やったゲームは
- 『ニムト / 6 Nimmt!』
- 『犯人は踊る:第四版 / Hannin Wa Odoru; 4th Edition』
- 『ベガス / Las Vegas』
- 『ごきぶりポーカー / Kakerlakenpoker』
- 『通路 / Tsuro』
- 『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
- 『トゥーアンリミテッド / Unlimited Fugo』
- 『パンデミック / Pandemic』
- 『たのめナイン』
- 『マラケシュ / Marrakech』
- 『クランク! / Clank!: A Deck-Building Adventure』 New!
参照ブログ
Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言
日曜のボドゲ@カフェミープル・236回目
先週quickと『宝石の煌き / Splender』のタイマンやったんですが、彼はいたく気に入ったらしく、堺に行く帰りに買って帰ろうとツイートしてたんで、キウイさんの在庫情報チェックしてみるかーとHPに行くと...
うわ、今一番買いたい『クランク! / Clank!: A Deck-Building Adventure』入荷してるじゃないの。
clank! まさかの序盤にドラゴンエッグ3枚引きのハードモード。もう少しでみんな脱出できそうな感じだったが、結果誰も生還せず。というか最期は猫がニャーと鳴いて死なば諸共でドラゴンアタック引き起こしました。 pic.twitter.com/bEKRzEjH0I
— TakP (@Tak_ukuk) 2017年5月27日
ぶっちゃけこのツイートの影響です。
さらにキウイさんでは6/30に会員数1万人突破したということでサンプル落ちや外箱破損品のセールをやってるとかで。
だったら行くかーとキウイゲームズへ。
そしてキウイさんに着いた時に、はたと気づく。
『宝石の煌き』の在庫情報調べるの忘れてたよ(苦笑)
画像をquickに送ったら、その後購入してたっぽいですが。
で、お目当ての『クランク!』以外に何かおうかなーと物色していると...
いやまぁ色々あるんよねぇ。
候補としては『電力会社カードゲーム / Funkenschlag: Das Kartenspiel』『ワニに乗る?回してドボン! / Tier auf Tier - Jetzt geht's rund!』『スパゲティ / Spaghetti』辺り。セール品で目に付くのは『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』『グランドオーストリアホテル / Grand Austria Hotel』の2点。
ただまー『電力会社カードゲーム』ってそもそも個人的に苦手な競り特化ゲーだし、流通も安定しそうなんで急いで買う必要も無い上に誰か置いてくれそうでもあり、さらにはカードゲームなのにプレイ時間60分という重さもミープル的にほとんど出そうな気がしない(苦笑)
『回してドボン!』は個人的に1回くらいはすげーやってみたいんだけど、ミープルには元の『ワニに乗る?』1つありゃいいんじゃね?感満載だし、何より動物が微妙に可愛くない(重要)んですよねー。
『スパゲティ』も気になってるタイトルだけど、手番が20秒って聞いてイチイチはかるのマンドクセってな気分に。(日が変われば気分も変わるかもだけど)
『グランドオーストリアホテル』はスカウトアクション3位になった時点で気になってたんだけど、コンボメインと聞いてさらにやってみたく。
ただまー、やってくれそうな相手があきおさんとおてもとさんとニールさんくらいっぽいんよなー(苦笑) これもミープルじゃ出番なさそうで。
こうつらつら書いてることからも分かるように、基本的に自分が買う基準の一番は「ミープルに置いて出るゲームか否か」なんですよね。自宅に置く気がさらさら無い(苦笑)
『レガシー』はワンチャンあるかなーととりあえず買って、他に何か無いかなーと物色してると...
ああ、ルパンさんとニールさんだけもの凄く喰いつきそうなゲームがあるよw
ということでさらに2点購入。計4点で2万円。
ミープルにはほぼ毎週日曜行ってるけど、お金落としてる額だけみたらキウイの方が多いんじゃね?疑惑が。
『ニムト / 6 Nimmt!』
2-10 players, BGG best 5-6 players.
