やったゲームは
- 『テラフォーミング・マーズ 拡張 / Terraforming Mars Expansion』
- 『鼠と密告者 / Sneak & Snitches』New!
- 『ブードゥー・プリンス / Voodoo Prince』New!
- 『知略悪略 / Mit List und Tücke』
- 『倉庫の街 / Die Speicherstadt』New!
- 『オニタマ / Onitama』
- 『レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 嵐の予兆 / Race for the Galaxy: The Gathering Storm』
この日は着いたらルパンさんとイナさんとマツダさんが『テラフォ』の初期カードを吟味中。イエサブ行こうと思ってたけど、これ幸いにと参加。カード吟味中にモリモさんがやって来て...
うん、よくあるパターンだw
『テラフォーミング・マーズ 拡張 / Terraforming Mars Expansion』
いつものように後回し。
『鼠と密告者 / Sneak & Snitches』
2-5 players.
ルパンさんイナさんヤマウチさんマツダさん。
8箇所の美術館から忍び込む美術館と、タレこみして盗まれないようにする美術館をカードを伏せることによって選ぶ。
タレこみのあった美術館に忍び込むと失敗して何も貰えず、タレこみが無かった場合でも誰かとバッティングしたらお宝カードを1枚だけ貰える(隠匿情報)。どちらも無ければアイコンに描かれたのと同じ色と数のキューブが貰える。
5人プレイだと右端にあるカードのように、青は1位のみ3点入り、黄色なら4位まで3点入るといった感じ。場に並ぶカードの中には素点1点付いてるもの以外に特殊なカードが何枚か。
メカニクスとしてはバッティング+マジョリティ。
割とシンプルなゲームで悪くはないんだけど、5人プレイだと点数で差が付きにくいのがどーにかならんもんか。
ゲームは緑を8つ集めてほぼマジョリティ確保、赤も5つでよっぽどの事がない限り逆転されんだろう、お宝カードは全部1枚ずつ。そしてお宝カードは枯れたので、バッティングしたらお宝カードは貰えないという状況。
マジョリティボーナスが計30点なので、平均6点は持ってることになる。
既に6点+1点は持ってるんで、勝つためには後3点必要になる。
マツダさんが青4持っているので、逆転するには青4必要。場にそのカードはあるけどまず警戒されそう。
となると4色のカード取って黄色が2枚になってラスにならない微かな望みに賭けるか、お宝3枚まで交換するカードで緑のマジョリティを確保しつつ黄色をギリ捲れるようにするか...
という2択になると、確率の話になってくるんですよねー。その計算するためにかなりダウンタイム取ってしまった(苦笑)
結局4色カードでイナさんとバッティングしての7点。綺麗に得点が分散してくれたおかげでヤマウチさんとトップタイ。
バッティングゲー自体は好きなんだけど、ちょっと物足らない感はある。悪くはないんだけどなー。
『ブードゥー・プリンス / Voodoo Prince』
2-5 players, BGG best 5 players.
同面子。
マストフォローのトリックテイキングゲームで、1R目は切り札がランダムで決まり、残りのラウンドは前のラウンドで負けたプレイヤーが決める。
指定されたトリック数を取ったら自分以外のトリック数だけ点数が入り、そのラウンドはゲームから離脱する。
最後まで離脱できなかったプレイヤーは0点になり、次のラウンドの切り札を決め、リードプレイヤーになる。プレイヤー人数と等しいラウンド数をこなして一番点数高いプレヤーが勝ち。
そして5と7でトリックを取った場合、2トリック取った扱いとなる。
スートや枚数、離脱するトリック数はプレイヤー人数によって変わる。今回の5人だと
- 5スート 0~12
- 手札14枚
- 3トリック
になる。
要するに「人数-1」番目に規定のトリック数を満たせばベストって事ですわ。
基本的にゴーアウト系(手札出し切ったら勝ちなゲーム)やトリックテイキングゲームってあんま好きじゃないんですよねー。他人の出したカードで一喜一憂できる点は好きなんですが。
「『スカルキング / Skull King』や『トゥーアンリミテッド / Unlimited Fugo』を持ち込みつつ散々出してるのに」と言われるかもだけど、それには理由があって。
手札配られて、切り札が決まった段階で割とどうしようも無い状況が結構あるんですよねぇ。最後から2番目が一番点数高いけど最後のプレイヤーになったら最悪なので、そこにクニツィアらしいジレンマが存在する分、「トリック取りたい系」でもなく「トリック取りたくない系」でもなく、手札見て即死確定って状況は他のトリックテイキングよりは緩和されてるんでしょうけども。逆に手札がどうにでも勝てる時もまた面白みに欠ける。
これが『スカルキング』をはじめとするビット系 (ラウンドのはじめに何トリック取るか賭ける) だと手札に応じたビットをした後にどう帳尻合わせるかという面白さがあるし、『トゥーアンリミテッド』ならチップでどう帳尻合わせるかという面白さがあるんですよ。手札がどうであれ、工夫して考える余地のあるメカニズムが組み込まれてないと個人的には評価が下がるかなぁ。
『知略悪略 / Mit List und Tücke』
4-6 players.
