やったゲームは
- 『ファミリア / Famiglia』
- 『十二季節の魔法使い / Seasons』
- 『ヴァンパイア クイーン / Vampire Queen』
- 『貨モッツア / Kamozza』
- 『アグリコラ / Agricola』
- 『アグリコラ / Agricola』
- 『ナインタイルズ / Nine Tiles』
- 『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
参照ブログ
Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言
日曜もボドゲ@カフェミープル・137回目
『ファミリア / Famiglia』
2 players.
ルパンさんとタイマン。
珍しくタニさんが開店と同時に来店してなかった上に、珍しく俺が開店と同時に顔を出してたので、「じゃぁ2人で何かやりましょうか」とルパン言われる。以前ルール説明だけされて終わった『ジャイプル / Jaipur』の出番かなぁと思ったら、その傍にあったこのゲームが目に入る。
『放課後さいころ倶楽部』 ゲッサン2016年6月号 p442 中道裕大
『放課後さいころ倶楽部』で紹介されたものの、ミープルに置いてなかったので俺が買うべきなのか...?なんて考えてたらいつの間にか入っていたんで、いずれやっておきたかったんですよね。
ギャングのタトゥーに「電力会社」って描いてあって一笑い。そういやコレもフリーゼかw
ゲーム的には手札を少しづつ育てていく辺りが、個人的には同じフリーゼの『ロビンソン漂流記』でデッキを作っていくような感覚があった。
最初の方は訳も分からず0点のカードを取っていくんだけど、やってるうちに段々分かっていく辺りはいいゲーム。こういうゲームは「もう一回やろう」ってなるよなー。
個人的には緑のカードが使い勝手良いなーと思ったんだけど、ネイトさんは「緑は弱いらしい」って言っててへぇそうなの?と。
黄色で数字を下げた後に2枚出して取るのは手札1枚分損してるから、恐らく数字下げる時は0にして取るって事になるんだと思うけど、それだと結局同じ点数で色交換してるだけだなーって思うし(点数は入るし、黄色殴って黄色取るのは割と強い?)、緑だと使い回してもう片方を場に出せば延々とカードのレベルアップが可能。引いた赤を2青で捨てつつ2青を回収、ってモードになれば青も強そうではあるのだけれど。赤は得点高いけど青取れてなければ手詰まりになるのがちと辛い。
ちうかシンプルとは言え、しっかりゲーマーズゲームしてるコレをミドリとナオに対戦させる店長は鬼だわw
ゲームは一応勝ち。
『十二季節の魔法使い / Seasons』
2-4 players, BGG best 2 players.
ルパンさんネイトさんモリモさん。
以前モリモさんがやりたがってたものの、タイミングが合わずに出来なかったんで、「じゃぁ今日やりましょうか」と。
ゲームの準備をしている間、モリモさんが一言。
「カードの効果覚えましたよ、拡張込みで全部。」
...そーいやこの人ガチ勢だったわw 俺は《泥棒フェアリー》くらいしか覚えてないよw
ゲームは序盤からカードちょくちょく引けたものの、手札とマナが噛み合わずにっちもさっちも。
で、回したカードをネイトさんとモリモさんが効果的に使う使う。
コンボゲーを初見で見出すのはやはり厳しく、本気でやるからにはカード覚えないとなぁ。
...問題は本気でこのゲームやってくれる人がどれだけいるかなんだけども。
それと、やはり4人だとダウンタイム長め。BGA(Board Game Arena)みたく処理を自動でやってくれるんでなければタイマンでもゲーム時間20分とかさすがに無理だろうし、ミープルでは立ちにくいゲームだろうなぁと改めて。
『ヴァンパイア クイーン / Vampire Queen』
3-12 players.
ルパンさんモリモさん他3人。
基本は大富豪で革命の代わりに~ってパターン。ちうかクラマーなのかよ。
上がった順ではなく、残った手札の数字の大きさで失点が決まるという点は、強いカードをキープするか否かという所でジレンマが発生するものの、失点を低く抑えようと強いカードを処理したら、その後ひたすらパスし続ける事になるって辺りはどうにかならんもんか。
強いカードを処理するってことは選択肢を減らすことを意味する訳で、ゲームの面白さを阻害しかねない。それが得てして勝ち筋に繋がるってのはうーん...
まぁこんな手札で上がれない人間が言ってもアレですがね。
『貨モッツア / Kamozza』
3-5 players.
