機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 160306

やったゲームは

  1. 『グリーン / Green: The Golf Card Game』
  2. 『ミステリウム / Mysterium』
  3. 『レース・フォー・ザ・ギャラクシー 嵐の予兆/ Race for the Galaxy:The Gathering Storm』
  4. ロココの仕立て屋 / Rococo』
  5. 『スパイフォール / Spyfall』
  6. 『曖昧フェイバリットシングス / Eye My Favorite Things』

参照ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜もボドゲ@カフェミープル・95回目

 

『グリーン / Green: The Golf Card Game』
2-4 players.

ルパンさんネイトさんタニさん。

ルール読んでも誰かさんとは違ってイマイチ面白さがピンと来なかったんだけども、「何故か打数にカウントされないCHIPPER」とか「バンカーショットをフェアウェイ並に、しかもウッドで飛ばすSAND KING」とかあって想像すると結構笑える。ただまーこのテの笑いって何回やっても面白いって訳には行かないんよねぇ。

でもって肝心のゲーム性は意外と考える余地があって結構面白い。先にホールアウトするほど有利だけれど、先に動くと特殊能力で踏み台にされる恐れがあるといった辺りにジレンマがあるし、何故か最後に残ったクラブの数が点数になる辺り、ただ早くホールアウトすればいい訳でもないという。拡張入れるとプレイヤーの能力にかなりのバラつきがあるので、バランス重視だとノーマルなのかもなぁ。

何度もやるようなゲームではないかもだけど、若干カルト的な面白さはある。少なくとも2,000円で買った価値はあったように思うw

 

『ミステリウム / Mysterium』
2-7 players, BGG best 5 players.

ルパンさんあきおさんタニさん+缶ビール持ち込みでお馴染みのウメさん。

『ディクシット / Dixit』のようなカードを使って『クルー / CLUDE』的なことをやる協力ゲー。

降霊術がテーマというのは胡散臭いもの好きとしてはたまらないのだけど、面白さの根本は『ディクシット』なんでもうちょいライトなプレイヤーと、特に共感がカタルシスになる傾向が高い女性が幽霊役になった方が楽しめるんじゃないかなー的な。割と評判良いのは納得する。

とは言えおっさん2人と兄ちゃん3人でやるにはもひとつ感。特に幽霊役やってくれたルパンさんがこのゲームに対して苦手意識持ってただけに、ちょっと苦しかったのかも。

 

『レース・フォー・ザ・ギャラクシー 嵐の予兆/ Race for the Galaxy:The Gathering Storm』
1-5 players, BGG best 2 players.

同面子。

サクって軍事+3と軍事+1に加えて手札捨てて1枚ごとに+1の施設を引いて、やったぜこれで軍事国家だ!と思ったらコスト2と3で軍事+1しか引かずにアラアラ。一応両方出してはみたものの後続の軍事引かずにピタッと手札止まる。こういう時に探索でいっぱい掘るべきなのかなぁ。

あとトリガーすればカード引けるカードを使ってみたり、移住2回出来るカード出してみたりしたものの、結局トリガー1回しかしてないとかで場に沢山出すけど得点が伸びず、しかも軍事4つしか出してないのに軍事で点数入るコスト6を2つ出してみたりと結構うーんな感じ。

この、もうちょっと上手くやれそう感がいいのかもなぁ。確かに何度もやりたくなるゲーム。

 

ロココの仕立て屋 / Rococo』
2-5 players, BGG best 3 players.

ルパンさんネイトさんあきおさんウメさん。

2番手。ネイトさんとあきおさんはプレイ経験あり。

 

単純に重そうだという以上にゲーム感が重そう (≒ダウンタイムが長そう) と思って敬遠してたのだけど、実際プレイしてみたら案の定。

ルール聞いてもどういう得点効率なのかさっぱり飲み込めず、さらには資金稼ぎの方法がほとんど見えず。場に20金30金の表示がある割にドレス売る以外に纏まったお金が入るようには見えない。

「うーん、これはお金のやりくりで困る奴かな?」

という事で、まずはプレイ経験のある2人が何をするかを様子見して次のターンから本番かなーという意味と、目先の5金に釣られてまず「女王」を選び、「女王」を師匠で取っちゃったんでカードを取らずに絹を取った後ドレス作って売っぱらって目先の資金を得る。

経験者のプレイからして、どうもカード取得が最優先らしいと判断。なるほど確かにオマケの効果が2金とかより他の効果の方が強そうよねー。んでもって他のプレイヤーの待ち時間でルール読み直してもイマイチ頭に入ってこないので、どういうシステムかを考えることに。  (最初からそうしろよと)

そう考えると一気に視界が開ける。

ああなるほど、メインはエリアマジョリティで、仕立てるのがセットコレクション、カードがデッキ構築か。

となると同じドレス2回使える一番上の階と花火見る屋上が強そうで、絹は割と重要だけど選択肢を維持するためにキープしてると無駄が出そう。お金は細々と必要なので、ピーキーでプレイするとどこかで無理が生じそう。デッキはカード取りながら『ドミニオン / Dominion』の《鉱山》っぽくデッキ圧縮してく感じかね...?ってな風に落ち着く。

 

で、こういう思考をするとどうなるのか。

 

選択肢の優先順位が整理されるにも関わらず、次のラウンドを考えるまでの見通しは立たないのでAPが劇的に減り、自分の手番が回ってくれば考えてた事を実行するだけになる。でもって

6~7分待つ→30秒で手番終了→5~6分待つ→30秒→4~5分待つ→

という流れになり、ダウンタイムが必然的に長くなるんですよねぇ...

