。
4R
...いやー、本当に何も引かないわ(苦笑)
たぶん【国連】ならTR上げるカードがこの時点で5枚あるんで、割といい感じだとは思うんだけど。
5R
やっと引いた良カード。そしてアクション起動のカード。とは言えカードドローに2MCのコストが掛かるってのはコピーしてもお得感は無い。
6R
やっぱりだめポな引き。まだ手札に有効なカードは残ってるけど、この後だと生産力上げるカードを引いても効果薄いし...
7R
現状では割とベストな真ん中2枚。けど明らかに【国連】だったなぁ。
8R
手札に植物タグ残ってるんで《ウイルス・エンハンサ / Viral Enhancers》は嬉しい。
9R
うーん得点付いてるのはいいけど...
10R
今更感満載。
11R
更に今更感。
結局マトモなアクションカード引かなかったこともあり、11R決着の86点で最下位。
やはり企業はプロジェクトカードとの相性があってナンボというのを痛感させられたゲームでした。もう金星企業縛りはやんない。
というか珍しく「【国連】だったらなぁ」という展開だっただけに勿体無い。【国連】なら勝ってても不思議じゃないわ。
『テラミスティカ:ガイアプロジェクト / Terra Mystica:Gaia Project』
1-4 players, BGG best 3-4 players.
イナさんタケシタさん。
お客が開店からいる1組と俺、イナさんだけになったんで、「今ならタケシタさんゲームやれんじゃね?何やりたい?」と聞くと、選ばれたのがこのゲーム。
ちょっと前に『テラミスティカ / Terra Mystica』をやって面白かったらしく、じゃぁ『ガイア』もやってみたいって事らしい。
ルール多いんでインストにはどうしても時間が掛かるゲームだけど、さすがに前作やってたら理解も早く、20分くらいで終わったような。むしろ半年ぶりの俺のためにインストしてる感さえあった(苦笑)
前回同様ジオデン人でやってみたけど、初手首府は当然やるとして、知識で航法を先に上げなかったこと、それに伴い勢力拡大を速やかに行なえなかった事が災いした。パワーストーン3つで石1つとかやってりゃそりゃ勝てないわなー。
結局111点で最下位。ジオデン人弱いらしいけどもっかいくらいやってみたい。
『グラスロード / Glass Road』
1-4 players, BGG best 2 players.
イナさんとのタイマン。
タケシタさんともやろうと思ってたんだけど、何故か2145から客が2組来たんでタイマンでやることに。
SPイナさんで、粘土作れるのが《工務店》だけ。他の建物も1Rから有効に使えるようなものはナシ。ビミョーだがこちらがSPじゃないからむしろ良かった。
先に【領主】出して、引いてきた《食料品貯蔵庫》を出せたのはツいてる方か。
2R
《粘土坑》キタコレ。これで勝つる。
【建築士】であわよくば2軒建て、《粘土坑》取ったら水が欲しいので【水運び人】、レンガ生産のための炭は今回【炭焼き】で。もうひとつの建設職人は、資源どのくらい増えるか読みにくいんで【納入業者】をチョイス。結果的には《粘土坑》《宿屋》を建てる。
3R
魅惑の建物《製材所》は取られるだろう。食料と粘土は生産できるから、炭生産さえできればレンガは作れる。となると《灰汁製造所》《石工ギルド》かねぇ。
その2つは確保できたんだけど、【領主】の引きが最悪(苦笑)
3枚のうちどれか1枚しか使えないし、恐らくどれも使わない。
4R
本来なら4R目は建設職人4枚並べるんだけど、バッティング要因としてあえて【坑内労働者】をチョイス。
コレがハマってイナさん【耕作者】出せず、ボーナス建物なしの15点。
こっちは21点で勝ち。加工建物の変換も上手くいったし、イナさんの手もだいぶ読めたのが勝因か。
残り30分になったので後はグダグダして帰ろうかと思ったら、イナさんから泣きの2戦目希望。ええやりますとも喜んで。
今度はこっちがSP。
是が非でも押さえたい粘土加工《窯》に加え、その原料となる炭を加工できる《木炭窯》、さらにはその原料となる木を生産する《森林官のあばら家》と、全部取れればまず勝てるラインナップ。どれも粘土を大量に必要とするんで、フツーにやると全部は取れない。
うーんどうしよう...
よし。【大工】潰すか!
初手に【大工】出して、イナさんが【粘土運び人】【坑内労働者】のどっちか出すだろうからバッティングで出し、その後に残りを出す。【納入業者】なら多少資源読み違えても《窯》取れるだろう。
そして博打成功。粘土に余裕あるから2R目で《木炭窯》も取れるだろう。大抵1R目に【領主】出すんでイナさんに仕込まれてたけど、タイマンなら1R【領主】がマストって訳でもないなぁ。
2R
密かに強カード《大工の作業場》が。
フツーに使ってもレンガ2使って2点なので点数変わらず、ってなるのですが。
基礎資源換算(ガラスを5、レンガを3、その他資源を1として計算)で7資源使って7資源獲得と、資源が減らないのにも関わらず2点入るってのがまずステキ。その上、このブログでいうところの下流の資源を上流に変換する(詳しくは 空論 グラスロード (3) 加工建物 参照)ので、木を原料とする加工建物があればさらに資源を増やせる。《窯》のある今の状況で、さらに《木炭窯》も取れれば、木7→炭14→粘土28(!)にまで変換可能。
このように加工建物の変換チェーンを構築しつつ、いかに原料を確保するかがこのゲームの醍醐味のうちの1つだと思ってます。
その為にも《木炭窯》の確保は必須。イナさんが粘土3持ってないんで2手目に建設できる誰かを出す方向。粘土に余裕ある予定なのに《坑内労働者》入れてるのはバッティング目的。木と粘土確保するのがこのゲームで一番大事ってことは、タイマンだとそれを相手に確保させない事も割と重要になる訳で。
時間押してたので3R画像撮り忘れ。これは3R終了時点。
結局《森林官のあばら家》《木炭窯》《窯》を確保した上に、《木彫り工房》で食料も生産できるので、木さえあればレンガは作れる状態。さらに珪砂も《砂囲い》で変換できるから、できないのは水だけ。
この状況だと大抵は《水運び人》で水確保して後は《大工の作業場》と点数の高い建物って事になるんだけど...
場のボーナス建物が《食料庫》以外状況とマッチしていない。3R【領主】で引いたのが《堆積作業場》だったんで、こりゃ《森林官のあばら屋》は起動せずに終了だな(苦笑)
結局28.5対24.5で勝ち。木に変換できる採掘坑を使わないまま7点にしてるのがちょっと勿体ないけど致し方なし。何にせよ2戦ともほぼプラン通りにプレイできてかなり満足。
客観的にみれば相手との手札の読み合いがアツい2人がベストだってのは分かるけど、個人的にはタイマンよりは4人の方が好きだなぁやっぱ。