機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 170226

やったゲームは

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  1. 『ウボンゴ / Ubongo』
  2. カタンの開拓者たち / Die Siedler von Catan
  3. 『コンプレット / Completto』
  4. ごきぶりポーカー / Kakerlakenpoker』
  5. ハゲタカのえじき / Hol's der Geier』
  6. 『ブクブク / Land Unter』
  7. 『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー / Roll for the Galaxy』

『ウボンゴ / Ubongo』

2-4 players.

初見のお客さんと。

2時だったんでイシカワさんを混ぜてゲーム出来るワンチャンあるかなーと思ってインストしてる最中に別のお客さんが来たので2人で対戦。

さすがに2人だとあんま盛り上がらんね。

ただまーゲーム自体は割といい勝負で、俺が5勝、お相手が4勝。

しかしランダム引きで圧倒的な差が付き9点差くらいで負け。

まぁこういう負け方なら運ゲーとあきらめが付くわw

 

カタンの開拓者たち / Die Siedler von Catan

3-4 players, BGG best 4 players.

同面子+カップル(というか夫婦)

カップルが『カタン』をやるという事だったので混ぜて貰うことに。

個人的な見解で言うと、『カタン』はボードゲーム中級者への壁と思っていて、ある程度ゲーマーの素養がある人でないとイキナリこのゲームは厳しいんじゃないかなぁと。ルールさえ把握すれば後はダイス振るくらいではあるんだけども。交渉は相場観が必要になってくるけど、そこまでガチでやらなければ和気藹々にはやれるはず。

同じ難易度のレベルに『ドミニオン / Dominion』『枯山水 / Stone Garden』辺りも入っていて、『ドミニオン』はTCG経験者なら初心者でも無問題。一時期『枯山水』流行ってて、今でもボチボチは出てるけど、あのゲームやりに来て、そこから常連になった客が未だ現れてない事を考慮するとねぇ... ゲーム後には口を揃えて「面白かった」という感想は出てくるんだけども。ルールをシンプルにした『枯山水』のバージョン出ないかねぇ (前にも書いた) 。

 

まぁ『枯山水』やらなくても、その後何度か足を運んで来るようになった客が何割いるか? て考えるとあんまり変わらないような気もするけどさ(苦笑)

 

ゲームは4番手だったんだけど、3人とも初心者なので真っ先に枯れるハズの9,5,10の木レンガ羊と、3番目辺りに枯れそうな8麦10鉄(鉄は10,4,3)が残ってたので容赦なく確保。開拓地3軒都市2軒ロンゲストとポイント1点でサクッと勝利。初心者相手だとフツーに「後2点で僕勝つんで注意してくださいねー」みたいな事を言うんだけど、若干間延びした感があったのでまぁ終わらせていいかなと。

初心者の方々は最初の方はチンプンカンプンだったものの、途中から朧げには分かったっぽい。個人的には日本語版だとどの目がどのくらいの確率なのかが文字の色と大きさ(太さ)だけで表現されているのはもう一つ感ある。「この目が5/36ですよー確率14%くらい」と言葉で言っても中々伝わらないんよねぇ。その点英語版は☆マークの数で感覚的に分かる辺りは初心者に優しい気がする。

まぁカードテキストが日本語化されてる方がハードル下がるんで、どうしてもそっち出しちゃうんですが。

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で、煙草吸ってる間に俺的定番の『ワニに乗る? / Tier auf Tier』をやってもらって、吸い終わった時に話を聞いてると、この夫婦は『街コロ / Machi Koro』をTVでやってたのを見て (今調べたら『空カラ街コロ』か?) 、それで興味が湧いて来店されたと。で、店員のイシカワさんにその旨を話したら「『カタン』の方が面白いッスよ」と言われたのでじゃぁそれやりましょうかとなった、とのこと。

 

イーシーカーワーさーん、客がコレやりたいって言ったら一応ソレ出しましょうよw

 

という事で『街コロ』のインストをしていると、初見のお客さんが来てたので混じって貰って俺抜け番。終了直前に嫁さんの方が用事で抜けたのでちょっとだけ代打。『カタン』よりシンプルな分、ルール飲み込むのが早かった様子で、むしろ『カタン』やりたいって言って来たけど厳しそうな時に『街コロ』薦めるのはアリじゃね?と思ったり思わなかったり。

 

『コンプレット / Completto』

2-4 players.

