やったゲームは
- 『ディセプション / Deception: Murder in Hong Kong』
- 『アウグストゥス / Augustus』
- 『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』
- 『グラスロード / Glass Road』
- 『テラ~私たちの地球 / Terra』
- 『マギ vs. ドラゴン / Zauberschwert & Drachenei』
- 『ドミニオン / Dominion』
参照ブログ
Lupin's Weblog : 単なる酔っ払いの戯言
日曜もボドゲ@カフェミープル・87回目
『ディセプション / Deception: Murder in Hong Kong』
4-12 players.
ルパンさんイナさんと、3回目くらいのお客さん*2。
画像引用元: Lupin's Weblog
死因カード4枚、証拠カード4枚を自分の前に並べ、プレイヤーのうちの1人が自分のカードから一組選び、他の1人が司会進行役となって何種類かのボードからヒントを出し、残りのプレイヤーがその組み合わせを当てたら勝ち、当てられなかったら一組選んだプレイヤーが勝ちという、正体隠匿推理ゲー。6人プレイだったので残りの3人のプレイヤーから組み合わせを考えるんで、確率的には4*4*3=48通りから絞り込むという事にはなる。隠匿してるプレイヤーはいかにミスリードさせるかと考える。
答えは「赤ワイン」と「押す手」で、場所ヒントとしてピシャリ「酒場」があったんだけど、進行役の人は「酒場」で「押す手」というストーリーを思いつかなかったとかで場所を「ホテル」にしてしまう。
...うん、そりゃ分からんわw 真っ先に「ホテル」を選んでたから「赤ワインだけはないわ」と思っちまったもの。おかげで俺の「招待状」が疑われるも、他のヒントの「見知らぬ人」でチンプンカンプンという混乱っぷり。招待状なら知人に送るしねぇ。
「酒場」を選んでたら、場にあるカードで関連するのは俺の「ワイン」とイナさんの「赤ワイン」しかなく、他の2人は1/8の確率で、俺は1/4の確率で当てれたのにねぇ。デジタルな発想だと「どれだけ選択肢を削って確率を上げるか?」という話になるのだけども、文系的な発想だと「辻褄が合うストーリーをどう生み出すか?」って事になるんだな。
個人的には漫画批評のブログ割と長い間やってて、作者の意図がいかに読者に伝わらないか (もちろん自分を含めて) 、読者が作者の意図をいかに勘違いして読み取ってるか、自分が読み取れた場合でも他の読者のうちどれだけの割合で読み取れてないかが痛いほど分かるので、ゲームに勝つ為には選択肢削る方法が最善なんだろうなぁとは思う。ただまーゲームをどう楽しむかは人それぞれだし、難しいからこそ意図が伝わった時には楽しいゲームではあるだろうけども。
「もっかいやりますか?」って言われたけど、個人的にはコレやるなら『クルード / CLUE』やるわなぁと思って拒否。それよりは軽めなのはウリではあると思う。あとまー司会進行役が必要なゲームも個人的にはちょっとねぇ。少なくとも司会進行役はプレイ経験者に任せるべきだったか。
『アウグストゥス』
2-6 players, BGG Best 3-4 players.
同面子でプレイしようとインストしてた所に颯爽とタニさん登場。
スタート時の手札、ダブルダガーもシールドも無し。どうしろとw
しかもその中でも軽いのが「チャリオット1カタパルト3→カタパルト2置ける」*2「チャリオット3カタパルト1→チャリオット2置ける」とかフザケンナw 2種類しかねー。
諦め半分でこの3枚キープしたら、一応2枚までは上手くコンボ嵌った上にミープル2人貰えるパネル取れてこれはラッキー。
序盤はパネル枚数でいい勝負してたものの、タニさんに狙っていた5枚目を取られ、直後にパネル2枚破壊され、一発逆転を狙ってオレンジ属州*6のパネル2枚取るも、どちらも完成できずに4位くらい。うーんやっぱこのゲーム軽いが正義とは言わないまでも、ある程度その傾向はあるよねぇ。
『パンデミック:レガシー シーズン1 / Pandemic Regacy : season 1』
2-4 players, BGG Best 4 players.
現在BGGランキング1位に躍り出ているパンデミックの新バージョン。単体で遊べます。
あの協力ゲームの傑作にRPG的要素が加わってさらに面白く!
...というのはちゃんと『パンデミック』が解けるプレイヤーが集まってできる事であって (苦笑)
一応俺もイナさんも持ってはいるんだけど、俺は2回しかやった事ねーし1回大学の連れとやった時はルール間違ってた上にエピデミック4枚でもギリだったんで、ほぼ初心者。
イナさんにインストしてもらったんだけど、基本ルールの説明する時点で色々抜け落ちている所があって、割とあたふたした感じ。
スタート時に黄色4枚あって、それを受け渡して速攻でワクチン作り、快調快調と思ったのもつかの間、最初のエピデミック発生。そしてアウトブレイク。
その2手番後、またもやエピデミック。そしてアウト(ry
あーもう黒置けなくなったやーと代わりに何置きましょうか?と協議してるとネイトさんから「それって人類滅亡してね?」とツッコミ。
...う、うん。そ、そうだねw
気を取り直して2回目。今度はまずアウトブレイクしないようにと慎重にウイルスを除去していく。
しかし2回目のエピデミックでパリとリマとがピンチ。俺はパリの除去を進言したものの、ルパンさんがリマ→ケープタウン→どこかの3ウイルス除去3都市を推し、そちらを選択。
ライブラリーのトップ6枚を見たらパリもリマもあり、パリ除去なら生き残ってる可能性微レ存でしたとさ。まぁ恐らく次のアウトブレイクでどのみち人類滅亡してたけども。
という事で世界線は変わりませんでした。
というか、実質ノーマルの『パンデミック』2戦やったのとほとんど変わらんぞ(苦笑)
いっぺんノーマルで練習した方がいいのかもねぇ。ほぼレベルが変わらない人間でやるってのは『奉行問題』を引き起こす可能性が非常に高いこのゲームにとっては良い事だし、あとまーこの面子だと気が置けないのが凄くいいわ。
『グラスロード / Glass Road』
いつものように後回し。
『テラ~私たちの地球 / Terra』
2-6 players.