ルパンさんモリモさん他2人。
今初めて知ったんだけど、新ボードゲーム党の処女作。
「カフェミープル」でヘビーローテされている「タイムボム」(TimeBomb)を作った『新ボードゲーム党』謹製のカードゲームで、2つの港から出港する船に荷物をのせるだけの簡単なゲーム。各自、荷物の重さが、1(ネズミ)/3(酒)/5(肉)/7(米俵)/10(テレビ)/15(車)/20(金塊)の7種類の荷物を持っていて、毎回この内1つ、もしくは2つの荷物を船に積むことができる。船はAとBの2つの港から出るんだけども、どちらの船も最大積載量が決まっていてそれを超過すると沈没する。港Aから出港する船の最大積載量は8~32、港Bは30~45となっている。
で、最初に各プレイヤーが積載する荷物を伏せて出し、全員の荷物が出揃ったら、どちらの港を使用するかのカードを出し、一斉にオープンする。その後、各自の荷物を船に乗せて行き、船の最大積載量を超えなければ無事に出港。出港できた荷物の重さが、そのまま得点となる。船の最大積載量を越えて荷物を載せた場合には、すべての荷物は海の藻屑と消え得点にはならない。なお、重さ1のネズミは同じ船に積まれた金塊を食ってしまうという特殊能力があり、ネズミと金塊が同居した場合には金塊は消えてなくなる(重さもカウントされない)。これを5ラウンド繰り返し、出港できた荷物の重さが多い人が勝ち。
結局のところ選択肢が「最大7枚から1~2枚」「港A or 港B」だけなのでシンプル。けれど重い荷物をいつ載せるかって辺りがチキンレースになっていて、かなり面白い。『タイムボム』ほどスルメゲーって訳には行かないだろうけど、結構な頻度で出るんじゃないかなぁ。
初見で「たぶんこのゲームは20をいかに運ぶかよりも、まずは15と10を通すことが大切っぽい」と思って、スタピーでいきなり2枚セット。15と7を通し、さすがに20は被りつつ、3も他人の20バッティングに巻き込まれたものの、残りは全通しの38点でトップ。
『アグリコラ / Agricola』
1-5 players, BGG best 3-4 players.
ルパンさんモリモさん。番手は俺ルパンさんモリモさん。
ルパンさんが昨日「京都アグリコラ」に出れなかったって話なので、じゃぁ3グリでいいならやりましょうと。モリモさんが新版持ってきてたらベストだったけど、まぁ急遽思いついた事だしねw
1回目のドラフトのハイライトは2手目職業。
うーわ《柵管理人》と《柵立て》両方いるよw
(ちなみにモリモさん初手ピックは《出来高労働者》)
カードパワー的に言っても《柵管理人》だろうからこれをピック。wktkしながら5手目を取ると...
うは、残ってるよ《柵立て》がw
で、結局こんな感じに。
初手は《乳母》かどうか悩んだけど《季節労働者》で。でもよく考えたら3グリって家族増やすのキツいから初手でも良かったような。
で、《季節労働者》取って日雇い通う予定なのに《木材荷車》ってもなー。小麦野菜取れるんだから《突き鋤》じゃないのよと。というか《突き鋤》もあるから《季節労働者》はアリってな世界では?
2手目の進歩もレンガがキツい3グリなら《簡易かまど》で良かったような。どうせ俺には《ヴィラ》無理だし。
3手目も《てき屋》期待で《パン職人》で良かった気がするし、《本棚》自体は強いけど回ってくる職業考えたら微妙。柵刻む予定なんだから《織機》がベストチョイスだよなぁ。
で、ゲームですが。
日雇いに柵立てて1木払って飯2小麦(or野菜1)柵でたのしーw とか言って遊んでて、点数とか全く考えてないでやんの(苦笑)
結局《木材荷車》出したのに起動が2回(つまり資源的にモト取り、手数的には取ったとは言い難い)
《本棚》《木のクレーン》に至っては起動1回。《かまど》を《調理場》にすりゃいいものを、《かまど》のまま猪4匹焼いた上に小麦を2つ焼くというかなりアレなプレイング。
(片付け最中なので猪いませんが、実際は5匹います)
とは言えマイナーアクションでコンボするとさすがに強く、《季節労働者》《柵管理人》《柵立て》のコンボを4回起動しつつ、牛2を1回、猪2を3回、畑種、家無しに2回ずつ行けるという僥倖もあって、43点で2位。ちうかコレもうちょっとちゃんとしてればちゃんと勝ててたんじゃないかなぁ(苦笑)
まぁ少なくとも「もうちょっとこうすれば良くなる」的な所が見えてるだけでも進歩かな。
とりあえずアクション強化カードは同じ場所を重ねないなら何種類取ってもどれかは使えないって事だけは覚えておこうw
で、「3グリは後半ヌルいんで、無理なく30点取れるのがいいですねー」と言い掛けたものの飲み込みつつ、俺の希望で2戦目。
3グリだと5グリの欠点「面子が揃わない」「時間が掛かる」の2つとも解消されるのがいいやね。
ある意味別ゲーなんですけども。何となく3人麻雀っぽい。
5グリ出来ないからやらずに悶々としているよりは、3グリ2回やった方がよっぽど建設的。
で、2回目なんですが...