『街コロ』と同面子。

途中からやってきたお客さんに「知ってますか?」と尋ねると、「ええ昨日やりました」とのお答えが。しまったインスト前に聞くべきだった(苦笑)

何か「ハーフマラソンに出てた」という発言を聞いたような気がするけど、今調べたら京都マラソンが開催されたの先週の日曜日なんでどういうことってなってるなう。

 

カタン』ならちょい難しく、『街コロ』なら割とすんなり行けた面子だったんで、『コンプレット』なら大丈夫だと思って出したものの、初めからいたお客さんがこの時点でかなり酒が回っていて、そういう人にはちょっと厳しかったかもなぁ。

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で、この後最初からいたお客さんが『カルカソンヌ / Carcassonne』やりたいと言ったんだけど、あのゲームは基本二人用だし、一応4~5人でもプレイでくるけど、真面目にプレイすると「自分のやりたい事をやるゲーム」というより「相手にやりたい事をやらせない」ゲームになりかねない。一応軽くルール説明してみたけど、こっちの説明力不足もあってか中々ルールが頭に入って来ない様子。

 

...イシカワさんごめんなさい(苦笑) 客がやりたいと思ったゲームを素直に出せない場合は確実にあるわw 

  

ごきぶりポーカー / Kakerlakenpoker』

2-6 players, BGG best 4-5 players.

同面子。

『ブラフ / Bluff』ならやった事あるという話が出たんで、じゃぁブラフ系で簡単なもの出すか、とコレを出してはみたものの、まず害虫8種類の名前が酔ってて覚えられないというw

とは言えNBMPみたいなアレな人では全くないんで、リーチが掛かってきた辺りからはようやくルールや勘所が飲み込めてきた様子。そうなってからはダウンタイムはちょっと長めになったけど、酔った頭でそれだけ真剣に考えている結果なんで致し方なし。

最終的にはその人が自分のリーチ掛かってるカメムシを俺に押し付けようとして失敗したものの、手札に2枚残ってるカメムシを出すのを我慢して4回他の人に別のカードを擦り付けて、残り手札4枚になった時に「そろそろ処分しないと後が苦しい」と決断した結果だと思うので、そこまで考えてプレイしてくれたんだなーとある意味感動。グッドルーザーに拍手。

 

ハゲタカのえじき / Hol's der Geier』

2-5 players, BGG best 5 players.

同面子+イシカワさん。

さらにハードル下げようとw

最初に6出て、俺が12を出した時にイシカワさんが思わずひとこと。

「あー、これGRGRさんと考え方同じやわー」

うん、俺もそうだと思うよw

で、困ったことに考え方が同じだと、それを回避しようとしても回避の仕方も被る訳で。

俺が6点、イシカワさんが5点くらいで、素直に出したお客さんに軒並み高得点カードを掻っ攫われる接待プレイ。勝利の方程式が存在しないゲームなんで、常連と初心者が混ざってやるには良いゲームかもなー。バッティングゲーなんで元々好みではあるんだけど、シンプル過ぎて少々物足りないとも思ってた。こういう意味ではもう少し評価上げていいのかも。

 

『ブクブク / Land Unter』

3-5 players, BGG best 4-5 players.

同面子。1Rのみ。

非常にいいゲームなんだけど、誰がうきわを失うか感覚的に飲み込みにくいのは欠点かなぁ。どっちかと言えばゲーマー向けなんかも。2R目からはカウンティングの要素が入ってよりゲーマーズゲームっぽくなるし。

最近ミープルでは割と『エスカレーション / Escalation』が出てて、今日も4卓で使用されてたんだけど、感覚的に飲み込みやすい利点はあるわなぁ。ドローし忘れがちなのはあるけど、後で引けば問題はないし。

 

『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー / Roll for the Galaxy』

2-5 players, BGG best 3-4 players.

