やったゲームは
- 『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
- 『サグラダ / Sagrada』
- 『ラミィキューブ / Rummikub』
- 『ロンド / Rondo』
- 『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
- 『クニスター / Knister』
- 『オニタマ / Onitama』New!
- 『フェアリータイル / Fairy Tile』New!
- 『ザックンパック / Zack & Pack』
- 『トゥーアンリミテッド / Unlimited Fugo』
- 『たのめナイン』
この日は京都イエサブ寄ってからミープルへ。
大阪ゲムマのイエサブブースで店子やってた人に「あ、京都(店)の人や」とついうっかり言っちゃったもんだから顔覚えられた気がするぞw いやまぁ悪い気はしないけど。コウさんが以前持ち込んでた『ダイスシティ / Dice City』を引き上げちゃったんだけど、先週入荷したって情報仕入れたんで、ついでにイシカワさんやタケシタさんに「GRGRさんどうせ買うんでしょ」的に言われてた『フェアリータイル / Fairy Tile』と一緒に購入。最近完璧に趣味読まれてるなー(苦笑)
ミープル着いたらルパンさんとマツダさんが『レース・フォー・ザ・ギャラクシー: 嵐の予兆 / Race for the Galaxy: The Gathering Storm』やってたんで、久々テラフォな流れだなーと。
『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
1-5 players, BGG best 3 players.
ルパンさんマツダさん。
【採掘ギルド / MINING GUILD】1択。(先週と同じパターン)
この辺は要らないかなぁ。どれも有効活用するにはある程度条件が必要なカードだし。
この辺りはキープ。【委員会買収 / Bribed Committee】は初手に嬉しいカードだし、【地熱発電 / Geothermal Power】は建材消費カードとして良い感じ。【工業地帯 / Industrial Center】は実質使い勝手の悪い【マグネシウム鉱山 / Magnesium Mine】扱い。
2R 確か科学タグの為に【温室効果ガス生成バクテリア / GHG Producing Bacteria】をキープした記憶がある。【深井戸暖房 / Deep Well Heating】は【地熱発電 / Geothermal Power】あるなら要らないかなぁと捨てる。
3R 上2つをキープ。【ラグランジュ観測所 / Lagrange Observatory】は地味に良カード。このカードの説明だけで500文字くらい書ける自信がある。
4R 【核融合発電 / Fusion Power】をキープ。いやこのカード強いッスよ。14+3MCで電力+3。しかも建設タグが付いてるんで建材で支払え、おまけに科学タグまで付いてる。
【採掘ギルド】で電力/科学タグを連打するにはもってこいのカード。
ただ、最大の欠点は電力タグ2つ必要って事なんですよ。
...【深井戸暖房 / Deep Well Heating】捨ててしまったじゃないのorz
とか言いつつ一応キープ。ついでに【トロピカル・リゾート / Tropical Resort】もキープしたけど、発熱産出2以上のカードって7枚しか無い(しかも1枚は捨てた)んで、ここでキープすべきカードじゃなかったかも、と今は考える。
5R で、残り6枚のうちの1枚を速攻引くというね(苦笑)
喜び勇んで両方打ったけど、よくよく考えてみれば(9+3)+(13+3)=28MCでMC産出+3,2点ってそんなに美味しくねーなぁ...
ちょうど【カリスト懲罰鉱山 / Callisto Penal Mines】が24+3MCでMC産出+3の2点カードなんだけど、序盤に出して元を取りたいMC産出と、後半に温存したい得点が同居してる時点で割とアンチシナジーなんだよねぇ。中盤に打てばちょうどいいか、と言われるとそーでもないし。
6R 待望の電力タグカード引いたのに捨てたような(苦笑)
確か鉱山2枚打ったはず。
7R ぶっ壊れカード【AIセントラル / AI Central】引いてよし勝った!と思ったんだけど...
14R終了で100点と若干物足りない数字。そしてルパンさんに1点差で負けるという。
うーん、少なくとも勝てる回りはしてたのにねぇ...
直接的な原因としては【温室効果ガス生成バクテリア / GHG Producing Bacteria】の起動を途中から忘れてたというボーンヘッドがあるけど、電力/科学タグの組み合わせを活かせなかったのが最大の原因だろうなぁ。
まぁドロー強化カード引いても負ける時は負けるって事デ。
『サグラダ / Sagrada』
1-4 players, BGG best 2 players.
同面子+初見のお客さん。
赤が得点になるのに関わらず、黄色指定されてる斜めのラインに5-6-6と置いてしまい、結果赤指定されてる場所に1-2しか置けなくなるというね...(苦笑)
このゲーム好きなんだけど3人プレイで2位になったのが1回あるだけで大体負けてるわw
『ラミィキューブ / Rummikub』
2-4 players, BGG best 4 players.
同面子。
初見のお客さんが『サグラダ』で勝ってたからコレもやれんじゃね?って思ったけど全然そんな事は無かったでござる。
『ロンド / Rondo』
2-4 players.
