機上の九龍

The kowloon on an aeroplane

@Meeple 160504 part.1

やったゲームは

  1. マラケシュ / Marrakech』
  2. ラミィキューブ / Rummikub』
  3. ノイシュヴァンシュタイン城 / Castles of Mad King Ludwig』
  4. 『ニムト / 6 Nimmt!』
  5. 『コードネーム / Codenames』
  6. 『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』
  7. パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』
  8. 『グラスロード / Glass Road』

※ 『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』は多少ネタバレあります。

※『グラスロード / Glass Road』は次回別記事で。

 

参照ブログ

Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言

*今日もボドゲ@カフェミープル・112回目

 

 

マラケシュ / Marrakech』

2-4 players, BGG best 4 players.

ルパンさんタニさん。

実は俺が持ち込んでるんだけど、プレイは何気に初めて。

以前ネイトさんがこのゲームを自作しようとして中断した残骸を見て「これアカンやつや」と思ってたんで、キウイゲームズに行った時に見つけちゃってついつい買ってしまったという経緯が。

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画像引用元:Lupin's Weblog

ダイス振る前の選択肢は3つ、ダイス振ってからの選択肢が最大8つなので割とお手軽、ルールも簡単で期待してたよりは良いゲーム。意外と戦略性もある。

『ころクラ』で一番最初に出てくるにしてはマニアック過ぎるチョイスが話題になってたけど、逆に『ころクラ』で少なくとも日本ではメジャーとまでは言わないまでもある程度は知名度も上がったおかげで安定供給もされてるし、今となっては案外悪くないチョイスだったのかも。当時のゲーマーからしても意外性はあっただろうし (苦笑)

ただまー3人だとかなりヌルいんで4人専用ゲーかも。

 

ラミィキューブ / Rummikub』

2-4 players, BGG best 4 players.

ルパンさんサタさんタニさん。

このゲーム好きなんだけど、どーも上手くいかん。

と言うか黒の11,13,13とか引いた時点でこれどうやっても無理じゃね?ってな感じになって案の定黒の12が出てこないとかで。

2回上がれるチャンスはあったものの、悉くルパンさんに先に上がられ為す術なし。結局ダンラス。

 

ノイシュヴァンシュタイン城 / Castles of Mad King Ludwig』

1-4 players, BGG best 4 players.

同面子。2番手だったかなぁ。並びはサタさん俺タニさんルパンさん。

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画像引用元:Lupin's Weblog

個人的にはこのゲームかなり好きな割に勝てなくてどうにかならんもんかと思ってたんですが、今回ルパンさんに1点差で捲られ2位だったとは言え、ようやく勝ち筋が見えてきた感。

相性の良い組み合わせで全然建てられないし、Utility引きまくっても全く活かせないまま。というかコンプリート狙いすぎて選択肢が無くなるクセはどうにかならんもんかw

@meeple 160111 part.1

この反省を踏まえてプレイング。

選択肢が無くならないようにするには2通りあって、選択肢を増やすことと、選択肢を減らさないこと。

選択肢を増やすには、このゲームだと通路や階段を作ることと、資金を増やす (≒庭をコンプリートする、競りで上手いこと高額の建物を買わせる) こと。

他に誰も階段を作ってない状況で地下室が出てきて、それが親だったりすると確実に1,000マルクで買えたりするんで割と重要かも。序盤はとにかく資金が無いんで、建てるモノが無い場合にはとっとと階段作った方がよさ気。地下室作ったら必然的に階段 (通路扱い) がコンプリートになるんで、さらに通路を置けるのがまた素晴らしい。こうするとどんな形の建物でも置けるようになるんで、俄然選択肢が増えてくる。

庭は点数が低めだけど序盤での10,000マルクはかなりオイシイし、隣が音楽堂でもマイナスにならない点も選択肢を広げる事になる。ただまー10,000マルクの為に10,000マルク支払うようではダメだけどさ (苦笑)

選択肢を減らさないようにするには、このゲームだと扉をなるべく確保することと、資金をあまり使わないこと。

扉が少なくて点数入る建物くっつけられないという状況がままあるので、なるべくそうならないように全体の形はなるべくいびつに。コンパクトに纏まると案外選択肢が無くて困るハメに。

そして高い建物は費用対効果を考えて。点数高くても次の手番でパスして5,000マルク取ってるようじゃ結局点数伸びないって事になりがちなので。

 

で、今までは割とUtilityのコンプリート重視で行ってて失敗してたんで、ボーナスあったから一応狙ってはいたものの無理して取らず、むしろExtra Turn狙いで。いやーアレ強いわ。

コツとしては上家が親の時にExtra Turnを取るだけなので、意外と簡単。黄色の隣接ボーナスあれば尚良しって感じ。特にLivingで広い割に1点しかない建物はFood隣接で4点入ったりするんで、3つ繋げて12点、さらにRe-Scoreingで12点と超オイシイ感じに。

