やったゲームは
- 『バトルライン / Battle Line』
- 『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
- 『スターレルム / Star Realms』New!
- 『レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 嵐の予兆 / Race for the Galaxy: The Gathering Storm』
日曜の10:50にアラーム鳴るように設定してるのですが、この日は一旦起きた後二度寝...
やっぱ土曜に用事があると、どうしても翌日に影響するなぁ。
来月は3,17,24は既に用事が入っていて、10日も予定入りそうな予感なんで今のうちに遊んどこうってのはあったんですけども。結局ミープル着いたのが16:00くらいだっけか。
『バトルライン / Battle Line』
2 players only.
初見のお客さん。
相手は『カタン / Die Siedler von Catan』やった事はあるという話だったんだけど、逐次挟んでくる質問が的を得ていてゲーム勘はありそうな感じ。
こっちの引きは良くなかったけど、それ以上に相手の引きが悪くてフラッグ5-1で楽勝。
『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
1-5 players, BGG best 3 players.
1戦目はマツダさんモリモさん。
2戦目はイナさんモリモさんウメさん。
まぁ基本線は【採掘ギルド / MINING GUILD】かなぁと。
上5枚キープしたんだけど...どう考えても間違えてるなぁ。
【テクノロジーのデモンストレーション / Technology Demonstration】はどの企業でもキープするとして、少なくとも【採掘ギルド】使ってるんならチタンや建材を生産するカードは旨味に欠ける訳で。
2R 【古細菌 / Archaebacteria】はキープすべきじゃなかった。【人工光合成 / Artificial Photosynthesis】は建材で都市を建てたい【採掘ギルド】にとっては有り難いカード。上手いこと行けば科学タグコースに持っていけるし。
【テクノロジーのデモンストレーション / Technology Demonstration】での2ドロー。
...建材使えるけどお前らじゃないんだ(苦笑)
3R 今度は使えるカードがてんこ盛り。いや、一気に来られても(苦笑) 上3枚キープ。
4R いつも思うんだけど【クマムシ / Tardigrades】っていつ使うんだろうか...【蟻 / Ants】にでも喰わせるの? 下2枚キープ。
プレイしてる時は回ってる感あったんだけど、この時点でコレだと大して雪だるま作れてない(拡大再生産のサイクルに入れてない)よなぁ。
5R 【採掘地帯 / Mining Area】以外要らないですよね。
6R 【採掘ギルド】垂涎の【最先端合金 / Advanced Alloys】に加え、建材使える緑地配置【保全指定渓谷 / Advanced Alloys】と企業に合った引き。いい感じだと思うじゃないですか。
7R 何はともあれ【移民シャトル / Immigration Shuttles】下2枚も良さげ。
8R 全部キープしたけど上2枚要らんかったなぁ。
こんな感じで場は進み
結局12Rで終了。【建設師 / BUILDER】【開拓王 / Landlord】【銀行王 / Banker】は取ったものの、【建設師 / BUILDER】で同時条件が揃った【提督 / MAYER】はモリモさんに【創案主 / PLANNER】取られたため奪えず。
何より序盤の【露天鉱床 / Strip Mine】【燃料工場 / Fuel Factory】【古細菌 / Archaebacteria】が悪手だった。あと、都市の配置が割とバラけたのも問題だったか。プレイしたいカードをちゃんとプレイ出来てたら「回してる感」が出るんだけど、ラウンド毎にどれだけ生産力や得点行動が出来てるのかってのを把握しないとダメだわなぁ。
というかマツダさんに負けたのはともかく【国連火星動議 / UNMI】に負けたのはちょっと衝撃だった。かなり反省点の多い試合だった。
2戦目。企業はほぼ【タルシス共和国 / THARSIS REPUBLIC】で決まり。
この辺は使い勝手悪いよなぁ。