同面子。
非常に良いゲームなんだけど、クニツィア特有のジレンマが最大の魅力なんで、そこが感じられない人だと置けるチップを淡々と置く作業になっちゃうのなー。たぶん初見のお客さんには伝わらなかったっぽい。
ゲームはジレンマを隅々まで理解してるマツダさんが苦肉の策で4点に2枚チップ置いてくれたおかげで、こっちが5点にチップ2枚置けたりなど、巡りが良くて勝ち。
『テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』
1-5 players, BGG best 3 players.
ルパンさんマツダさん。
初見のお客さんが帰った瞬間に再度立つというね(苦笑)
ちなみに今回はアクションのドローカード5枚は使用禁止というルールで。前のゲームでもそう提案されたんだけど、久々なんで普通にプレイしたかったので無しの方向にして貰う。でまぁ2戦目となれば、試しにやるのもアリだなぁと。
3人なら【エコライン / ECOLINE】もアリじゃないかと思うんですけども。
まぁこの辺りはどっちにせよ要らないとして
残りの手札がコレ。【前哨研究基地 / Research Outpost】【委員会買収 / Bribed Committee】は1Rに是が非でも打ちたいカードなんで当然キープ。コストはキープ代込みで31MC。さすがに【エコライン】じゃ他のカードをキープする余裕も無くなるし、地球タグもあるんで【テラクター】を選択。
空論 テラフォーミングマーズ(1) では「初期クレジットが多い企業は多人数向き」って書いたけど、強いカードをキープできるって側面からすると少人数でも十分有効なんだなと考えを改めんといかんのかも。その資産で生産力を上げれたらという条件は付くんですが。
で、【火星大学 / Mars University】で【苔類 / Moss】捨てたら
割とピシャリな【メディア・グループ / Media Group】引いたよw
6枚キープ、【前哨研究基地 / Research Outpost】【火星大学 / Mars University】【メディア・グループ / Media Group】【委員会買収 / Bribed Committee】【カルテル / Cartel】と打って、
60-(6*3)-18-(8-1)(6-3-1)-(7-3-1)+3-(8-1-3)=11MC
まだこんだけ残った上にMC5つも上がるという。
たぶん【カルテル / Cartel】が最も輝いた瞬間じゃなかろうか。まぁ【企業買収 / Acquired Company】より2MC安いだけですがね...
2R 【ローバー建設 / Rover Construction】【企業の拠点 / Corporate Stronghold】引く。割といい流れ。
3R 正直こっちが先に欲しかったけどもw コスト下がってるんで低コストのカードは基本的にキープだけど、さすがに【宇宙鏡 / Space Mirrors】は要らないなぁ。
4R【メディア・アーカイブ / Media Archives】はキープしたんだけど、コスト下がっても3人プレイじゃ微妙だったなぁ。【火力発電 / Power Plant】引いたんで、イベント以外の科学タグ1枚引けば【雷電ハーベスタ / Lightning Harvest】【核融合発電 / Fusion Power】と繋げられそう。
5R 【投資ローン / Investment Loan】は見た瞬間【火星大学 / Mars University】の餌とみなしたんだけど、ノーコストでMC産出-1の+10MCなら打つべきだったわー。単純に元取れてるじゃん。電力供給が安定してる時に都市カード引くと嬉しいやね。
6R 溢れんばかりの電力を背景に、【ロボット作業員 / Robotic Workforce】は【首都 / Capital】のコピーに。そして溢れんばかりのMC生産。
しかしいくらMC増えてもカード増えなきゃ余り気味になる訳で。その上カードコストもガンガン下がるから余計手札が不足気味に。
割と都市カード引いてたため森林配置でお茶は濁せたけど、やっぱ手札増やすアクションカードが無いと回した感は薄いかなぁ。
今回のMVPは初手に出した【前哨研究基地 / Research Outpost】で間違いなし。
カード41枚使ったんで40MC削減した上に都市が建ち、配置ボーナスが入り、科学タグもあるという。こんだけ強いのに電力消費しないもんなー。その代わり後半引いても都市置けなくて沈むカードではあるんだけど。
まぁ次点は【火星大学 / Mars University】【オリンポス会議 / Olympus Conference】の2枚って事になるんですけども。結局のところこの辺りもコンボというかシナジーで、「MC生産を上げるカード、そして/または カードコストを下げるカード」と「ドロー強化カード」が組み合わさることではじめて強くなる。
テラフォーミング・マーズ / Terraforming Mars』は同じカードでもプレイ人数によって大分強さが変動しますが、『十二季節の魔法使い / Seasons』のように一部のカードコストがプレイ人数によって変化するようにはデザインされていません。個人的にはカードをバンバン引いてバンバン出すのがこのゲームの楽しみ方だと思うんですけどねぇ。
『クニスター / Knister』
1-5 players.
高そうなデジカメ(というかレンズ)持った初見のお客さんと。
さすがに2人じゃパットしないなこのゲーム。4人以上は欲しい。
というか6人超えても何も問題なくね?