ニールさんユキさん初見のお客さん、カップル。
カップルのうち女性の方は何回か来てるひと。なんだけど、自分の記憶が正しければ一緒に卓を囲むのは1年以上振りかも。
かなり使い込まれている上に、この日は断続的に強い雨が降っていたため、カードがくっついてやり辛いったらありゃしない。
「そろそろ新しいの出してもいいかな」ってネイトさんもイシカワさんも言ってたけど、そんな事言って新しいの出したのって『タイムボム / Timebomb』くらいだぞw
何だかんだ言って経験者の方が強いこのゲーム。1回目はニールさんが1失点で勝ち、2回目は俺がクリーンシート。
『犯人は踊る:第四版 / Hannin Wa Odoru; 4th Edition』
3-8 players.
同面子。
1戦目【情報操作】でユキさんに【犯人】押し付けて、あと2回【情報操作】で回ったから犯人はきっとあそこだろうと決め打ちしたら実はユキさんがキープし続け、【アリバイ】で交わして見事犯人勝ち。しかも【たくらみ】2人出してたんで5人中3人が勝利というレアケース。
いやぁお見事。
やはりこのゲームはウケが良いなぁ。面倒臭い【少年】がたまたま出なかったこともあってか、2回おかわり。
『ベガス / Las Vegas』
2-5 players, BGG best 4 playes.
同面子。カップルの女性からの要望で。
拡張からは「スーパーひとし君」ダイスのみ採用。
ダイスゲーなんで割と好きな部類なんだけど、エリアマジョリティゲーでもあるのでほんと勝てんわ(苦笑)
1R60,000、2R50,000しか取れなかった上に、3Rは初手で100,000$の所に3つ置いたらカップルの男性に4つ置かれて張り合われ、どちらも7個置いて共倒れになるという。
結局5位と40,000差のラス。トップは410,000$獲得したユキさん。
このゲーム、ほんとセオリーが分からん。
『ごきぶりポーカー / Kakerlakenpoker』
2-6 players, BGG best 4-5 players.
同面子。
私の「初心者歓迎ラインナップ」のうちの1つ。
一番良いのはルールが簡単なことで、次に良いのはブラフ系…普段の生活だと「嘘をどんどん付いていい」ってな状況にある人ってあまりいないと思うので、そういう意味では新鮮なんじゃないかなぁと。まぁこの辺りは人狼系にも言えることなんだけど。
『放課後さいころ倶楽部』 1巻 p98 中道裕大
一応一回だけ使える初心者殺しの技があるにはあるけど、それ以外で経験者が優位に立てる要素ってのは、手札と場のカードからどのカードが少ないかという視点を持てることと、どのカードを出されると不利になるかを考えられることくらい。
人読みが上手い人でなければ、結局のところそのカードが何かははっきり分からないんじゃないかなぁ。
個人的に1つだけコツがあって、それは「即決する」こと。
悩んだ上に当てたらたまたま感が出ちゃうけど、即決すると読みきってると思われがち。どっちかと言うとこのゲームはそういう意味でのブラフゲーじゃないかなぁw
この日はニールさんが途中からドツボに嵌って7連続なすりつけに失敗した上に、残り1枚のカードを俺になすりつけようとするという。さすがにそこまで手札煮詰まったら、死亡フラグのサソリ持ってるって分かるに決まってるじゃないかw
今回ニールさんがドツボに嵌った原因は、「一番リスク高いカードを考えたらコレが間違っても大丈夫と考えるだろう」と、理詰めでの成功法で行ったこと。初プレイでそこまで気づく人の方が少ないと思うけどなー。
非常に良いゲームなんだけど、明確な欠点もあって。1人負けを決めるゲームなんで煮詰まってくるとカード多い人同士のタイマンになって、そのほかの人が蚊帳の外になりがちなこと。
『放課後さいころ倶楽部』 1巻 p161 中道裕大
まぁこういう「高みの見物」したい私のような人間にとっては、そういう展開はむしろご褒美。
7回押し付けられて、1回見て2枚引取りで、カード枚数は一番少なかったはず。
『通路 / Tsuro』
2-8 players, BGG best 4,6 players.
