機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 161204

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やったゲームは

  1. 『マリーの食卓 / Marie of the Table』
  2. 『ロール・スルー・ジ・エイジズ / Roll Through the Ages』
  3. 『ニムト / 6 nimmt!』
  4. 『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
  5. ラミィキューブ / Rummikub』
  6. 『ソラシノビ / Space Ninja』
  7. 『砂漠を越えて / Through the Desert』
  8. 『マスクメン / masKmen』
  9. 『宝石の煌き / Splender』
  10. 『ロール・スルー・ジ・エイジズ / Roll Through the Ages』

 

参考ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*日曜もボドゲ@カフェミープル・168回目

 

『マリーの食卓 / Marie of the Table』

3-5 players.

ルパンさんネイトさんイナさん。

到着したのがインスト直後で、軽そうなゲームだから見学してからだなーと思ってたら「入って」と言われて入ってみる。スタピー。

「セットコレクションで、得点表がコレ。カードを2枚ドラフトして渡す」って言われたんで、同じスート(色)2枚取って左に渡してみる。

「ドラフトが終わったら全員で投票して、否決が同数以上ならラストから順に他の人のカードを取っていきます」

 

....えw

同じスート2枚はもれなくネイトさんの場へと...

ま、まぁ今回はルール把握する為ということで(苦笑)

 

ゲームの方は、選択肢がドラフト時点では何枚かのうち2枚取るだけなのと、最後の投票で賛成するか反対するか、受け取ったカードのうち最大2枚までを伏せて失点を防ぐの3つだけ。

ラスト手番は2枚受け取って自分の都合が悪ければ否決すりゃ済むんだけど、手番が前になればなるほど難しい。4人プレイでの話をすると、3番目の人はまだ楽で、基本的には下家の都合が悪いものを送り込んで自分も否決に回る。たまたま良いものがあれば賛成に回る。勝ち組3人のうちに入ればOKだし、例え否決されても選択肢は2つまたは3つあるんで何とかなる。

2番目の人は...どうすんの?w 

上家の人が自分の都合の良いカードをドラフトしたと考えると、下家に流す4枚のうち2枚が都合良さそうなら自分の都合の良いカードを取って良し。3人の勝ち組の中に入る。

下家の2人が否決に回りそうで、かつ流す4枚のうちどの2枚の組み合わせでも良い場合には自分の都合の悪い組み合わせをあえて取る...のか? 他にもまだ場合分けがあって、6枚中2枚ドラフトするだけでもえらい時間が掛かる。そこまで考えなければいいって話ではあるんだけども。

選択肢自体は少なく見た目もポップなんだけど、それとは裏腹にゲーム自体はかなりシビア。数少ない情報でドラフトする様は『姫騎士』っぽいかなぁ。まぁドラフト+セットコレクションなんでシビアになって当然なのかもしれませんがー。どうやりゃいいのか正直よく分からんわw

 

『ロール・スルー・ジ・エイジズ / Roll Through the Ages』

1-4 players, BGG best 2 players.

ルパンさんイナさんニールさん。

去年の夏コミケ後に行ったM's Bar等で中道先生がやたらこのゲームやってたんで一度やりたいなーと思ってはや1年と3ヶ月半。毎月のように候補に上げてたんだけど悉く選ばれなかった思い出。

 

ゲームがゲームなだけにスルーされ続けてましたね。

 

作者が『パンデミック』のマット・リーコックだって喋ったら喰い付く人がいたのかもなぁ。

文明進化といういかにも重ゲーなテーマを扱っているにも関わらず、非常に軽い稀有なゲームという印象。リソース管理が個人ボードのピンを動かすだけってのも軽さに一役買ってるのかも。

インタラクションが建物の早取りと後半たまに出てくるくらいの疫病/反乱くらいだったんで、「こりゃBGGじゃ2人ベストだな」と思ってたら案の定。初心者にイキナリ出すようなゲームではないかもだけど、ソロプレイ感の強いゲーム...要するに『ドミニオン』(たまに『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』)が好きな人にはある程度お勧めし易そうな気はする。ミープルではほとんど出てなかったけど、コンポーネントも素晴らしいんで眠らせるには勿体無いゲームだわ。

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ゲームは最初に災い喰らいまくったものの、都市6つで進化5つ揃えた俺の勝ち。石を伸ばしたのが結果的に効いたけど、都市増やしたらまっ先に農業取るべきだったかな。

 

『ニムト / 6 nimmt!』

3-10 players, BGG best 5-6 players.

同面子+カップル2組。

『ガイスター』やってたカップルと合流して何かやりましょうという話になって、一服してる間に「さらに人が増える事考えたら多人数ゲーム用意しといた方がいいかなー」などと考えて戻ってみると、6人までのゲームが並んでて、正直どうかなーと思ってたら案の定『ドミニオン・繁栄』やってたカップルも合流。

ちうか『ドミニオン』を拡張入れるくらいまでやってるのに『ニムト』やった事ないってな人もいるのね。聞いたわけじゃないけど、TCGから流れてきたらそういう可能性もあるんかな。

ゲーム自体は1戦目が『ガイスター』カップルのワンツー、2戦目は『ドミニオン』カップルのワンツーで、常連は揃って討ち死にというナチュラル接待プレイが炸裂w

 

『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』

2-9 players.

