機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 170709

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やったゲームは

  1. 『たのめナイン』
  2. アグリコラ / Agricola』
  3. 『十二季節の魔法使い / Seasons』
  4. 『「リカーーーリング / ReCURRRing』 New!
  5. 『ポイズン / Poison』
  6. 『エルフェンランド / Elfenland』

参照ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜のボドゲ@カフェミープル・238回目

 

『たのめナイン』

2-5 players.

ルパンさんまなを氏イナさんササガワさん。

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先週このゲームに関して攻略めいた事を書いたのにご覧の有様ですよw

まぁ結局のところ引きゲーなんで、ダメな時はダメなんですけどねー。

初手水水800、800、200で、1,700円を2,500円にしたらあっさりビール出されて5枚引取り。

以降もう一回引き取って水2回だして「たのめ9」2回決められて15枚でゴチ。

少なくとも一番最初は水出してりゃ良かったなぁ...

 

アグリコラ / Agricola』

1-5 players, BGG best 4 players.

ルパンさんまなを氏イナさん。

番手はまなを氏イナさんルパンさん俺。

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進歩は【木の家増築】でFA。問題は微妙な職業。

【木の家増築】のメリットを高めるためにと【ネズミ捕り】取ったんだけど、これが大失敗。

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一応【木の家増築】で先手を打ち、【ネズミ捕り】【レンガの柱】で手数差を広げる狙いはあったんだけど、盤面作るカードが鋤くらい、飯補助が強力とは言え【イチゴ集め】くらいってのはねぇ。

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そして期待は裏切られ、予想は裏切らない

まなを氏に2R【ジョニー】(愛人)打たれ、増築増員はルパンさんに5R目に取られ、イナさんには【葦の家】でいなされる。

この状況では【ネズミ捕り】も刺さらないんよねぇ。まぁ打たないよりはマシな状況だけど。

【営林士】でかなり飯は助けられたんだけど、それって実のところ他人に柵点与え繁殖も容易にさせてるようなもんで。

飯基盤を構築できないことが祟って38点で3位。

何が問題だったって、【ジョニー】引いてるまなを氏に【パトロン】【本棚】と渡してる所デ。

まぁ俺が【ジョニー】【葦の家】引いててもあんなに活躍はしないんだろうけどね...

 

『十二季節の魔法使い / Seasons』

1-4 players, BGG best 2 players.

昨日まなを氏がプレイしていたく気に入ってたらしく、たぶん今日おかわりするんだろうなぁと思ったら案の定。

このゲームって面白いのは確かなんだけど、快適じゃないんよなー。

FAQ読んだりカード覚えれば多少は快適になるんだろうけども。

まぁ一番快適なのはBGAって事になるんですがー。

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とりあえずどっかの放送で聞いた記憶のあるカードを適当に。初手が【タイタス】、二手目に【クリス】【物乞い】で悩むも【クリス】で。とか言ってる割に今見返すと四手目の【物乞い】スルーしてたりと訳わかめ。

そして、さっき放送聞き直したら「拡張無いと使い魔の数自体が少ないから【クリス】微妙」みたいな発言が出ててあらら(苦笑)

まぁ目障りな【オニス】は除去できましたがー。

このゲーム、プレイ3回目なんだけど、終盤でいつの間にか100点超え。何が良かったのかさっぱり分からないままこの盤面。

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最後変転すりゃもうちょっと稼げるかなーと思ったら、上家のまなを氏が【時のブーツ】で季節を進める。

じゃぁこのラウンドが最後かーと思ったらルパンさんから「もう他の人の手番無いです」と。

 

...え、【時のブーツ】ってMtG的に言えば【時間停止 / Time Stop(CHK)】 的なカードだったんかー。という事で127点で2位。

 

そっかー、変転でるときにしとかんとあかんのなーと反省してたら、ルパンさんが後で調べたところによると、どうも【時のブーツ】はそこまで強く無いらしいw 一応ターンは回ってくると。

 

そりゃそうよなー。

 

でもってFAQ読みながら最終Rで何点取れたかシミュレーションしようと思ってたら、

【時のブーツ】で季節変わったら変転する時はその季節を参照する

って一文があって、ここでもルール間違いしそうだなーと。

で、シミュレーションしてみたら

引いた手札は使わない-5

季節が変わったのでイナさんの【強欲なグリフィム】発動 -1

変転+1使用 -5

水3火2変転 = 3(1+1)+2(2+1)=12

【知識の泉】で土5、【壊死のクリス】で【深き眼差しのタイタス】サクって土4

土9変転 = (5+4)(3+1) =36

【泥棒フェアリー】の効果で-2

【深き眼差しのタイタス】【驚愕の箱】の効果が発動しないので、-6(他プレイヤー+1)

【深き眼差しのタイタス】がいないので -4

36+12-6-5-5-1-2 = 29

という事で、156点にはなってる。これでトップ取れたかどうかは知らんw

 

『リカーーーリング / ReCURRRing』 New!

