やったゲームは
- 『アンドールの伝説 / Legends of Andor』
- 『アンドールの伝説 北方への旅立ち / Legends of Andor: Journey to the North』
- 『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pancemic Regacy : season 1』
- 『スカルキング / Skull King』
- 『曖昧フェイバリットシングス / Eye My Favorite Things』
※『アンドールの伝説 / Legends of Andor』
『アンドールの伝説 北方への旅立ち / Legends of Andor: Journey to the North』
『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pancemic Regacy : season 1』
はそこそこネタバレあります。
参考ブログ
Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言
日曜もボドゲ@カフェミープル・154回目
先週あれだけ睡眠大事って書いてたのに、この日も睡眠不足。
というのも、前日は松戸の『サマンサクラブ』へ行ってたからなんですね。土曜日ミープル行く時も大抵徹夜状態なのに、ましてや松戸行くとなると時間的余裕は定時アガリでも5時間くらいしかない訳で。
『アンドールの伝説 / Legends of Andor』
2-4 players, BGG best 4 players.
ルパンさんモリモさんニールさんタニさん。
4人用ゲームなので別のゲームやろうかなぁと考えてたら、「拡張入れたら5-6人でもイケる」との事なので混ざることに。特殊能力見たら毎ラウンド3つの能力を使えるキャラが強そうだったんで、それを選んだんだけど、最初に貰える報酬の話が出た時に、「攻城戦は弓しか使えません」ってな事を言われる。
あーその制約すっかり忘れてたわー。
...キャラ変えていいッスか?
ダメかなーと思ったら了承されたんで、クロスボウが使えるキャラに変更。
このキャラチェンジは間接攻撃使う為だったんだけど、実際はもう一つの能力...雑魚キャラの攻撃力を下げる方が使えた感じ。
で、前回失敗したんである程度の状況は理解。早めに城のモンスターを3人で処分、剣士はスラルド王子救出へ、残りのドワーフは村人を救出しつつ鉱山で攻撃力upの役割分担。
ドワーフ使ってたニールさん、「村人って鉱山に避難させられないかな?」
...ええ出来ますとも。ドラゴンが襲ってくるまではねw
このやりとりで確信した。このゲーム、初見殺しに来てるわやっぱ。そりゃそう思うよなぁ。
で、まずは攻城戦に参加しないとと移動を開始したんだけど、今思えばこの初手から失敗してる。この際、俺は移動薬を温存してフツーに移動してたんですね。後で攻撃を残業してでもやらんとあかん事を考えると、使える時に使っとかないとダメ、むしろ温存すべきは時間なんですわ。それに気付かなかったのは、時間を進めずに移動薬だけ使うって事が出来ないと後で知らされたからなんですけども。俺このアイテム使った事無かったからなぁ。
この時点で2時間のロス。
次に失敗してるのは、モンスター倒した報奨をお金で貰ったこと。後で移動力を残業してでも(以下略 これで結構な時間をロスしてる筈。
このロスがどこにしわ寄せが行くかというと... 移動を欲してるキャラ、ニールさんのドワーフと、特にルパンさんの剣士へと行くんですわ。
画像引用元:Lupin's Weblog
で、コレもミスになるかは分からないけど、ルパンさんがスラルド王子を救出しようとした際、「それってルーン石回収した後でも良くね?」と言ってしまう。この判断自体は必ずしも間違ってるとは言い難いけど、結果的にはクエスト失敗のトリガーを引くことに。
で、物語が進行して、盾ドワーフ登場。「俺達が協力していいか君たちに委ねよう。」
さすがにコレは覚えてるけど、いやーん(苦笑)
以前にも書いたけど、いかにイベントを回避してアッサリ攻略するかが鍵っぽいんですよね。選択イベントのほとんどが実際は初見を殺す罠のために作られている。という事で内心は回避してーだったんですが、
「コイツがいた状態で5人同時攻撃すると攻撃力が実質20上がります」
と言われてテンション上がらない方がオカシイ訳で。
あともう一つ回避を強く推せない理由の一つとして、ぼんやりと攻撃力足り無さそうだなーってのがあって。
(計算上は各キャラ攻撃力4で、ダイス目が期待値通りとして3.5。スラルド王子効果があったとして4。ドワーフが攻撃力7くらい上げるんで、一人あたり1.4。全部足して人数分で掛ければ60は超えるんで、攻撃力48+ダイス目のドラゴンには盾ドワーフいなくても一応勝てそうな計算。)
ただ、この計算はしっかりした訳ではなく、当時はあくまでぼんやりとしたイメージなので確信はできず、さらにはドラゴンとの戦闘イベントで何も起きないことが前提であってですね...
