やったゲームは
- 『ポーションエクスプロージョン / Potion Explosion』
- 『インカの黄金 / Incan Gold』
- 『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
- 『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』
- 『アンドールの伝説 / Legends of Andor』
- 『どっちの始末Show』
※ 『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』はそこそこネタバレあります。
参照ブログ
Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言
日曜もボドゲ@カフェミープル・129回目
この日は母親が四条烏丸に用事があって、選挙へ寄りつつ9:30に到着。
今から往復2時間かけてミープルに行くのも何だなぁと思って駐車場に止め、ショッピングすることに。
イノダ本店をちょい下ったところにパパジョンズを見つけて、チーズケーキとピザが美味しい店なのにカレーを頼んで微妙な面持ちになってみたり、グルニエドールのサロンへ行ってルノワール(ブラマンジェ)を頼んでみたものの、旨いとは言えこういうヨーグルトっぽいものよりフツーのケーキ頼めば良かったかなと後悔してみたり、リベンジするためにエクレアとフツーのケーキを持ち帰ってみたものの、ミープルに置き忘れてみたり、挙句の果てには市営の駐車場が日曜は最大料金無しで6,500円取られてみたりと色々災難で(泣)
まー無計画だったんで自業自得なんですが。
で、そんな中、京都のイエサブに寄った時にばったりタニさんと出会って、
「今日誕生日なんで12:00ジャストに初めて買った大箱ゲームのコレ(『アンドールの伝説 / Legends of Andor』)を開封したんですよ!」と、あからさまに「後でコレやらないとは言わせませんよ?」的な圧力を受けてみたり、棚にある大箱のゲームを指さして「あっ、これやってみたいんですよねー。」とあからさまにコレ買ってやらせろ的な圧力を受けてみたりということがありましてですね。
...いやまぁ圧力云々はネタですが (発言自体は事実です) 、そういう事言われると、じゃぁ買おうか?ってな風にハードルは下がる訳ですよ。本来は『バロニィ / Barony』目的だったんですけども。
で、やってみたいと言われた箱を取り出すとソコソコ重量があって、何じゃコレ?ってなって少し振ってみたら明らかにビー玉がわんさか入っている音が。
「あ、何か面白そうかも」と思った時点でもう負けなー。
『ポーションエクスプロージョン / Potion Explosion』
1-4 players.
イナさんニールさんタニさん。
そんなこんなで買ったゲーム即持ち込みした訳ですが。
ゲーム的には若干ヌル目のセットコレクション。ビー玉やポーションの種類を取り過ぎたらマイナスといったセットコレクションにありがちなネガティブ(抑制的)な要素は無く、逆に「さっきのビー玉1個が残ってれば」「あのビー玉さえ無ければ」的なあともうちょっと~すればなーという痒い所に手が届くようなポジティブ(促進的)な効果がある辺りがヌルさの根源かなぁ。(まぁコレ自体は目新しくも何ともないですが)
とは言えちゃんとベースはセットコレクションしていて、ちゃんと考えればちゃんと結果が付いてくる感じ。ネガティブな要素が無いが故にポーションを完成させればさせるほど次のポーションが完成し易くなるため、差が付くと逆転しにくいのはあるけど、まぁこういうゲームはいかに気持ちよくゲーム出来るかの方が重要っぽいので正しいんではないかと。一応点数は少ないものの必要なビー玉は少なくて済むポーションを取って特殊能力を活かすか、必要なビー玉多くても点数が多いポーションを取るかって所にジレンマはある。
まぁ一番の肝は単純に連鎖起こってビー玉わんさか取れたら嬉しいって所ですがねw
見た目キャッチー、選択自体は簡単、面白いというよりはむしろ楽しいってのはミープル向きかなぁと。ネイトさんとかが初見の客にも『ズーロレット / Zooloretto』とか薦めてるの見て、それはちょっとハードル高いんじゃないか?って思ってたけど、同じセットコレクションでも『ポーションエクスプロージョン / Potion Explosion』ならその心配も無さそう。ちょっと前に自分が買ってミープルに置いてる『マラケシュ / Marrakech』同様、ソコソコの頻度で出るんじゃないかなぁ。
これはいい買い物をしたわ。
ゲーム自体は5種類+1種類3個のセットで8点取りつつ、教授2回使ったものの高得点のポーションを2つ取れたこともあってか57点でトップ。2位は51点くらいだったんで結構差は付いたっぽい。
『インカの黄金 / Incan Gold』
3-8 players, BGG Best 5-6 players.