同面子。
ルパンさんがやってないだろうと思って出したら、「たぶんやった事ある」と言われたんでビックリ。
「『おてばん』でやった事がある」と言われて...ああ、それなら納得。むしろあそこでプレイされるゲームとしてはだいぶメジャーな部類だわ(苦笑)
ルパンさんが最初さっぱり勘所掴めてなかったんでちょっと心配したけど、トリック取らされた後に「なるほどリードカラー以外を出すと取らされるのか」という辺りはともかく、取らされても良いカードを出したり、下家に取りたくなるようなカードを出したりと、3R目にはほぼコツを掴んでるのはさすが。
トリックテイキングってどのゲームもどこかしら変態的な所があるけど(基本がしっかりしてるからフツーだと埋没してしまうから?)、マイナーなメイフォローのゲームだけあって(と言ってもコレしかやった事ないけど)やはりハードルは高い印象。「出すカードに制約が少ないからむしろ初心者向けかも?」みたいなツイートがあったけど絶対そんな事はないぞw
やはりメイフォローなのにも関わらず、自分の不利益を回避しようとするとマストフォローのようにリードカラーが並ぶのも趣。さらにはマストフォローだとスートをなるべく減らして出せる選択肢を増やすのがセオリーの一つだけど、このゲームはメイフォローだからそんな事しなくても選択肢が多いので、逆にどのスートでも引き取らされないようスートをなるべく減らさないのがセオリーっぽいのが中々興味深い。
ハードルが高い以外の欠点としては、やはり地味。
とは言え、マストフォローならいくつもやった、というゲーマーには是非ともプレイしてもらいたいゲームだなぁと。
『倉庫の街 / Die Speicherstadt』
2-5 players, BGG best 4 players.
ヤマウチさんイシカワさん。
フェルトの競りゲー。
何が驚いたかって、最大プレイ人数5人、5金スタートなのにも関わらず
コインが25個しか無い事だw
この段階で俺とヤマウチさんビビりまくる。お金大事。
詳しいルールは他に譲る(例えばココ)として、フェルトが苦手、競りゲーも苦手な俺でも割と楽しめた。
最終的に31点の僅差勝ち(ヤマウチさん30点、イシカワさん29点)だからという訳ではなく、中盤くらいに「あ、これ面白れーわ」と既に言ってたんで。
競りゲーでお金カツカツなんだけど、競り落とせなかった場合の救済措置があり(通常は毎ラウンド終了時に1金だけ入るが、買えなかったら2金入る)、意外とどーにもならん状態にはなりにくい。持ち金が2金以下になると「今ならあいつ競り落とせないからワーカー置いとけ」みたいに足元見られて選択肢がどんどん減っていくんで、2金収入はあえて狙う状況さえあり得る。
他人の手に一喜一憂できる点もいい。フツーのワーカープレイスメントだと先に置かれて(´・ω・`)ショボーンしかないけど、こっちは「先に買われそう」と先に置かれても困る場合があるし、後で置かれたら「1金競り上がったじゃんかYO!」ならまだしも「買えなくなったYO!」とさえなりうる。そして競りゲーなのにスタートプレイヤー不利なのも中々面白い。
勝てた原因はイシカワさんが「このゲーム契約書は揃いにくい」という情報を持っていたため比較的ラクに契約書を取れたこと、ヤマウチさんが倉庫を持ってたため船集めまくってたところに「船一艘ごとに1点」のカードをやはりイシカワさんがカットしてくれた事の2点だろうなぁ。4人プレイだと契約書は揃いにくいっぽいけど。
BGGじゃ70%が4人ベストなので、次やるなら4人の時かなぁ。
『オニタマ / Onitama』
2 players Only
ヤマウチさんとのタイマン。
頓死。恥ずかしいw
『レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 嵐の予兆 / Race for the Galaxy: The Gathering Storm』
1-5 players, BGG best 2 players.
ヤマウチさんとのタイマン。
どないせぇと(苦笑)
とりあえず探査+探査で掘ってみるテスト。
2R《ブラスター宝石鉱床 / Blaster Gem Mines》3R《採掘ロボット / Mining Robots》と立ち上がりは遅かったものの、《失われた種の箱舟 / Lost Species Ark World》引いた後に《銀河連邦 / Galactic Federation》を引き当て、後は適当に。
ヤマウチさんに《消費市場 / Consumer Markets》出されたものの、生産打ってくれたらこっちも多大な恩恵受ける形になったのは良かった。
17点+VP3点+ボーナス9+8+6=23点のトータル43点で勝ち。
『テラフォーミング・マーズ 拡張 / Terraforming Mars Expansion』
1-5 players.
ルパンさんイナさんモリモさんマツダさん。
【マニュテク / MANUTECH】一択。
プレリュードも良い。
プロジェクトカードも良いんだけど...コレなら企業が【テラクター / TERACTOR】か【POINT LUNA】が良かったなw
地球政府無しでやったけど、さすがに5人プレリュード有りだと展開が早く、8Rで終了。
結局66点で4位。
冴えなかった原因はいくつかあるけど、最大の失敗は《首都 / Capital》を打ちそこねた事だよなぁ。序盤に電力タグ1枚も引かなかったんで待ってたんだけど、モリモさんが【絶景王】早めに抑えた段階で電力2つ上げてでも取りに行くべきだった。48MC掛かっても6点取れるんなら...ねぇ。
序盤に《移民シャトル / Immigration Shuttles》引いたりでMC生産が伸びてただけに勿体無い。
ちなみにカード18枚中7枚が地球タグという偏りっぷり。チタン生産増やしても後半消費できなかったのも敗因だなぁ。ほんとプレイングに冴えが無い。