結局のところ、経済学的に言えば危険性(Risk)だと決めつけて回避するか、不確実性(Uncertainty)を包摂してどちらかを判断するって問題になるんですね。単純には決められない。
じゃぁ面白そうな方でしょうよ。
話が盾ドワーフ召喚に進んでるときに取るべき発言は、「じゃぁそれで。」
その結果、城の北に雑魚1体、画像の剣士がいる所に犬が湧く。
...あー、ソコに湧くのは想定外でしたわ(苦笑)
今湧いた城北雑魚も入城すればそれだけ余計に倒さないといけない雑魚が増える訳で、コイツら倒すと物語トラックが進みまくる。霧をほとんどめくってないんで、喉から手が出るほど欲しい毒薬は無い。スラルド王子を護衛してる雑魚を倒せば...犬は手前で止まるんかね?それでも城北雑魚2匹は入る訳で...
えーと、詰みそう?
で、その前の雑魚との戦闘で何人攻撃なら1撃で倒せるか、足し算出来ずに「誰か計算して~」と投げてるほど頭が回ってない状況では解決策が思いつく訳でもなく。
するとモリモさんから「イケそう」との発言が。城を開放して村人放り込めば何とかなるらしい。
自分で状況判断出来ない時にする発言は、「じゃぁそれで。」
ここで「モンスターが次のターンどう動くのか全部シミュレートしてみて」とでも言えれば解決策が見つかったかもしれんのですが。まぁそんな事思いつける状況じゃなかったってのが実際のところ。
結果的には城北の雑魚は2匹ではなく1匹入城。城南の雑魚は宝石で反らせるも、犬が最後にアンゴ━━ξ*`∀´>━━ル!!! でクエスト失敗。後もう一匹はどっから来たんだ?
ちゃんと寝て起きた今でさえ記憶な曖昧なくらいで。
...いやぁ犬が城に入るっぽいのは分かってたんだけど、城を開放する安もとい案が出る前だったんで、物語トラックがどれだけ進むかしか考えてなかったんよね。そして城が開放する案が出た後はそれをすっかり忘れてるというか、犬も勘案に入って「イケる」という話になってたと思い込んでた(苦笑)
で、クエスト失敗の最大の原因はドコかというと...最初の移動とモンスターの報酬なんよね。
ここに余裕があればルパンさんはスラルド王子を倒せてる訳で。モンスターの報酬は宝石の寄せ餌買ってたんでトントンではあるんだけど、アレは意志力でも払えるからとりあえずそっちで貰ってるのがベター。スラルド王子が近くで発見されたのは僥倖だったけど、井戸の所がイベントカードだったことも微妙に足を引っ張ったと。あとタスクが多いからなるべく処理できるタスクは処理とかんとあかんのかも。
で、これらの原因のほとんどは俺にあるんよねぇ...
前回同様、やはりこのゲーム移動がネックになるのね。つか5人で無理だったのに本当に4人で成功するんだろうか?まぁ出来るんだろうけども。
とりあえずドラゴンと対峙することを目的にして、不確実性を危険性に転化させん事には先の見通しが建たないや。しかもドラゴン相手にはイベントが何種類かあった筈で。
このからくりがリプレイ要求を高めてるんでしょう。けど、これも前に感じた事だけど、個人的には「いかにゲームを盛り上げないように行動するかを考えればクリアできる」ように思えてしまうんだよなぁ...
『アンドールの伝説 北方への旅立ち / Legends of Andor: Journey to the North』
1-4 players, BGG best 4 players.
同面子+イナさん。
折角だから拡張キャラ使うかー海マップだから「水の精霊」使えるコイツかなーと思ってルールブックを読むと、
「水の精霊は陸地しか移動できません。川は渡れないので橋を渡ってね☆」
ってことは、当然海を渡れないよね? 使える訳ねー。
って事で、3能力使えるキャラを選択。
最初に隅っこの霧トークンを公開しようとすると、ルパンさんから「その隣の方がいい。そこに入れば回りの霧も望遠鏡で覗けるから」と言われてそのように。
その後、ルパンさんが「望遠鏡で回りの霧を見ます」と発言。
...えーっと、それで俺がさっき公開した霧トークン覗けてるんじゃ?w
なんてやりとりが致命傷とは無関係の展開。それを可能にしたのは一番最初に楽なルールを採用したこと。モンスター1匹倒すことに栄誉ポイント的なものが追加で1入るという効果。結果的には10余ってたけど、途中経過を考えるとそこまで余裕は無かったはず。
最初に必須のクエストが5つほど提示され、その後アイテムが何箇所にばら撒かれ、さらには木材トークン、貝殻トークンが置かれる。木材トークンが置かれた時の
「コイツを運べば2金になるよ」
という説明を聞いた瞬間、どう考えても手数足りないよなぁ... あ、これは罠だなと。
ホント初見殺すマンね。
で、クエスト処理してるついでにアイテム取ってみると、どう考えても強い効果。というか嵐でもみくちゃにされて意志力残り1が3人いる状況では必須のアイテム。
コレは罠じゃないのか(苦笑) 大抵は罠だけど、中には回避するのが罠なものがあるってタチ悪いわー。
つってもコレは褒め言葉で、そうじゃなけりゃ全力で必須イベント以外は回避になるもんなぁ。まぁ尚更初見殺しって事にはなるんですけども。
モリモさんが時間の都合でクエスト終了直前に帰るも、後はすんなりクリア。
『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pancemic Regacy : season 1』
1-4 players, BGG best 4 players.
