機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 170717

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やったゲームは

  1. 『たのめナイン』
  2. ラミーキューブ / Rummikub』
  3. 『クウィックス / Qwixx』
  4. プエルトリコ / Puerto Rico
  5. 『センチュリー:スパイスロード / Century: Spice Road』 New!
  6. 『センチュリー:スパイスロード / Century: Spice Road』

この日は3連休の最終日で、昨日ほどではないにしてもそれなりに客は来るだろうなーと思ったら案の定。そして昨日に引き続き一時間遅刻。

ブログ更新したの朝の6:30だったからねぇ...

昨日同様に卓に入れない状況。違ってたのは月曜なのでイシカワさんがお休みなことと、じぇんじぇん卓に混ざれなかったこと。3時間くらいはゲーム出来んかったかも。

で、何やってたかというと... 初見のお客さんにインストしてました(苦笑)

他のボードゲームカフェでも常連がインストやってたりするんだろうか?

 

ちなみに私がボードゲームあまりやった事ないってお客に薦めるのは大体この辺。

まぁこのブログ読んでる人にはお馴染みかもしれませんがw

『クラッシュアイスゲーム / Crash Ice Game』

『ワニに乗る? / Tier auf Tier』

『ニムト / 6 Nimmt!』

『ドブル / Dobble』

『ラブレター / Love Letter』

ごきぶりポーカー / Kakerlakenpoker』

『コンプレット / Completto』

『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』

『ねことねずみの大レース / Viva Toppo!』

ブロックス / Blokus

 今回珍しく「意地悪するゲームがやりたい」というオーダーがあったんで、そういう時にしか出せそうにない『アイランド / Survive』『メトロ / Metro』の出番か!?と心躍ったものの、念の為に「お時間あとどのくらいですか?」と聞いたら「30分前後」と言われたので『ごきぶりポーカー』を...(苦笑)

せめて「時間ある時ならこの2つが超オススメですよー」とか言えば良かったや。

 

『たのめナイン』

2-5 players.

ユキさん、初見のお客さん3人。

そんなこんなでようやくゲームに混じれたのが17:30分。

初見のお客さんのうち、2人は明らかにgeek、もう1人もゲーム勘ありそうな雰囲気だったんで、

そこそこ難しのもイケそうかなぁと。

ただ、個人的に5人ベストでそこそこ難しいゲームとなると、『魔法にかかったみたい / Wie verhext!』くらいしか無いんですよねぇ。『ノッティンガムシェリフ / Sheriff of Nottingham』は個人的に大好きだけど癖があるし。かなり難しいゲームなら『アグリコラ / Agricola』『エルグランデ / El Grande』とかあるんだけど、さすがにユキさんにはまだ早い。

 

なんて思ってたら、1人が後30分くらいという話に。じゃぁ『たのめナイン』でもやっとくかと。

さすがに飲み込みが早い人たちだけあって、一回失敗して引き取るとその後は2,000円、3,000円にならないようなカードを切っていく。ちゃんと気づける人とやると、コツを気づく楽しみをちゃんと残せるのがいいなぁ。

さすがに「お茶とか手札に入ったら失点確定ですか?」って質問された時には答えちゃったんですけども。この時、「山札が尽きたらラストオーダーとなり、そのラウンドで誰かが支払えばゲーム終了です」という風に、ルールをもう一度説明し直して、ちゃんと自分で考える余地を与えた方が良かったなぁと反省。

 

ラミーキューブ / Rummikub』

2-4 players, BGG best 4 players.

ユキさん、geekっぽい二人組。ユキさんの要望。

そのうち1人が初プレイとの事なのでインストした後プレイ。

てかこのゲームってだいたいルパンさんかニールさんが出してくるんで、インストは初めて。何回かやってるゲームなら大抵自分ならどうインストするかシミュレーションしてるんだけど、このゲームはどうせそういう事もないだろうと高括ってたから微妙にキョドりながらのインスト(苦笑)

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橙3出せねー、誰が青3握ってるんだYO!と思ったら引けたの図。

麻雀に似たゲームだけど、かなり運ゲーな気がしてきた。そこは好みなんだろうけども。

いっつもニコちゃんマーク引けない人だけど、この日は画像の2戦目で1枚、3戦目で2枚が配牌からあって超楽勝。ルパンさんニールさんがいなかった事もあって、たぶん勝ったの初めてじゃないかな?

強い2人にいっつもしてやられてるって事は、運ゲーじゃないって事なんだろうけども。

 

『クウィックス / Qwixx』

2-5 players, BGG best 4 players.

同面子。

時間調整にといくつか出したら、概要説明する前に何故かコレがご指名。

てか、今調べてみたら『花火 / Hanabi』が赤ポーン取った時のノミネート作品なのね。

割とこのゲーム強いんだけど、今回は初手から大失敗。小さい数字しか要らない子にしてしまい最下位。冷静に考えんとダメね。

まぁユキさんが凄い目出して終わらせたってのはあるんだけども(苦笑)

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プエルトリコ / Puerto Rico

2-5 players, BGG best 4 players.