モリモさんニールさん、初見の2人連れ。
初め父娘かと思って見てみたら、女性が男性のことを「先生」って呼んでたんでイマイチどういう関係かよー分からんw
ボードゲームはほぼやった事ないと言うので、アーティファクトを除いてプレイ。明らかに女性が来たがってたのを男性が付き添いに来た感じだったので、男性の方も楽しめてるか注意して対応してたんだけど、ちゃんと楽しまれてたようで何より。
まぁ楽しんでもらえてたのは俺が気にしてるか否かじゃなくて、単にゲームの力なんだけどさw
でまぁ最初はそんな感じで男性の方を気にしてたんだけど、女性のリアクションがイチイチ気持ちよくて最終的にはそっちに引きずられまくり。トラップいっぱい出た時には「うわードキドキするー」とか、「帰りたい。帰りたいけどもうちょっと欲しい」ってな感じの言葉を満面の笑顔で喋るもんだから、こっちもその反応の初々しさで楽しくて楽しくて。
女性が可愛いいメガネっ娘だったって事もちょっとある。
中国人留学生のソウさん以来かなぁ。こういう意味で楽しかったのは。
ゲーム自体は手堅く纏めたニールさんがトップ。
『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
3-9 players.
同面子+1~2回くらい見かけたような気がするお客さん。
正直言ってゲーム自体には若干飽きかけてるんだけど、反応の初々しさが(以下略)。
男性の方も最初は難しそうな顔をしてたんだけど、アレカード選んでる時に一人で吹き出してたりしてたんで、何だかんだ言って楽しめてたっぽい。「親になれないのは寂しい」ってな発言をしてたんだけど、逆に言えば親になりたかったって事だしなー。
何だかんだ言って自分の出したアレカードが選ばれればテンション上がるんで、一応大人数でも出来るとは言え、選ばれる確率を考えるとベストのプレイ人数は5-6人かなぁ。
『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』
2-4 players, BGG Best 4 players.
いつものようにルパンさんイナさんタニさん。
ウイルスが現実ではあり得ない進化を遂げた未来。我々に課せられた新たな任務には成功したものの、本来の任務を疎かにしてしまう。もう我々はあの悲劇を見たくない。いや、起こさせはしまい。
そのためには一部の都市を見捨てるという、非情なる決断をせざるを得なかったとしても。
前回の反省点の一つとして、行動順を考えようというのがあった訳ですが、今回そのように。
で、行動順を決めた後に席替えするのかと思いきや、ルパンさんから「担当キャラを入れ替えよう」という提案が。あ、座る位置に合わせるのねw
ところがコレが意外な効果を生み出しまして。
毎回俺が担当していた衛生兵をルパンさんが担当してたんだけど、1番最初のプレイングに関してはタニさんからサジェスチョンが入ったものの、その後は少なくとも俺から見れば完璧に動かしてるのを見て、自分が担当するキャラがどう動いたらいいのかは動かしてる人間が1番良く見えるんだなぁと。で、ルパンさんが4手でウイルスを9とか10とか除去してるのを見て、やっぱ衛生兵強いなとw
実のところ、衛生兵に「その都市の回りのウイルスを各1個除去する」能力を付与するのは、ウイルス除去を衛生兵頼りにしていいのかなぁと思ってたんだけど、考えてみればウイルスがばら撒かれてる状況ってのは大抵アウトブレイクで起こる訳で、衛生兵がウイルス3つの都市を除去したらそのまま分散した都市のウイルスも除去出来るんだから、むしろ衛生兵にこそ必要な能力なんだなーと納得。てかそのくらい分かれよとw