『オニタマ / Onitama』
2 players only
同面子。
BGGで177位、アブストラクト部門では8位 という日本の同人発のゲームでは驚異的な評価がされてるゲーム。何つったってあの『Love Letter』でさえ214位ですから。
でまぁ実際プレイしてみて、面白いけど鳥肌が立つほど面白いとは感じなかったのは確か。ただそれは個人的な好みによるところが大きくて、ゲームは革新的で素晴らしいものでした。
将棋やチェスの起源となった『チャトランガ / caturaṅga』など、このテのゲームは駒の動きが違ってナンボです。動きが単純化されればされるほど最適解(要するに最初から勝負が決まってる)が生まれやすくなるからです。詳しくはwikiの 二人零和有限確定完全情報ゲーム 参照。まぁ『どうぶつしょうぎ』でさえ後手必勝が解析されちゃったんですが。
で、駒の動きが全く同じなのにゲームを成立させちゃった人がいます。
『放課後さいころ倶楽部』 ゲッサン2013年10月号 p322 中道裕大
そう、アレックス・ランドルフの『ガイスター / Geister』です。駒得をすることで逆に相手にメリットが生じる「かもしれない」というブラフ要素を追加することによって、むしろ駒の動きを単純化させた方が面白いゲームとなりました。
『オニタマ』の場合は何か新しい要素を加えるのではなく、駒の動きがそれぞれ違うというルールを、手札のカード2枚のうち1つが使えるというルールに置き換えることによって、結果的に全ての駒が同じ動き方をすることになりました。
少なくともゲームのメカニズムに関しては、『ガイスター』と比べても遜色ない、むしろ優れてるとさえ言えると考えます。
そしてプレイヤーが使ったカードは一旦脇に置かれ、その前に脇に置かれたカードを手札に加えるというルールもまた秀逸で、例えば将棋だと金の下に歩を打つと互いに連携が取れた組み合わせになりますが、『オニタマ』だと動けるカードがコロコロ変わるため、画像のように「牛」を持ってると前後の駒は連携取れてるのですが、これを使っちゃうと途端に連携が取れてない組み合わせになるという、割と流動的な感じがすごくいいです。要するに将棋でいう「囲い」が出来ないので引いて守り辛くなり、このテのゲームでありがちな「先に動いた方が負ける」要素が多少緩和されてるんじゃないかと。
1戦やっただけでは何とも言えないというのが正直なところですが、少なくともボードゲームに共通している「自分の選択肢はなるべく広げ、相手の選択肢はなるべく狭める」というのが攻略法として挙げられそうではあります。なので基本的には駒はボードの端より中央の方が選択肢が広がる分有利で、いかに相手をボードの端に追い詰めるよう手を進めるかが鍵になりそうです。
という感じで割と地味なゲームではあるのですが、歯ごたえはむしろありすぎて困るくらい。当然ながらダウンタイムが長くなるんで、個人的には避けたい部類かなぁ。
『フェアリータイル / Fairy Tile』
2-4 players.
イシカワさん、初見のお客さん2人。
手札のお題カードを規定枚数(総数36を人数割り)達成すれば勝ち。それだけのゲーム。
お題は「ドラゴンが5マス以上連なってる大きな川にいる」「姫と剣士が平原で出会う(同じマスにいる)」「姫が戦士とドラゴンを見る(画像だと剣士と姫は一直線上のヘックスにいるので見えるが、ドラゴンと姫は見えない)」といった3つのキャラクターの位置関係を参照するカードになっていて、それを達成するために手番にできることは「どれか1つの駒を動かす」「パネルを追加する」「別のお題カードに替える」の3つ。「別のお題カードに替える」をするとカードをボトムに入れて新しく引き直した上にトークンを裏返しにし、後で連続手番を行うことができる。
ルール読んだ段階で面白そうとは感じてたんだけど、自分がこう動きたいと思ってるのに別の人に駒を動かされてやきもきしたり、逆に2手番掛るなーと思ってたら他のプレイヤーがその1手を使ってくれたりと、ままならない他人の動きに一喜一憂できるゲーム。今までやったゲームだと『ピラニアペドロ / Piranha Pedro』が一番近いんだけどアレはプロットタイプなんでゲーム感はちょっと違う。やった事ないゲームだと恐らく『エキスペディション / Expedition』が一番近いんじゃないかなぁ。
おかわり要求で2戦やったけど、どっちも3枚くらい残してた気が。
『ザックンパック / Zack & Pack』
3-6 players, BGG best 6 players.
同面子。
いやー、こんな事あるのなw
自分が振ったんだけど、それぞれの目の確率は(2/6)(2/6)(2/6)(1/6)(1/6)なんで、1/972とゆーことは約0.103%。
うむ。シュールだ(苦笑)
ゲームは2戦やってどちらもデジカメ持ってる人が鬼の強さを発揮。
『トゥーアンリミテッド / Unlimited Fugo』
3-6 players.
『たのめナイン』
2-5 players.
同面子。
この辺りは多少ゲーム勘ある人にはバンバン出したいと改めて。