 

で、ゲーム自体は圧縮カードが取れなかったため、デッキが厚くなった分元の師匠も人材獲得で毎回使わざるを得ず、そうなると余計デッキ圧縮が遠のき5金貰っての奉公を2回しかできず全く圧縮が捗らない。一番上の階はネイトさんとのマジョリティ争いになってしまい、無理してマジョリティを取らされる感じに。最初にドレス売っぱらってるため資金の余裕はあるものの毎ラウンドの収入は乏しく、奉公のうち1回は道具購入の人を出してしまったので特に道具がピーキー

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画像引用元: Lupin's Weblog

この画像の後はドレス2つ仕立て、花火の*3と彫像の*2を置いたくらいで終了。うーん全然回ってねーなー。

 

ところがフタを開けてみると、上下共15点差が着いた2位。うんさっぱり分からんぞ (苦笑)

(今見返したらこの段階で8つ仕立ててるネイトさんはともかく、4つ仕立ててるのは2位タイなのね)

とは言えハッキリと分かったことが一つだけあった。

ダウンタイム考えるとこのゲーム3人専用ゲーだわ。

デッキ構築の要素は割と楽しいんだけど、そもそもエリアマジョリティのゲームって好みじゃない上にダウンタイム長いんで、なるべくなら避けたい感じかなぁ。まぁ『カロン株式会社 / Charon Inc.』やるよかマシだけども。

 

『スパイフォール / Spyfall』
3-8 Players, BGG Best 6 Players.

イナさんあきおさんタニさんウメさんコウさん他1人。

初心者でナチュラル狂人プレイしてる人がいたらどーしよーも無いです (苦笑)

南極がお題の時に「そこにTシャツ1枚で行きたいですか?」とか質問されても「行きたくないです」としか答えようがないじゃないデスカー。

そんなあからさまな質問されてこの人はスパイじゃないなと思ったらスパイだったのは驚きだったけど、その意外性は面白さに繋がらないんよねぇ。ナチュラルだから。

でもって2回目スパイじゃなかったら「他のメンバーは同じ場所カード持っている」というルールど忘れしてて他のプレイヤーがどこにいるか探そうとしてる始末。このゲーム、わざわざスパイであるかのようにプレイする必然性が全く無いのにも関わらず「...という事はココでも無いよなぁ」みたいな事言われたらどないせぇっつーの。

そういうノイズを除去したとしても、どうしても気の利いた質問を思いつかなければ以前やった質問を使いまわす感じになって新鮮味が無く、どうもこう「プレイをこなす」感じになっちゃうんだよねぇ。個人的にリプレイ性は低いゲームだと思う。

 

『曖昧フェイバリットシングス / Eye My Favorite Things』
3-5 players.

あきおさんとウメさんを除いた同面子。

でもってこのゲームはそういう人間がいたとしてもちゃんと面白くなるのは素晴らしいなと (苦笑)

まぁこのゲームも割と似たような質問になりがちな欠点は出てきそうだけど、面子変われば答えがガラリと変わるので、そういう意味では多少耐性はあると思う。

この質問は上手いなと思ったのが、「好きなセリーグのチーム」という質問。選択肢が6つしか無いから嫌いなチームを書かざるを得ず、阪神が好きだったら大抵巨人が嫌い、割とカープには好意的といった風にある程度目処が立つ。考える時間も少なくて済む。実際その質問を俺にぶつけた人がゲームにも勝利。やるなぁ。

 

で、その前にタニさんから貰った質問が「好きな『放課後さいころ倶楽部』のキャラ」

そんなお題出されたら拒否なんか出来ないじゃないですかw

回答に「アヤ」「ミドリ」「エミリー」「ジョージ」「タケル」「白浜さん」と書いたら「タケルって誰?」「白浜さんなんていたっけ?」と言われる始末。

 

読み込みが甘いわー!!1

 

放課後さいころ倶楽部』 2巻 p77 中道裕大

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タケルつったら店長のことに決まってるだろーが!

(まぁ、ワザと「店長」と書けば伝わりやすいのにあえて伝わりにくくしてるのですが)

放課後さいころ倶楽部』 2巻 p10 中道裕大

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白浜さんつったら白浜センセの事に決まってるじゃないデスカー!

このセリフもさることながら、「もっとポーンを大事にした方がいい」「美しいのはやはりチェスです」と名言連発した白浜センセの名前を覚えてないとは何事かー!!1

 

まぁ作者の中道先生自身が「ヨーコって誰?」とか言う人で、実際俺が「南野陽子の登場シーンって無いですよね?」と中道先生にボケても完璧にスルーするくらい登場人物の名前覚えてないんですけどねw

放課後さいころ倶楽部』 3巻 p96 中道裕大

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ちなみに本当の名前は笹野陽子。

『ころクラ』で名前を聞いて「誰やねん」って一番なるのはタカシでしょうなぁ。好きなキャラの順位はたぶん要望無さそうなので一応伏せますか。

 

まぁ俺も小川先生のサイン会で好きなキャラ描いて貰う時にキャラ名をど忘れするという壮大なやらかしをやったんで他人の事は言えないんですがー。アイラ可愛いよアイラ。

 

 

この日は一応『レースフォーザギャラクシー』『グリーン』『曖昧フェイバリットシングス』はやれたのだけど、『ロココ』『ミステリウム』と時間掛かるゲームが案外だったんでもひとつ感アリアリ。というかですね、ブログで空論を書いた『ラ・グランハ』『グラスロード』をその後プレイできてないのはどーにかならんもんか (苦笑)