3-5 players.

同面子。

ゲームマーケット大賞1次通過作品。

通過した作品をいくつかやってみたかったんだけど、俺が持ち込んでる『黒幕道』は俺もイシカワさんもインスト出来ないんでね...

ルパンさんが帰る時間近づいてたんで、結構回してる上に軽いコレかなぁと。

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昔の賽苑さんのゲームって、アートワークは素晴らしいんだけどゲーム的にはちょっと...な印象があったけど、このゲームは内容も素晴らしい、と言いたい所なんだけど。

 

実際のところは勝ち筋が全く見えなかったんでまだ評価出来ないわ(苦笑)

いやー、見通しが悪いね。

初心者向きではないのは確かだけど、見通しが悪いってのは決して悪い意味ではなく。

少なくともゲームデザイン的には素晴らしく、特にRの数は多いけど最後に手札空にした人だけ得点化できるってルールが秀逸。さらに4人だと9だけ抜くって辺りもよく考えられてるなーと。

あと、大富豪系であるのは確かだけど、どっちかと言うとカウンティング+推理系という気がする。誰がどのカードを引き取ったかをカウンティングして、どのカードを何枚出せば自分の得点に確実に出来るかを探るゲームというか。

カウンティングの要素を排除する...例えば手札に加えるカードも公開情報ってルールにしてみれば、推理系の要素があるってのがより明確になりそうな気はする。

 

『ポイズン / Poison』

3-6 players, BGG best 4-5 players.

マエさんユキさん他1人。2戦目は+イシカワさん。

他1人は半年前くらいに見たことがあり、確かその時はゲーム一回もやらずにゲームの話を聞いただけで帰ってった記憶が(苦笑)

まぁそういう珍しい人だからこそ覚えてるんですが。

 

やった事ないと思ってたけど、ルール聞いてる間に「以前のバージョンで1回だけやったかも」と朧げな記憶が。

で、プレイした瞬間に確信に。

やったやった。この嫌らしい感じ、まさにクニツィアだわとw

マジョリティ競うゲームなんで、基本的には苦手(あまり勝てない)な部類のはず。

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今回はゲーム云々よりも、マエさんのボケの秀逸っぷりが。

「赤のカードは何点?」「13点」

「青のカードは?」「いやいや同じ数字並んでるから13点でしょ」

「紫のカードは?」「...」

毒の4点しか無いんだから4点でしょうにw

まぁ、そのくらい余裕が無かったんでしょうけど。

 

1ゲーム目は序盤3人が各色引き取る感じになったんで、試しに全く引き取らずに頑張ってみたら、やたらとマエさんが引き取ってくれる展開になって結局一枚も引き取らずにクリーンシート。

ああ、別にマジョリティ競わなくてもいい場合はあるんだな。

2ゲームは上家のイシカワさんが青一枚もない状態で、

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なおかつ俺の手札がこんな感じ。(毒1枚出した後)

イシカワさんが青以外を引き取ったらその色を出し、引き取らなかったら青を引き取るを繰り返したら青マジョリティで毒1枚の2失点で勝ち。

クニツィアらしい嫌らしさは存分にあるけれど、席順で勝負が決まっちゃうこともままあるかな。

その辺りは何ラウンドかやる事で平準化する、って方向なんだろうけども。

あとアレね。個人的に九月姫のパッケージイラストはホント素晴らしい出来なんだけど、あの可愛らしいキャラデザがゲームやってる間は全く関係ないのがすげー勿体無いなw

 

『エルフェンランド / Elfenland』

2-6 players, BGG best 4 players.

マエさんユキさん他1人。

マエさんとユキさんが「『ダイスシティ / Dice City』やりましょう」って話に纏まりつつあるのをガン無視する鬼畜モード発動。

俺も基本的にはリプレイ派なんで、前やって面白かったゲームもう一回やりたいって気持ちは非常に分かるんだけど、リプレイ派だからこそ新しいゲームをやってもらう必要もある訳で。

ユキさんがやってない王道ゲームとなると、一番最初に思いつくのは『ドミニオン / Dominion』なんだけど、個人的に基本セットの初心者向け10枚はもう10回以上やったんで (しかも拡張入れてやったの2~3回くらい) 、正直あまり気は向かない上にマエさんが『ドミニオン』苦手なんで却下。

じゃぁ『クゥワークル / Qwirkle』かなぁと思ったら、コレもマエさんNG。

うーん、今日は『ダイスシティ』にしとくかーと傾きかけた時、目に留ったのが『エルフェンランド』。

 

ミープルでネットワーク構築(point to point movement)系のゲームではネイトさんが大好きなだけあって『チケット トゥ ライド/Ticket to Ride』が選ばれがちだし、時間に制限があると『トランスアメリカ / Trans America』がファーストチョイスになる。でも個人的には『エルフェンランド』が一番好き。