ゲーム自体はスタピーの俺がイキナリエピデミック引いて、上海台湾と即座にアウトブレイクが起こったものの、中央アジア分断作戦が功を奏して褪色者蔓延を防ぎ、6手番とエピデミック1回を残して人類は平和に。
とは言え今回「静かな夜」を予防的に使えたり、衛生兵に軍事施設移動の能力付けたり、新たにバリケード3つ置いたからこその余裕があった訳で、今回捜索もしてたら明らかに手数が足りないし、前回捜索を無視してクリア出来たかどうかも怪しいんで、そういう意味では前回捜索をまずクリアしてからという判断は正しかったのかもなぁ。今後どんなシナリオが追加されるかに依るんですけども。
でまぁ来月はまた苦戦が予想される訳ですが、今回若干とは言え褪色者に対処できる能力を付与できたんで、何とかそれで立ち回れないかなぁと。
一番の懸念事項は、壊滅都市がポツポツと出てきた事なんですよね...あそこに突入しろとか、捜索しろって言われたらどうすんだろ?
『アンドールの伝説 / Legends of Andor』
2-4 players, BGG best 4 players.
ルパンさんマエさんタニさん。
チュートリアルでゲームを覚えていくってのはTVゲームでたまにあるけど、ボードゲームでこれ以前ってあるのかなぁ?
TRPGでネックになりがちな「GMが必要」「インストが必要」って条件が無いんで、その分ハードルを下げようとしてるんだろうなぁと。で、これが成功したおかげでキャンペーン型のボードゲームが増えてきている...ってな感じなんでしょうか。
チュートリアルだから当然といえば当然なんだけど、最初はルールも選択肢も少なく、徐々にルールと選択肢が追加されていくんで無理なく覚えられ、ちゃんと意外性もあるんでチュートリアルなのにも関わらずそこそこ面白い。個人的にはせっかくお金を溜めたのに攻撃力上げたのが戦闘終了後だったのが消化不良だったんだけどもw
まぁチュートリアルだけではゲームの親切設計に感心したってな印象で、ここから先って話ではある。
逆に、新しくプレイしようとするとまたチュートリアルからって事になるんで、固定メンバーでやった方が当然良い訳で。そういう意味では『パンデミック:レガシー』同様、ゲーム会やミープル向きのゲームでは無いとはいえそう。
『どっちの始末Show』
3-5 players.
ニールさんマエさんウメさんタニさん。
うーん、こっちもミープル向きじゃないねw
円卓Pの作るゲームって、良くも悪くも見通しが悪いんですよね。『姫騎士』も『踊るポーカー』もプレイ自体は単純で最初は運ゲー、徐々に煮詰まって最後はロジックって辺りが『ラブレター』と似てるんだけど、そのロジックが「残ってるカードが『姫』か『兵士』の2択」みたいな単純なものではない。そこが面白さでもあり、思いつかない人にとっては「何じゃこりゃ?」ってなっちゃう。
今回はウメさんがそれに該当しちゃって、12引いたのに回さず抱えて終了。
個人的に大好きな『グラスロード / Glass Road』も結構見通しが悪いんだけど、それをクリアにすること自体が面白いんで、『どっちの始末Show』も人を選ぶゲームって事にはなるんだろうなぁ。
『裏切りの工作員 / The Message: Emissary Crisis』
3-9 players.
この時点でかなり疲れてたんで見学。やっぱり用語の解りにくさは何とかならんもんか。
ネイトさんにうっかり「あ、それこないだ俺が使った奴や」とシークレットキャラなのにも関わらず言っちゃってもう一つの方を選ばせるというアコギなことをしてみたものの、ネイトさんのもう一つのキャラが「一人死んだ後に自分が死んだら勝ち」というもう一人の死にキャラで、しかもMOF引いてたんで前回と同じような結果に。何このゲームw