番手はルパンさんモリモさん俺。
いやーもう、酷いの一言。まぁ俺よりモリモさんの方が酷かったんですけども。
初手《羊農》《牛車》は問題なし。2手目《パン職人》《パン焼き桶》を流したのに《種屋》《プランター》カットせず。カットしないならカットしないで貫けば良いものを、《小麦車》カットはともかく《醸造師》カットとかあり得んでしょうに...(呆)
挙句の果てには《温室》をR11まで《寝室》だと勘違いしてたというね!気づいた時には木2で1点進歩だYO!
プレイングも酷くて、《羊農》出したのに起動1回のみ(またかよ)、柵引かずに厩で何とかしようとして失敗、《鋤手》は出さずじまい、何より職業が割とアレなのに《家庭教師》でトライしようとか何考えてるんだとw
そして今回も《かまど》でパンを焼きましたよ?
家族のめくれが遅くて増員レディの2人の手も遅れてたのに、その間に柵引いて羊増やさないからこうなるんですよ...
まぁモリモさんが《家畜追い》持ってたんで《羊農》はそれほど働かなかったにせよ、もう少し何とかなったんじゃねーの?的な。
結果的に29点で、30点割るの久々。油断するとこうなるんだなと気を付けよう。
『ナインタイルズ / Nine TIles』
2-4 players.
ルパンさんタニさんウメさんイシカワさん他2人。
何かルパンさんが帰る前にタニさんが一勝負仕掛けるってのが定番に...w
この日はルパンさんの調子が悪く、連続お手つきであっさりドロップアウトし、タニさんがその後ストレートで勝利。残りの人間でプレイ続行で一応俺が2位。
こんだけ定番になるんなら極める事も視野に入れないとアカンの...か?
『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
3-9 players.
タニさんウメさん他3人。
序盤リードされて2人にリーチされたものの、1枚から逆転で勝利。
相変わらずこのゲームに関しては謎の強さ発揮するわ(苦笑)
シュールで笑い取れるような引きではなかったものの、素直に行って何とか。
「最近雑誌で流行りのカクテルの名前は?」的なお題に「グローバリズム」を出せたのは冴えてたけども。もちろんそれを選んだタニさんのセンスあってこそですがー。
『ワニに乗る? / Tier auf Tier』
2-4 players.
タニさんウメさん他2人。もう帰りますわーと言いながらもこのゲームやってみませんか?と押し付けつつ見学してるとゆーw
で、タニさんが心底嫌そうに「GRGRさんがやらないんですか?」って言ってきたんだけど、疲れてたんでねー。
明らかに載せるのはウメさんが上手かったものの、そういう人には必ず押し付けるサイコロが出たら託される訳で。
この状態から羊の右にエリマキトカゲを捩じ込もうとして失敗し、あえなく戦線から脱落。
タニさん残り2、他に残り1つとリーチが掛かっている人がいる状態でタニさんに「サイコロ2出して2つ載せれば勝ちよ」と言ったらタニさん「出る確率五分の一ですかね?」うんその通り。
(ミープルのローカルルールで、ワニの目は振り直し。みんな大人なので。)
見事2を出して慎重にエリマキトカゲを載せ、最後のペンギンを手の震えと戦いながら載せようとするタニさん。
そしてこのガッツポーズである。タニさんマジツンデレ。
いやぁ、良いモノ見れたw