ルパンさんイナさんタニさんモリタさんと3回目のうちの1人と、何回か見てる人。
本来なら6人までだけど、「別にコマありゃ増やしても全然問題ねーし」という事でルパンさんのコマはミープルで代用。
何故かこのゲーム、割と出るのなぁ。
やってる事は『ファウナ / Fauna』とほぼ同じでネタが違うだけなんだけど、地域1のカードが多く出た分、ゲーマー的な「海に置いて隣接狙い」といったことがかなりやり難かった。引いた瞬間場所がどこか大体分かるカードも結構あって、意外性に乏しいのも辛いところ。
感想としては前回同様。「ヴァイキングの侵攻地域」みたいな複数地域あるお題だと何だかんだ言って面白いんだけどねぇ。『ファウナ』でも絵の情報から何を読み解くか?みたいな視点があった事は確かだけど、「人類が移動させた最も重い岩」ってお題で、その岩に掘ってある文字が何となくキリル文字っぽいなーと「ウラル」選ぶってのはさすがにちょっと違うよなぁと。
まぁそんな事やったの俺なんですがねw
あとまー個人的に円卓Pに激似と俺の中で話題のモリタさんは、かなりヘビーゲーマーな人っぽいので、もうちょっと骨のあるゲームをこの人とプレイしたかったなーってのはある。この人も一緒にプレイしてて気持ちいい。
『マギ vs. ドラゴン / Zauberschwert & Drachenei』
2-4 players.
イナさんタニさんと、ちょくちょく見るお客さんと。その人の持ち込み。
初版は2003年。それを突如この時期に権利取って日本語版出したSNEの謎。たぶんこのゲーム好きな人が半分趣味で...?
ゲームシステムとかは全然違うのだろうけど、何となく『モンスターメーカー』的なクラシカルなファンタジーRPGテイストのカードゲームっぽい感じ。
モンスターを倒すにはマナが必要で、1人で倒すと得られる報酬は独り占めだが2人が競合するとマナの量で競りで勝たなければならず、2人で倒すとマナは半分だが報酬も分割。そして若干端数を切り捨てられる感じ。
1R回った段階では明らかに出遅れた感あったんだけど、「とりあえずカード引いとけば何とかなんねーかなー」と、倒したらカード引けるモンスターに狙いを定め、モンスター倒したら追加で報酬が得られるアイテムカードの効果を改めて見て「とりあえずトリガー引きまくったらいいんじゃね?」と、独り占めは狙わず競られた時もほぼオリてく感じで、とにかく倒す回数を増やすプレイ。するといつの間にかトップに立ち、最終的には30点くらい、2位が25点くらいなので結構離れたトップ。
『インペリアルセトラーズ』もそうだけど、この手の「トリガー引くと良い事ある」系のゲームでは初見で割と勝つなw
インスト込みで45分くらいと、そこそこお手軽、選択肢も多くないのでダウンタイムは少なく悪くない感じ。ただまーあんまりジレンマも無いんで、積極的にやりたいとまでは思わないかなぁ。なんかこー、強い敵が現れること予想してマナ確保しとく感じなんで、どうにかアイテムやらをやりくりして強い敵を倒すような達成感が皆無なのよねぇ。
まぁ勝てたのはトリガー引くのに気づいた事もあるけど、カード引きまくってたらドラゴンスレイヤーが勝手に揃ってたってのもある。普通は1枚で倒したら1マナか1点効率なのに、アレは2枚で倒したら3マナ出るんで揃えば実質効果が1.5倍。そりゃ強いわ。
『ドミニオン / Dominion』
2-4 players, BGG best 3 players.
タニさんがまだやった事ないというので、それならばと。当然基本の組み合わせで。
いつもの「村」「鍛冶屋」コンボでぐるぐる回して「市場」で繋ぎ、ってのはいつも通りだけど、試しに「鉱山」ひとつまみしてみたら思いの外働いてくれた。
まぁ楽しいつったら楽しいんだけど、基本の組み合わせだとインタラクションが「民兵」しか無いのでソロプレイ感が強くてねぇ。もちろん影響与えるカード入れたらちゃんと面白いんだけど、初プレイの人相手ではこのくらいのインタラクションが適正だというのも分かる。で、ミープルだと大抵誰かにインストする必要があるんで、基本の組み合わせでやることがほとんどなんよねぇ。それ以外でプレイしたのたぶん1回しかない。
仲間内でやるか、ある程度ゲーマーが集まった時にやるには面白いゲームなんだろうけど、ミープルの環境にはフィットしないなーと改めて。まぁ初プレイの人を前に「村」「鍛冶屋」ぶん回すのもどうかという話はさておき。