あきおさんニールさんサタさんイシカワさん。

初見のお客さんの相手をして、ゲーム面白いって言ってくれるのは楽しいんだけども。

気苦労で疲れるね (苦笑)

さらっとルール説明するだけで勘所を掴んでくれる常連のみで卓を囲むと痛感するわ。

だからと言って常連で固まって初見さん無視する、ってのも気が引けるんで。これは性分なんだろうなぁ。それがミープル的に良い結果になってるかどうかは分からないけども。

 

あと、このゲームのインストをする際の鉄板ネタをひとつ。

俺「交易品をクレジット(お金)に替える場合、青の『嗜好品』なら3金、茶色の『希少資源』なら4金、緑の『遺伝子資源』なら5金、黄色の『異星種族技術』なら6金に換金されます。」

あきおさん「わざわざ資源名を言わなくても青3金、茶色4金、緑5金、黄色6金でええやん?」

俺「全て文字数と同じお金になっております」

あきおさんサタさんイシカワさん「おおー」

俺が考えたネタではなく、前回も紹介した

隔週ボードゲーム通信『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー』 ゲーム/動画 - ニコニコ動画

この動画から拾ったネタですけど、インストする機会があれば一度使ってみて下さいw

 

ゲームは前回の反省を踏まえて毎回5~6個ダイスは振れたものの、「今回探査と移住は誰かやるやろー」と高を括ってたのが蓋を開ければ誰もやらずに自分のダイス1個しかアクション出来ないってのが2回あってマトモに勝負出来る訳もなく。

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リスク管理って大事ね(苦笑) 24点で3位タイ。

 

勝ったのはあきおさん。

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開幕から軍事のダイスがワラワラあり、サタさんに「あきおさんからダイスの音の圧迫感が凄い」と言わしめるほど。やっぱダイスゲーなんでダイスをジャラジャラ鳴らしたいやねー。

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この後はミープルに来る前にイエサブで買った『おばけキャッチ / Geistesblitz』と『リフトイット! / Lift It』をイシカワさんとルール確認。

『おばけキャッチ』はミープルに置いてなかったんだけど、お客さんから「ありませんか?」との要望が結構あるんでとりあえず購入。正直『ドブル / Dobble』的ゲームだと高を括っていて、1つ目のルール見て「うんうんありがちありがち。コマになってボードゲーム感が増したんで、店にあった方がいいやね」ってな感想だったんだけど、もう一つのルールを見て評価一変。

 

というかルールの意味が飲み込めない。例題見ても「なしてソレがこうなるの???」とイシカワさんも俺も困惑。

5分くらいしてようやく理解し、「ああ、これは頭使うわ」と。メジャーなゲームだからお客さんからの要望があるのかと思ってたけど、ちゃんとオリジナルな面があるから要望があるんだなーと。

 

『リフトイット!』の方はよくよく考えたらゲーム自体はやった事ないんだけど、M's Barの常連のうちの1人がこのゲームやたら好きで2度ほどプレイしているのを見ていて、傍目にもインパクトがあり気になってはいたゲーム。

もう一つ気になる要素があって、去年ぐらいに京都のイエサブこのゲームを5個くらい仕入れていて何をトチ狂っとんねんと呆れたことw それが全部掃けるのに結構な時間掛かってたのにも関わらず、今日行ったらまた3~4個入ってたんでさらに呆れた(苦笑)

で、買って納得。裏面見たら販売元に「イエローサブマリン」って書いてあるのな。そりゃ置くわ。置かざるを得ないわ。

 

で、イシカワさんとちょろっと試していたところ、10時半過ぎても残ってた初見のお客さん4人がゲームそっちのけで喰い付く喰い付くw

あー、やっぱ見た目のインパクトって大事やね。

 

そのゲームが終わった頃には閉店20分切ってたんで「こんな感じのゲームですよー」とちょろっと試して貰ってこの日は終了。頭にバンド巻いてプレイする光景が物凄く間抜けなんで、お上品な方には避けられそうなゲームだけど、一笑は乙なりき。

ただまー点数が一周したらゲーム終了ってルールに書いてあったような気がするんだけど、そこまで長くゲームやって間が持つのかな?とはちょっと思った。実際やってみん事には何とも言えんけども。