プレイ時間90分ってなってるけど、概ね値付けで時間掛かるんで120分程度見なけりゃならん点と、かなり場所を取るのが欠点だけど、プレイ感はそれほど重苦しくないんで割と初心者でもやれそうな気はする。

で、もう一つの欠点としては、勝ちを目指すと最終形が美しくない所だなーと今までは感じてたんだけど、よくよく考えてみれば『ノイシュヴァンシュタイン城』って「狂王ルードヴィッヒⅡ世」の城なんで、むしろ狂気に満ちたような城の造りの方が相応しいとイメージさせれば案外クリア出来そうな気がしてきた。

そもそも城なのにも関わらず建築士ではなく画家に設計させたり、総石造りではなく鉄骨製だったり、城にあるべき聖堂や墓地が無く、代わりと言っては何だけど戯曲『タンホイザー』をリスペクトして「ヴィーナスの洞窟」を作ったり (西洋の城に地下室はまず無い) 、正に「狂王」に相応しい城だし。まぁノイシュヴァンシュタイン城自体は「西洋で最も美しい城」と呼ばれる城ですし、バイエルンガラス (『グラスロード』から産出されるガラス) をこよなく愛し、 巨匠ワーグナーパトロンでもあったことから「美の庇護者」とも呼ばれるルードヴィッヒⅡ世なんで、形を美しくしたいってな方向もアリだとは思いますがー。

 

『ニムト / 6 Nimmt!』

2-10 players, BGG best 5-6 players.

同面子+ネイトさん、たまに来る女性他4人。2戦目はネイトさんの代わりにイナさん。

調べてみたらその人と会うの151219以来なんで5ヶ月ぶりか。

やっぱ10人ニムトはあのカオスっぷりが楽しいわ。ある程度計算できる時はあるんだけど、2列3列と埋まったら完全に運ゲーw 一回4列埋まった事もあったし。

1戦目は33,38,39,41,42,48,56と真ん中に集中して選択肢が無く、一応頑張って抵抗したものの2回引取り。1を出すタイミングを最後まで遅らせたら2を持ってたルパンさんがごっつあんパーフェクト。2戦目も割と似たような感じで2回引取り。

 

『コードネーム / Codenames』

2-8 players, BGG best 6,8 players.

同面子。初プレイ。『キャットアンドチョコレート 学園編 / Cat & Chocolate:Blooming Days』のカードを流用。

チームは俺ルパンさんイナさんタニさん女性という偏りっぷり。いつもの面子が固まればそりゃ勝てるでしょうよw

でまぁゲーム的に面白かったかと言われると個人的には疑問符。

例えばイナさんが「跨る、2つ」というヒントで原付、跳び箱の2つを当てさせたのは上手いなーと思った反面、こういう状況になると合議する意味がほぼ無くなっちゃう。逆に下手なヒントでもやはり合議でちゃんとした答えが出る訳でもなく。そして協力ゲーなので奉行問題はしっかり付いて回る。親をやればそれなりに面白いのかもしれないけども...

ひょっとしたらカードの流用も『ディクシット / Dixit』や『ミステリウム / Mysterium』のカードを流用した方が良いような悪いような。

 

『私の世界の見方 / Wie ich die Welt sehe...』

3-9 players, BGG best 6-8 players.

同面子。

良いゲームなんだけど、さすがに慣れちゃったかなぁ。特にアレカードは見たことないカードってほぼ無いだろうし。

そーいやコレのアレンジ思いついたんで一度は試してみたい。イベント用に。

 

パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』

2-4 players, BGG Best 4 players.

ルパンさんイナさんタニさん。

先月やるつもりだったんだけど俺の怪我で先送りになって今回4月分。

指令カードに「エピデミック2回目になったらめくれ」という文章が出てきて嫌な予感を漂わせまくり。実際めくると予想を上回る非常にイヤーンなイベントで想像するだけで嫌な光景が。

ストーリーってのは何かを煽ったり、人に何かの気分を与えないとダメだとは思うんですけど。

『若木先生と好き過ぎて語る何か』 (同人誌) p15 

 正にコレ。どう考えても人を不快にさせるようなイベントなんですが、それが面白いんですよねぇ。

序盤から比較的アジアの赤いカード (ウイルス的には赤痢だっけか) が多く出てくる状況で、それでも無理矢理根絶したことで何とか後手に回らずに済み、3回アウトブレイクしたもののイベントカードを駆使したおかげで2ターンを残して世界は平和に。

前回作戦エキスパートに能力加えたことと軍事基地を適切な場所に建てたこと、ピシャリなイベントカードを引いたこと、最後に1手足らないと思ってた所にイナさんが「シカゴに移動してシカゴカード渡せばイケル」と気づいたこと。どれが欠けても今回平和にならんかったと思う。これで次回はイベントカードが2枚しかないという状況に。まー間違いなく来月は人類滅亡するだろうねぇ...

今まで以上にギリギリな展開、何よりも意外性のあるイベントで今までで一番面白いゲームでしたとさ。こりゃハマ人が多いのも分かる。

ただまーミープルに置けるゲームじゃないのよね (苦笑)