ニールさんユキさんカップル。2戦目はモリモさんも。
手札3枚持ちというのが以前衝撃だったけど、今回は1戦目が4人同時死亡、2戦目も2人同時死亡で勝利者ナシというレアケース。
...という話で落ち着きそうだった所で、ひょっとしたらとルール確認したら
「最後で同時死亡だと、対消滅したプレイヤー以外が全員勝者」
という風に書いてあってまた衝撃w
何度もやってるゲームでも、たまにはルール確認しとかんとなぁ。
『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
2-9 players, BGG best 6-8 players.
同面子。
普段は7~10人くらいでやってるので、6人プレイでやると理論上はランダムに殺される確率は確かに上がる。いやそれは分かってるんだけども。
それにしてもこの日はランダムが強すぎた(苦笑)
結局ランダムに殺されたのが3回あったんですが、つまりランダムが勝ってるって事ですよw
価値がありそうに思えて、実はそれほどでもないもの-北陸物産展
このランダムにやられてたのはモリモさんだけど、俺も選んでるよw
『トゥーアンリミテッド / Unlimited Fugo』
3-6 playes.
モリモさんニールさんユキさん。
カップルが帰った瞬間にゲーマー向けのゲームを突然出すという変わり身の早さ。
モリモさんが『アグリコラ / Agricola』卓にそろそろ入ると言うので、すぐ終われそうなこのゲームをチョイス。
若干ユキさんには荷が重いかなーと思ったものの、そういやこの人と一番初めにプレイしたのが『ラミーキューブ / Rummikub』だったの忘れてたわ。数字系割と好きっぽいね。
とは言えどのくらいチップを引き取っていいのか加減はまだ分かってなかったっぽい。この日はニールさんが二連勝。俺はカードの捌き方失敗したわー。
『パンデミック / Pandemic』
2-4 players, BGG best 4 players.
ニールさんユキさん。
ぶっちゃけこの面子で出すのは不適切なゲームなんだけど、『レガシー』の可能性を少しでも上げるためにあえて。
さすがに分かってるニールさんだけあって、エピデミック5枚入りでもアウトブレイク6まで行ったものの、5ターンを残して世界は平和に。
ただまー、やっぱこの面子でやると奉行問題に引っかかりまくるね。ユキさん基本的に指示仰ぐ事が多かった。
とは言え、2回くらいニールさんを遮って「どう動きたい?」って聞いたら適切な答えが返ってきたんで、次はもうちょっと参加できるはず。目先の事に集中しやすい衛生兵は、ひょっとしたら初心者向きなのかも。
『たのめナイン』
2-5 players.