ルパンさんイナさんタニさん。
前回クエストを一つ成功させたんで、今回は残る3つ全部をクリアしないとダメって事に。
問題はこのうちの一つが「褪色者の都市を7つ隔離する」なんですよねぇ...
これ、逆に前回よりハードル上がってる気が。
スタート時、俺とイナさんでデリーの褪色者2体を除去するか否かで意見が分かれるも、とりあえずイナさん案で進行。デリーの感染カードは既に出てる訳で、エピデミック出る前なら増える事もないし、わざわざ手榴弾使ってまで入る必要があるのかなぁと思ってた。
俺がデリーを隔離した後、プレイヤーカードにデリー。
...あー、ソコから湧くのは想定外でしたわ(苦笑)
なんてやりとりが致命傷とは無関係な展開。逆の意味で。
しょっぱなのエピデミックでイスタンブール。感染の処理でさらにイスタンブール。そしてアウトブレイク。
\(^o^)/
必死の抵抗でイスタンブールをバリケード封鎖するも焼け石に水。治療薬が一つしか開発できず、隔離都市も4つしか無い上に褪色者がワラワラいてとてもクリアは不可能。さらには迫る時間。
後はゲーム終了のボーナスで治療薬のレベルアップするくらいしかやる事がない状況でエピデミック。感染カードは13枚、アウトブレイクする都市は7都市。めくるカードは4枚。アウトブレイクさえしなければ青の根絶は可能。
さすがに誰かの傷跡を増やすほどの事でもないので、単純な引きに賭ける。
確率は...計算せずとも式の段階であーこりゃほとんど0だわと。
で、今計算してみると、 (6*5*4*3)/(13*12*11*10)=3/(13*11)=0.0209≒2.1%。
想像してたよりはあるけど、50回やって1回しか成功せんのか。
で、よりによってイスタンブールでアウトブレイク。世界はまた破滅しましたとさ。
タニさんが転勤するんで当分の間やれないだろうけど、このまま誰かが引き継いでもクリア出来そうな気がしないぞw
こういう展開になったのも、カーネル大佐がお亡くなりになった事が原因なんよねぇ。ホントあのアウトブレイクは痛かった。
『スカルキング / Skull King』
2-6 players, BGG best 4-5 players.
イナさんニールさんエバンスさんタニさん。
5人で何やるかって話になって、「じゃぁタニさんがやりたいものを」と言うと、いそいそと『曖昧フェイバリットシングス / Eye My Favorite Things』を出してきたので、時間に余裕あるからそれはトリにしようと提案。じゃぁその前にコレをやりましょうという事で。
4~5ラウンドまではラウンド数とトリック宣言数が同数で、かつその宣言が成功するという非常に静かな展開。
勝敗は9R目終了時点ニールさん240点、俺220点の争いで、10R目どちらも0トリック宣言。2トリック目のタニさんリードで青2、俺とエバンスさんとイナさんが白旗、ニールさんが青4でトリックを取ってしまい、結局俺が勝利。
ただ、一番場を盛り上げたのはタニさん。
10R目で4トリック宣言しつつ、スカルキングでのボーナス30点で計110点を取り、俺が0トリック失敗してなかったら勝ってた。まぁ黒と白旗1枚、後は赤黄青じゃニールさんの時のようによっぽどの事がなければ成功するとは思うけど。
また、6か7トリック目で0トリック宣言した時、直前のニールさんがマーメイド出してくれたおかげでタニさんのマーメイドでトリック取らず。海賊とマリーは全部出てたんで、負けるにはニールさんがマーメイド持ってないとダメな状態だったんですね。あれは輝いてた。
一応俺が持ち込んでるゲームだけど、正直ここまで盛り上がるゲームだとは。
やっぱ隊長のチョイスはいい感じだなぁと改めて。
『曖昧フェイバリットシングス / Eye My Favorite Things』
3-5 players.
イナさんニールさんタニさんイシカワさん。
タニさんと言えば協力ゲー好き以外だとするめデイズ好きでしょうよ。
やっぱいいゲームだなぁ。相手の趣味が分かる事を通じて、どういうものの見方をしているのか分かるのが良くて、さらには「うわーそこで鉄山靠ですか」「哲学の道出されたらこっちは『犬神家の一族』かなぁ」と言った、フツーでは成り立たない会話が成立するシュールさが実に味わい深い。そしてちゃんとトリテしている。
買えるもんなら買いたいなぁ。