同面子。

やはり一笑できるゲームは乙。ゲーム何回もやってるとシュールなネタには抵抗が付いて、割とマトモに当て嵌まる答えが選べる傾向にあるのかも。アレカードを弄るには辛いんで、お題カードを弄る...それこそ『放課後さいころ倶楽部』の一場面をお題にするってのは新鮮さを取り戻すには良い試みだったのかなーとプレイして思ってたり。まぁソレにも限界はあるんですけどねー。

追加カードとか出て欲しいけど、タナカマさんの負担が相当厳しいだろうからキツいかもなー。

 

ラミィキューブ / Rummikub』

2-4 players, BGG best 4 players.

上がった時は最小得点、上がれなかった時は大量失点というのが俺のお約束(苦笑)

さすがに2回上がったんでプラスにはなったけど+8のしょぼさ。

まーそれよりも今回は最終R。ルパンさんが+81のダントツトップの状態から

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最後までパネルを出せずに-150喰らうという。24枚引いても出せないってあるんやねぇ。

黄色が1-2-3と5-6-7-8で... 32点あるじゃん!

 

...さらには、赤の2-3-4も揃ってね

タメスギタンデスカネ。

 

『ソラシノビ / Space Ninja』

3-5 players.

同面子。

マジョリティ取る為にはミープルを先に出す方が有利だけど、先にいればいるほど後からコマを入れられたら押し出されるリスクも高まるって辺りはジレンマが効いてるなーとは感じたんだけど、自分の苦手なエリアマジョリティで、かつルールを聞いても全くピンと来ず何をしていいのやらさっぱりだ。

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でまぁ作者名で調べてみたら、『仮面の王』作った人ですかー。『ブラッド・ハウンド / Blood Hound』とナニカを足した的な。アレも何していいのかさっぱりだった記憶が。まぁ not for meってことで。

個人的にはもうこのゲームやる事はねぇなーとは思ったんですが、これまた個人的には衝撃の事実が。

 

パッケージイラスト:しろー大野

 

...えーと、『しろー駄作劇場(ムッシュゴリグリ鈴木・ド・ヤコペッティの優雅な生活)』の、あのしろー大野先生ですか!!! 昔単行本持ってたなぁ。

 

『砂漠を越えて / Through the Desert』

2-5 players, BGG best 3 players.

ルパンさんマエさん。

そもそもこのブログで「BGG best x players.」って書くようになったのは、4人ならともかく3人か5人、特に3人でやるゲームを選ぶ時に割と難儀するんでその辺りを探るためなんですが、このゲームは数少ない3人ベストなゲーム。ちなみに自分が把握してる限りでは他に『ケルト / Kelts』『サムライ / Samurai』とクニチーなゲームが... いやまぁ単純にこの人作品多いってだけだとは思いますけどねw

一応『サンファン / San Juan』『サンマルコ / San Marco』『ル・アーブル / Le Havre』『ドミニオン / Dominion』『宝石の煌き / Splender』辺りがBGGだと3 player の投票が多い作品です。まぁ『ル・アーブル』は単純にダウンタイム長いからってだけなんでしょうけども。

 

で、このゲームはどうかと言うと、紛うことなき3人ベストゲー。例えば『ケルト』なんかは盤面とスートの関係、つまりリソース的に3人がベストな感じになるんですが、このゲームの場合は三つ巴の戦いが一番バランス取れるんですよね。『サムライ』はマジョリティのゲームだけど、やはり三つ巴が熱かったりします。いかに自分の利益を確保しつつ、相手の利益を損ねるか。そして2人がガチガチにやってしまうともう1人が楽に走ってしまうので、そこはエセ共闘で頑張る。

ルール忘れやすいのが難点と言えば難点だけど、一度把握すれば選択肢はどのラクダを2つ取って、隊列の前か後ろに配置するだけ。派手さはコンポーネント以外に無いけれど、クニチーらしい嫌らしさと奥深さを兼ね備えた上に1時間前後で終わる。

「3人で1時間程度」というオーダーがあったら、コレと『ケルト』は是非頭の片隅にでも置いて欲しいところ。

 

ちなみにゲームはルパンさんとトップタイ。

 

『マスクメン / masKmen』

2-6 players.

ニールさんマエさん、他誰だっけか。

別に大富豪系のゲームが苦手って訳じゃないんだけど、このゲームはイマイチピンと来ないんだよなぁ。デザインは素晴らしいと感動するんだけども。

順調に全ラウンドでマイナス喰らって終了(苦笑)

 

『宝石の煌き / Splender』

2-4 players, BGG best 3 players.

ニールさんマエさん他1人。

ニールさんが白5キープ、俺が白7キープで互いに首の締め合いをしてる間にコスト安くて取れるものを取っていく初心者スタイルがハマって初見のお客さんが勝利。

...ニールさんがキープした段階で競り合ったらダメだわなw

 

『ロール・スルー・ジ・エイジズ / Roll Through the Ages』

1-4 players, BGG best 2 players.

イシカワさんとタイマン。試合は1点差で負け。

眠らせるには勿体無いと思ってたまにでも出して貰えるようにイシカワさんにインストするのが最大の目的。

考えてみればダイス振り直す行為は結構好きなんだけど、ダイス振り直す系ってそれ以外で割と微妙な事が多くてですね。例えば『キング・オブ・トーキョー / King of Tokyo』は結構時間掛かるゲームなのにも関わらず負け抜けがある。『戦国時代 / Age of War』は収束性が悪い。ってな感じに。『王への請願 / Um Krone und Kragen』くらいかなぁ問題ないのは。まぁ初手ミスると後は死んだ魚の眼になっちゃう事が無くもないですが。