『チケライ』『トランスアメリカ』のテーマ自体は非常に魅力的なんだけど、どちらかと言えば男性向き。『エルフェンランド』なら女性が喰い付くとまでは言わないけど、そこそこウケは良いと思うんですよね。ボードも綺麗だし。

個人的に一番好きなのがインタラクション(interaction = プレイヤー間の相互作用)で、『チケライ』は基本的にソロプレイ感が強く、ルートが被った時にどちらが早く線路を引くか、もしくは避けて別の道を繋げるか、くらいしかインタラクションが無い。もちろんそこは善し悪しで、あくまで好みの問題。

トランスアメリカ』は他人のルートに相乗りする点ではそこそこインタラクションはあるんだけど、逆に妨害されるって事はほぼ無い。まぁ繋げる手数掛かるときに、どっちが繋げるかで微妙な心理戦があったりするのは面白いんだけど。

『エルフェンランド』の場合は、その両方...他人のルートに相乗りしないと厳しいんだけど、自分が置いてほしくない、もしくは他人が置いて欲しくないパネルを置くと妨害になる。この一喜一憂が楽しいんですよね。重いゲームの割にはルール自体は割と簡単なのもいい。妨害タイルだけ何故か直接攻撃なのはあるけど、アレがないと4R目で勝ち目が無くなるからねぇ。

 

ただまぁ『エルフェンランド』欠点も色々あって。

パネルは選べるけど、手札は8枚まで引くだけなんで割と偏りがちなところ。そのパネルもあまり使われないパネル(要するにドワーフ)が残りがちなんで、結局のところ偏りがちになる点。他のプレイヤーの行動に一喜一憂するという事は、一喜する時は良いものの、一憂する時ってのはプランが崩れた事を意味するんで、そこで長考が生まれがちになるところ。

そして最大の欠点は、点数の差が付きにくいことなんですよねぇ。ランダム要素が結構ある割には。

大抵は山奥の村【Kihromah】を最後にして20点取れるか19点で妥協するかで終わるし、拡張入れて最終目的地を決めると99%【Kihromah】をスルーしての19点が最高得点になってしまう。てか故郷に帰ってなおかつ20点取れるとは思えない(苦笑)

 

この日も俺とユキさんが19点でトップタイ。

とは言え、俺の19点はかなり波瀾万丈な19点だったけどもw

 

故郷がYtter(左の上から2番目)。1R目はスタートプレイヤーのユキさんに城から右下ルートに持ってないじじい(ドワーフ)置かれていきなり涙目。仕方ないので右上森ルート通るかと豚置いたら、左の森近辺にいい感じの道がわらわらと。なので路線変更で一旦川を下ってから左→下→左下→右へと辿り、城の左下の街へ。

2R目は城の右下スタートの人の後をいい感じに追えて、城経由で画像の位置に。このラウンドで6歩行けたのはデカかった。

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3R目は左へと相乗りしつつ、左上からくるユキさんのルートにも上手く乗じ、左端経由で砂漠の街へ。

山岳地帯って選択肢が少なくなる分、相乗りもしやすくなるんだなぁ。初めて分かったよ。まぁ手札によるんだけども。

 

そして問題の4R。ユニコーン2枚で砂漠を突っ切り、雲で山道を通り、一度川を下ってさらに山道をエルフの帆走車2枚ゴールに辿り付ける計算は付いた。もちろん【Kihromah】はスルー

ただ、問題は妨害タイルの存在なんですよねぇ。

イシカワさんに確認したら、「妨害タイル出されたら、キャラバンなら4枚、それ以外なら同じカードが追加で一枚必要です」と言われる。

ぇぇ、追加で1枚はどのカードでもOKだと思ってたYO! 

川は妨害されないけど、ユニコーンと帆走車は2枚ずつなんで置かれたら詰む。雲ならもう一枚持ってるんで大丈夫。

 

ここで久々に腹黒モード発動。

妨害タイルを残しているユキさんから反撃されないようにと、あえて妨害タイルはトップ目全然関係ない人に置いて、俺に対して使われないようにとまずは姑息な手段

しかしマエさんが「トップ目GRGRさんやからGRGRさん狙いぃや」と要らんことを言う

(正しい助言なんですがねw)

そこでさらに姑息な手段。「俺ユニコーンと車置いたよ」と、あえて置かれたら詰む所だけ申告

当然のようにマエさんから助言。「そこの山道もGRGRさん置いてたで」

ユキさん素直に「じゃぁそこ置きますねー」

 

俺、ニヤリ。

いいですか。

 

 

これがインタラクションです!(間違い)

 

 

この後目的地カードがどんな感じになってるんかなーと数えてみると、街が20あるのに12枚しかない。

なんでだろ?と並べてみると疑問氷解。

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なるほど、こういう事なのね。

というか、城の隣が故郷だと選択肢狭まる分キツそうだなー。実際マエさんがキツそうにしてたけど。