生産力がグンと上がる【軌道エレベーター / Space Elevator】に加え、建材生産できる【鉱山採掘権 / Mining Rights】、さらに序盤でハマると決定的な仕事をする【小惑星採掘組合 / Asteroid Mining Consortium】と、初手でこれ以上望むとバチが当たる組み合わせ。後はどれだけキープするか。
今までは【魚類 / Fish】のように終盤に使うカードは基本捨ててたんだけど、【捕食獣 / Predators】というアンチカードがあるにせよトークン1つにつき1点のカードはキープした方が良いのかなぁと試しにキープ。あと、【タルシス共和国】だと都市配置しやすくなる分、地上戦(という表現で正しいのかは知らないw)もやり易いだろうからと植物生産カードを全部キープ。植物生産を上げるカードって思ったより無い(25枚)し、この3枚は比較的打ちやすい部類に入るんで。
都市配置してドロー。
おおう、いい感じ。
2R 海置けるカード引いた後に【波力発電 / Wave Power】は地味に嬉しい。
3R これまた地味だけど【太陽光発電 / Solar Power】は嬉しい。さすがに【燃料発電機 / Fueled Generators】までは要らんかなぁと思ったけど、【建設師 / BUILDER】狙いでキープもアリだったか。地上戦やるつもりでいたけど【小惑星採掘 / Asteroid Mining】まで引いちゃって空宙戦(という表現で正しいのかは知らないw)もイケそうだな。
4R 【産業用バクテリア / Industrial Microbes】まで引いちゃったよ。はよ都市カード引くがいい。建築タグのカード山ほど抱えてるので【鉱物堆積層 / Mineral Deposit】は実質+2MCだから当然キープ。地球タグが無いので【カルテル / Cartel】は要らんな。
【エウロパよりの輸送船団 / Convoy From Europa】でのドロー。打つことなさそげ。
5R よし引いたドロー強化カード。しかも科学タグ必要な【プランテーション / Plantation】も。
早速【発明家ギルド / Inventors' Guild】起動。このカード使うの苦手なんだけどなー(苦笑) いつも打つタイミングを失いがちで。ただ、今回はチタン生産も無駄にあるし植物タグも既に3つキープしてる。さすがに打てるじゃろ。
6R やっと電力消費するカードが。微妙に都市じゃないけど...
【オリンポス会議 / Olympus Conference】は他のドロー強化カードも引いてないとマトモにアクション出来ないけど、タグ3つあるから潤滑剤にはなるんだよなー。
7R【スポンサー / Sponsors】は正直若干遅いけど、【地球オフィス / Earth Office】でコスト下がるし打って損ないだろう。
8R 空宙戦モード。
9R やっと引いた都市カード。そして【魚類】とコンボする【大輸送船団 / Large Convoy】が。コスト5MC下がるしいい引きだ。
とまぁこんな感じでプレイしてって
結局【魚類】には【CEOお気に入りのプロジェクト / CEO's Favourite Project】【大輸送船団】【ウイルス・エンハンサ / Viral Enhancers】で6点。タップで5点だったハズなんでたぶん【分解者 / Decomposers】に載せるべきトークンを間違って載せてるなこりゃ。
終盤はあまり良いカード引かなかったけど、MCに余裕がある状況で【標準テクノロジー / Standard Technology】引いただけで十分。地上戦でゴリ押して【開拓王 / Landlord】を掠め取る。逆に【銀行王 / Banker】は【飛行船 / Zeppelins】で捲くられる。やっぱ安定しないなー【銀行王】は。
結局12Rかかって102点(【魚類】で-2、【分解者】で+1)の大差勝ち。回った感はあったけど、正直これほど離れてるとは。
やっぱ【タルシス】強いわ。引きも良かったけど。
何が強いって、地上戦やるには都市と緑地を両方配置する必要があるけど、【エコライン / ecoline】は緑地置きやすくなるだけ。(効果は十分強いんだけども) 【タルシス】の場合は(お金で)都市を置きやすくするためだからか、MC生産が上がるってのが強いんよなー。結果的に地上戦でもマネーゲームでもイケるし、その両方も可能。
『スターレルム / Star Realms』
2 players only.
モリモさんとのタイマン。
BGGで調べて吃驚。デザイナーがRob DoughertyとDarwin Kastleて...