ニールさんgeek2人。

8人で4-4に割って、3人が『カタン』2人が『プエルトリコ』やりたいとなり、コウさんが「『プエルトリコ』と『カタン』の2択なら『カタン』と言った段階で選択肢無し(涙目)

このゲーム、以前やったのが出町柳の時で、ネイトさんとニールさんにフルボッコされたトラウマが...

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そして悲劇は繰り返す。最初にコーヒーなんて狙ってちゃダメね。

序盤から死んだ魚の眼をしながらのプレイ。そしてコーヒーを生産しては腐らせるの繰り返し

26点でダンラス。

 

『センチュリー:スパイスロード / Century: Spice Road』

『センチュリー:スパイスロード / Century: Spice Road』

2-5 players, BGG best 4 players.

1戦目はネイトさんニールさん他1人。

2戦目はネイトさんマエさん、2~3回見たことある気がする外国人。

コウさん所有。

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ベースはセットコレクションで、資源となるスパイスは4種類。黄色 (ターメリック) の価値が一番低く、赤 (サフラン) 緑 (カルダモン) 茶 (シナモン) の順に高くなる。

勝利点カード (上の列) に描かれているスパイスを支払うと取得でき、その数字分が得点となり、勝利点カードが左へ1つシフトする。左端のカードはボーナスの金貨 (3点相当)、左から2番目だと銀貨 (1点相当)が付く。金貨銀貨は人数×2枚で、金貨が無くなったら銀貨が左端へと移動する。

そしてこのゲームのキモがデッキ構築で、初期手札は黄2が増えるカードと、2個までアップグレード (たとえば黄2を赤2に、黄1を緑1にという感じ) の2枚だけ。場に並ぶ商人カードには様々な効果があり、一部スパイスを増やすカードはあるものの、大半は 茶1→黄1赤1緑1 といった風に物々交換をするカード。

左端なら基本的にノーコストで取得でき、取得した商人カードは手札に加える。左から2枚目を取得する時には追加コストとして一番左のカードの上にスパイスを乗せる。左から3枚目なら一番左と二番目に1つずつ、4枚目なら1~3枚目に1つずつといった風に、右にいけばいくほどコストは増えていく。

そして、スパイスの乗った商人カードを取得すると、上に乗っているスパイスはボーナスとしてついでに貰える、という感じ。取得したら左に1つシフトするのは勝利点カードと同様。

 

自分のターンに出来ることは4つのうちの1つで、

  1. 商人カードを取得する
  2. 商人カードを使う
  3. 勝利点カードを取得する
  4. 使った商人カードを手札に戻す(休息)

この4つ。キープできるスパイスは最大10個、誰かの勝利点カードが5枚(2~3人プレイなら6枚)揃ったら、手番数が揃うまでプレイして、最終的に勝利点 (黄 ターメリック 以外のスパイスも1個1点) が一番高いひとが勝つ。

 

ルール聞いた印象は明らかに『宝石の煌き / Splender』っぽいなーと思ってたら、商人カードにも割と強さのばらつきがあり (例えば黄4取得出来るカードがあるのに平然と黄3取得のカードもある) 、その辺りも割と似てる。ちなみに勝利点カードは得点のばらつきこそあるものの、法則性はちゃんとあるので費用対効果は割と整ってる。

ただ、2回目のプレイでさっぱり回らなくなってようやく気づいた。これハンドマネージメントの方が重要というか、いかに物々交換のチェーンを決めるかってゲームだわ。

スパイスの価値を黄=1,赤=2,緑=3,茶=4とすると(勝利点カードもこの基準)、商人カードは初期手札のように最低でも価値が2上がるけど、例えば黄3取得できるカードは価値3上がる。変換の場合はリソースさえあれば何回も出来るってのがミソで、例えば茶1→黄1赤1緑1 に変換すると価値2しか上がらないけど、2回変換すれば価値4、3回変換すれば価値6上がる計算になる。最終的には勝利点カードを取得できないと意味が無いんですがね。

 

1戦目の段階では『宝石の煌き』の (特に3人プレイ時) 重苦しさがない分、初心者にはこっちの方が薦められるかなーと感じてたんだけど、何だかんだ言って要素が増えてる分難しくはなってるのかも。

 

2戦ともネイトさんが圧勝。俺は2-4。まだちゃんとした勝ち筋は見えてないけど、いやーコレは面白いわ。個人的には『グラスロード / Glass Road』で変換建物を駆使して資源をチェーンしていく所と若干ゲーム感が似てる。

 

ネイトさんが「cardamon なんて分かり難いから mint の方が良くない?」って言ってたけど、「いやいや mint はspice じゃなくて herb でしょうよ」と思わずツッコミ。

その後「物々交換って英語で何って言うの? trade without money」って聞いたら、その外国人からbarter? との返事が。

そうか、日本でバーターと言えば抱き合わせとか交換条件みたいな意味になるからピンと来なかったわ。

ちなみに抱き合わせを英語で言うと tie-inっぽい。紛らわしい(苦笑)