ルパンさんニールさんユキさん。
ルパンさん東京遠征土産のうちの1つ。昔タニさんがいた頃は結構出てたんだけど、彼が引き上げたんで暫くプレイできず。
改めてプレイしてみて、ホント素晴らしいゲームだなと。
「水とお茶はオーダーに含まれず、1点確定」ってルール忘れてたのはご愛嬌。
何度もやってるゲームでもルール確認(ry
個人的には『ラブレター / Love Letter』に匹敵するミニマライズなゲームとさえ。
基本的にゲームって選択肢のうちのどれを選ぶか考えるものだけど、このゲームは正解といえるカードが存在するってのが割とミソで。フツーなら「結局のところ選択肢は1つしかない」ので考える必要も無い、って感じになるんだけど、ゲーム自体にテンポがあるからその都度最適解を出すリズムが小気味良さに繋がってる印象。
そして「正解が2つ以上ある場合」と「正解が無い場合」に何を出すか。この辺にこのゲーム、実はほんのちょっとだけ奥があるんですよね。
もうちょっと具体的にいきましょうか。
まずは何が正解か。
スタートプレイヤーだと、100円から900円まで何を出しても引き取らされることはありません。
ノーリスクです。1手目だけのことを考えれるなら(お茶と水さえ出さなければ)何出しても正解です。
じゃぁ2手目だとどうか。
足しても1,000円を超えないか、超えたとしても既に出されたカードで2,000円になるように出すのが最適解です。
それを表したのが下の表。
左側が1枚目に出されたカード、上が2枚目に出そうとしているカード。
○が1,000円以下、●が3枚目で2,000円にならない事を表します。
つまり、○●が正解という事になります。
そして、この表から分かるように、少なくとも2手目に限ると (500円は例外) 基本的に低価格ほどローリスクだという事も分かります。
すなわち、正解が2つ以上ある場合は低価格のカードを温存するのがセオリーとなります。
...この表だけだとあくまで2手目以内に限りますけど、実際は少なくとも3手目までは低価格であればあるほどローリスクで、例外の500円は3手目に限ると100円に匹敵するローリスクカードになったりもします。
正解が無い場合にはカウンティングの出番です。(私はやってませんけどw)
カウンティングやってない場合でも、下家がいつリスクを負ったか(例えば前の巡目で4-8と出てたのに9を出さなかった、など)くらいは覚えておいて損はないです。それも無ければ自分が多く持ってるカードは下家持ってないと見切るとかねw
非常にシンプルなルールで初心者にも気軽に楽しめるゲームなのですが、実はちょっとだけ奥もある。まぁこのゲームの一番の素晴らしいところは、負けたとしても「ゴチになります!」と言われるとちょっと気分が良いことかもしれませんw
ゲーム自体は900円のカード2枚がずっと出せずに苦しんだものの、引き自体は良くてリスクを負ったのは2回だけ。水もお茶も引かないのにクリーンシート。ニールさんもゴチされてなかったけど、お茶出してたから実際は独り勝ちでいいはず。
『マラケシュ / Marrakech』
2-4 players, BGG best 4 players.
ニールさんユキさん。
このゲーム割と強い方だと思ってたんだけど、今回さっぱり(苦笑)
よくよく考えてみれば自分の考えてたセオリー通りにプレイしてないや。
途中までニールさんが走ってたものの、ユキさんがニールさんから15ディルハム奪って逆転勝ち。
『クランク! / Clank!: A Deck-Building Adventure』
1-4 players, BGG best 3 players.
あきおさんニールさんユキさん。
うん。やりたかったんですよ。
ニールさんが「後1時間くらいで」と言った時に出すゲームじゃなかったな(苦笑)
それ以上に、まだ『ドミニオン / Dominion』やった事ないユキさんに出すゲームでもなかったな(苦笑)
結局インスト込みの最後巻き気味で何とか営業時間内に終了。
2時間ちょい掛かったかも。
ルール説明しながらのプレイだったことと、途中であきおさんのクランク+1カード2枚他を混ぜたことなどもあってお金貯まらずHP減るわであえなく死亡。誰も地上に辿りつけなかったものの、アーティファクト2つ取得したあきおさんの勝ち。
プレイ時間60分って書いてあるけど、あくまでそれは慣れたらのお話で、最初はインスト込み2時間ちょいくらい見た方が良さそう。
ゲーム自体はドミニオン的デッキ構築のシステムを使うんだけど、圧縮カードがほとんど無い(できてせいぜい2~3枚)ので、そういうのが好みな人は物足りないかも。
HP管理も割とアバウトで、音を鳴らすとリスクが増えるものの最初はドラゴンアタックされてもHP減る確率が20%未満という感じ。
ただ、ガチャガチャ音を鳴らしまくると確実にリスクは上がるので、その辺りをどう抑えていくかは考える必要がある。
この、直接的な被害は無いけどどリスクは確実に忍び寄ってくるって辺りが秀逸。
実感はまだ沸かないけど、これ相当面白いかもしれん。
今度は落ち着いてやりたいぞw