共にYour Move Gamesに在籍し、Rob Doughertyは当時最高のデッキビルダー、Darwin Kastleは当時最高のマジックプレイヤー。ちなみにトーナメントでも大活躍した《なだれ乗り/Avalanche Riders(ULG)》はDarwin Kastleのデザイン。
ふた昔前のMtGプレイヤーで、彼ら並に知名度があるって言ったら黎明期のMike Long, Mark Justiceを加えてもあとはZvi Mowshowitz, Jon Finkel, Kai Budde, Gary Wiseくらいしかいないんじゃないかなぁ。そのくらいの超有名人。
で、『スターレルム』をプレイした印象は、『ドミニオン / Dominion』クローンの中でもかなり大雑把というかアメリカンだなぁとw
で、どうアメリカンかを説明しょうと考えてたんですが、既に詳しく書いてる人(というか円卓P)がいるんでそちらを引用します。
アセンションの提示したドミニオンとの差異とはすなわちサプライのランダム化です。ドミニオンではゲーム開始時に選択される10種のカードがリプレイアビリティを担保していたワケですが、その組み合わせにも限度があり「ドミニオンの実プレイは答え合わせ」と揶揄される側面もあったワケです(そもそもそこまでタフにリプレイされること自体が驚くべきことなんですが)。そうした固定化する環境へのアンサーとしてサプライの流動性、アドリブ性を提示したのがアセンションの提言の功績と言えましょう(それが競技的に遊べるゲームなのかという話はさておいて)。セットアップもドミニオンに比べれば簡単でお手軽。以後「アセンション型」と呼ばれるサプライのデッキ構築ゲームが誕生するキッカケにもなったゲームです。
もう一つアセンション型の大きな利点としてカード枚数を圧縮できるという点があります。ドミニオンは面白いゲームである反面、基本セットからカード500枚という莫大な物量を誇るゲーム屋泣かせのゲームです。どんなへっぽこカードでも最低10枚は必要というルールがそうさせているワケですが、それに対してアセンションはカード200枚、トークン50個、ボード1枚に物量を纏めました。しかもボードは実質カード置き場みたいなもんです。ドミニオン発売10周年を前にデッキ構築の歴史を辿る・前編 数寄ゲームス
『アセンション / Ascension: Deckbuilding Game』をプレイした事はありませんし、そもそも別のデザイナーのゲームですが、そのうちの1人がYour Move Gamesに在籍していたJustin Garyなんで何か関連はあるんでしょうきっと(適当)。Rob Doughertyは『アセッション』のエキスパンションには関わってるみたいですし。少なくとも私が『スターレルム / Star Realms』で言いたいのは同じことです。
「サプライの流動性、アドリブ性」がもたらすものとして、丁度欲しいカードがめくれる、いわゆる「今引き / Mise」や「トップデッキ / Top-Decking」がありますが、同じくYour Move Gamesにかつて在籍し、現在はWizard of the CoastのR&Dに所属しているDavid Humpherysが初めてリードデザイナーとして関わった《アヴァシンの帰還 / Avacyn Restored》に、今引きをシステム化した「奇跡 / Miracle」が導入されたのも中々興味深いなぁなんて思ったり。関連があるかは知りませんよ?w
話が逸れましたが、要するに 「サプライの流動性、アドリブ性」が大雑把さに繋がってるって話で、なぜそういうシステムになってるかってのは引用の通りじゃないかと。大雑把なんでプレイして面白というよりは楽しいゲーム。「ガッチャ!」とか「ホーリーシット!」とか叫ぶ感じ。
そしてその大雑把さを後押ししてるように見えるのがカードバランスで、軍事基地がやたら硬くてですね... 適当に軍事基地集めてちまちま回復してたら何となく勝利。気軽にやるには悪くないゲームだけど、ある程度エキスパンション入れて適度なゲームバランスなるように調整すりゃスルメゲーになるかもね、てな感じかなぁ。ただ、適度なゲームバランスなんて割と個人の趣向が出るだろうし、そもそもこのゲームの楽しみが今引きヒャッハーなんでバランス何それの方が味はありそうで中々難しい。
結論としては... 常連で回すんならrftgでいいんじゃね?
『レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 嵐の予兆 / Race for the Galaxy: The Gathering Storm』
1-5 players, BGG best 2 players.
イシカワさんとのタイマン。
1択。
こっちは難しい。《消費市場 / Consumer Markets》で行けりゃいいんだけども。
なんて思ってたのに、何故か《異星種族文字遺跡世界 / Alien Rosetta Stone World》出すという。何したいんだか。自分にも分からない(苦笑)
まぁそんな風に遊んでたら勝てるものも勝てなくなる訳で。《多角的経済 / Diversified Economy》ブン回されてほぼダブルスコアで負け。
うんもうちょっと真面目にやろう。負けるのは致し方ないとは言え。